2025年4月30日水曜日

花だより 領収書の書き順とセルフレジ エゾムラサキツツジ 勿忘草

 

         エゾムラサキツツジ 4月23日

 花壇用の土と肥料を買って、「領収書をお願いします」と言うと、レジの20代前半の店員さんが、領収書を書き始めました。見ていると、下から上、右から左、信じられない書き順に愕然としました。でも、その店員を責めるつもりはありません。きっと小学生のとき、きちんと教わらなかったんだろう。私の教え子にもこんな書き順をする子がいるかもしれないなあ~。と思いながら、「ありがとう」と言って受け取りました。
 日本は漢字文化です。一説には複雑な漢字を使うことで日本人の知能程度が高いとも言われています。
 漢字には一字一字意味があり、文字が芸術にもなります。ですから漢字はただの記号とは違います。書き順(筆順)は、書道で行われているものと学校で教えられているものとが違う場合があります。要は筆の運びがスムーズであり、字の形の整えやすい書き順であればよいとされています。しかし、大原則があって、「上から下へ、左から右へ」くらいは最低守って書いてほしいものです。また、学校できちんと教えなければならないことです。
「読めればいい」では困ります。
「学問に王道なし」という言葉があります。学問に手っ取り早い方法はない。地道な繰り返しである。という意味だそうです。脳の発達からして、技能の感覚とか徹底的な習熟のための反復練習を好んでやるのは8歳くらいまでです。ですから、算数の「九九」は反復練習が得意な2年生の学習になっているのです。 
 ところがこれは10年前の話です。領収書は手書きではありません。ポンと押すと出てきて、最後にポンと判子(印)を押すだけです。日本人の知能水準はどうなるのでしょうか?

2025年4月29日火曜日

花だより 4歳児になると スイトピー 藤

 


 4歳児になると手や指先の動きがスムーズになり、細かい作業ができるようになります。指先を動かすことで脳の働きが活性化されます。そこで4歳児では、折り紙やハサミを使った活動(遊び)を意識して取り入れています。
▶週2回、折り紙やハサミを使った活動(遊び)をします。ボタンやファスナーも子どもにさせて、もう手伝いません。鉛筆で図形や線をかく運筆の練習もします。
▶運動機能や理解力といった面でも向上していく時期です。転がしドッジボールなどを始めます。
▶記憶力を高める。色や形の識別能力を高めるのに最適な「万国旗」を覚える。今年度後半には「国旗かるた」を楽しめるようにします。
 老人ホームでも指先を使うようにしています。ピアニストは皆さん長生きだそうです。手先指先を使う折り紙や刺しゅうなどは、脳を活性化して、ボケ防止にもなるようです。パソコンを打つこともボケ防止になるか?それはまだ分かりませんが、私も4歳児に負けないように頑張ります。

             4月28日 訓子府から見る大雪山

2025年4月28日月曜日

花だより ウェルビーイング=自己肯定感 ライラック 玉ねぎの移植

 



  研修テーマは「 自己肯定感を育む」になりました。今流行りの「ウェルビーイング」に必要なのは幼児期から、「自己肯定感」を育むことなのです。
 子どもの自己肯定感は3歳、7歳、10歳で大きく変化する可能性があるため、各発達段階に合わせて適切な接し方が必要です。
 子どもの自己肯定感を高めるためには、ありのままの姿を認め、頑張ったことを褒め、成長を認めてあげることが大切です。また、子どもに意見を聞いたり、選択してもらう機会を設けることで、自己肯定感を育むことができます。
*言うのは簡単です、それが難しいのです。
肯定的な言葉かけ:「よく頑張ったね」「あなたの頑張りが素敵だね」など、子どもの行動や努力を具体的に褒める言葉かけを心がけましょう。失敗したときには、「大丈夫、次頑張ろう」と前向きな言葉をかけ、ありのままの姿を受け入れる。
*頑張ったときより、そうでないことの方が多く、つい「何やっての!」と言ってしまう。
成長の機会:自然や文化に触れる機会を増やし、新しいことに挑戦する機会を与える。子どもが興味を持つことを探り、それをサポートすることで成長の喜びを感じることができる。
*それをするなら先生をあと3人は増やしてほしいと思ってしまいます。
意見を聞く:子どもの意見を聞き、それを尊重する姿勢を大切にする。子どもに意見を求め、選ばせる機会を設けることで、自己肯定感を高めることができる。
*「園長せんせ~」と数人が寄って来て、それぞれ好き勝手なことを言います。「わかった、わかった、また後でね…。」とその場を逃げます。
成功体験を積む:子どもにできることを増やし、達成感を感じられる機会を増やす。些細なことでも、子どもが「できた!」と思えるようにサポートすることで、自己肯定感を高めることができる。
*「こうすれば、もっと、できるんじゃないの?」とつい言うのは先生の悪いところ。
他者との関わり:友人関係や学校外の活動で、心理的安全な環境で様々なことに挑戦する機会を与える。子どもが他者と関わる中で、自己肯定感を高めることができる。
*それは、家庭でやってほしい!
比較はしない:他の子と比較したり、子どもを否定するような発言は避ける。
*「比較するな」と言うけれど、比較することでわかることがたくさんある。
無理強いしない:子どもに無理強いして、何かをさせようとすると、自己肯定感を傷つける可能性がある。
*常に、「やればできる!」と言ってしまう。
親自身も自己肯定感を高める:親自身の自己肯定感が高いと、子どもにもその影響が伝わるため、自己肯定感を高めるための努力も大切です。
*そもそも自己肯定感の高い人はそんなにいない。
             玉ねぎの苗の移植始まる 4月26日



       

2025年4月27日日曜日

花だより この仕事をしている人は誰? ニリンソウ ケマンソウ

 

 
 
 学校でこの仕事をしているのは誰?
1 早めに出勤し、校舎内外を注意して一巡し、校舎の異常の有無・安全を確認する。
  校舎巡視は、子どもたちが安全に楽しく学び、集団で生活できるようにするためです。
2 巡視中に登校してきた子どもには、先に挨拶をし会話を通して健康状態を把握する。
3 廊下や教室、トイレ、特別教室などの「落書き」「掲示物の状態」「はがれや傷みの具
  合」をつぶさにチェックし、担任や担当に指示し、環境の整備に努めています。
4 掲示物は、季節や時期、場所など、言語環境の整備と大きな関係があり、ないがしろに 
してはいけないのです。
5 画鋲は四隅を止め、その際、後で抜きやすいようにやや斜めに刺す。細かな目配りがな
ければ校舎内外の美化は保持できない。教室や廊下の掲示物に目を配らせています。
6 職員朝会時に出勤状況を的確に把握し、「滑り込み」がいる場合は、余裕のある生活行
動を促し、通勤等の交通事故防止を図ります。
7 出勤簿を常に点検し、押印漏れの職員を指導し「当たり前のことを当たり前にできる職場づくり」に努めています。
8 職員一人一人と「心のこもった挨拶」をするように努め実行しています。
9 職員の顔色、身のこなし方などから健康状態を把握しています。
10 職員朝会前に校長と打ち合わせをし、的確な情報を伝えています。(「報・連・相」の率先垂範)

2025年4月26日土曜日

花だより 論理的説得力と校長の品性 オダマキ サクラソウ

 

 
 論理的説得力と校長の品性
 新しい学校に赴任した校長先生、1カ月経ちますが、学校改革に取り組んでいますか?
学力向上には、教職員に校長の経営方針を理解させ、参画意識(危機意識、意欲)を高めることが肝要です。
 “なるほど”と倫理的に説明することで教職員を納得させる」ことです。教職員に参画意欲を促すとは、「よし、この校長に付いていこう!」と思わせることですが、先輩校長や管内で実績をあげている校長をみると、教職員にそう思わせるのは、論理的説得力だけではなく+αが必要ではないかと思います。
 校長としての使命感と品性(誇り)斯かる校長は良校長なり
①人格の修養に励み、確固たる信念を有するもの 
②寛弘にして、よく人の意見を容れ、又よく自己の意見を発表すべし 
③部下職員の美点特徴は之を賞揚発揮せしめ、其の欠点に対しては自ら責任を負うべし
 これは大正時代の校長像です。
 どのような職員であれ、自分の部下職員であるという慈しみや教職員の思いや願いを受け止める度量も大切だということ。そして、優れた校長の大前提として、校長と教職員との信頼関係の確立のために不断の努力を積み重ねることです。
 「校長が変われば、学校は変わる」
 校長会長のとき、校長会は、職能向上を目的とする団体である。校長一人一人が、教育への強い使命感のもと、学校を取り巻く諸課題に積極的に取り組んでいく決意を持つことが肝要である。オホーツクの学力の低迷は、“校長がしっかりしていないからだ!” 
 校長会に向けられたものとして強く受け止めました。

2025年4月25日金曜日

花だより 改革の覚悟 ヤマツツジ 藤

    

  改革の覚悟
 ICTの活用、少人数指導、教科横断的な学習、教員の業務軽減による行事の見直しなど学校が大きく変わるとき、保護者や関係機関から、かなりの反発があることが予想されます。「子どもたちのために“やる”」となれば、その矢面に立つ覚悟で、責任は全て校長が持つ覚悟でやらなければなりません。しかし、校長が代わったときがチャンスです。
 “同じ忙しいのなら、やりがいのある仕事をしたい。”と思う教師は多いはずです。
 学校改革は、先生方を信頼しているからこそできることです。力のない学校では、思い切った改革はできません。
 今、学校は大きく舵を切ろうとしています。それを支えるのは教師です。正に「教師力」が今問われています。結局のところ、義務教育の在り方を支えているのは教師であり、「教師こそ原動力」なのです。しかし、現実には、「何でも学校主義」は、教師の肩に全てかかり、その職務の範囲、量、責任の重さ等に青色吐息という状況です。確かに、新しい時代の義務教育の未来を背負っていくには、その質の向上は不可欠であり、教師自身が努力しなければならないことです。また他方で、この教師の現状、暗雲(働き方改革)をどう取り払うかにもう一つの大きな課題です。その課題解決のために教育課程を根本的に見直す英断を下すことが校長に求められています。

2025年4月24日木曜日

花だより 「弱い人を守りなさい」と教えるのは誰? ヤマブキ サクラソウ

       

「弱い人を守りなさい」と教えるのは誰?
 春になって自転車が増えた。最近はヘルメットをかぶるようになったが、高校生はあまり見かけない。
 人の間をすり抜けるようにして歩道を猛スピードで走っていく自転車。高校生とおぼしき男子が、うしろに人を乗せて風のように走って行った。危険極まりない行為だ。「自転車の乗り方が悪い。学校では何を教えているのだ!」と電話をかけてくる人がいる。
でも、これは間違いだ。ルールを教えるのは学校かもしれないが、その土台になっている「弱い人を守る」という気持ちを教えるのは家庭である。親が子どもにその気持ちを教えていなければ、いくら交通ルールを教えても事故は防げない。
 自転車の乗り方だけでなく、おりにふれて子どもを諭し、弱い人を守ろうという気持ちを育てていく必要があるのです。お年寄りが横断歩道を渡ろうとしているとき、赤ちゃんを抱いたお母さんを見かけたとき、保育園児が遊んでいるとき、いろいろな場面で子どもに伝えることです。しかし、どんな場面でも必ずこうしなければならないというルールはない。だからいくらルールを教えても優しさは育たない。ルールや規則は何のためにあるのか? 親が分かっていないから、子どもに指導できないのかもしれない。
 

2025年4月23日水曜日

花だより ところで基本的な生活習慣とは? ツツジ 山ツツジ

       

  基本的な生活習慣を身に着ける  ところで基本的な生活習慣とは?
 分かっていそうで、本当に分かっていますか?
  これができている子は勉強ができます。新学期がスタートする今、身につけておきたいことです。
◎基本的な生活習慣とは? 
 ・安全に気をつける
 ・時間を守る
 ・物を大切にする
 ・あいさつがきちんとできる
 ・規則正しい生活をする
 ・人の話をきちんと聞く
 ・自分のことは自分でできること
 ◎正しい生活リズムとは、早寝早起き(睡眠をしっかりとる)をして、朝食をきちんと食べることです。夜遅くまでゲームをして、昼夜逆転の子が増えています。生活リズムを整えるのは、親の役目です。
 *居酒屋で夕飯を食べる家族*
 深夜営業の店で夜遅くお弁当を買っている親子連れを見かけるとちょっと心配になります。 服装や身だしなみに気をつけてあげるのも親の責任です。教育は、家庭と学校の共同作業です。
 【教育=家庭教育+学校教育】


2025年4月22日火曜日

花だより 家庭よ、汝は道徳上の学校なり モクレン 大雪山

 


 近代教育の父ペスタロッチは、「家庭よ、汝は道徳上の学校なり」と述べ、ロレンスは「子どもは父や母に結び付けていた絆は決して切れることはないが、それはゆるむ」と述べています。
●今、家庭教育についてさまざまな批判が出ています
・保護過剰のため「親離れ、子離れ」ができず、他者への思いやりの心が育っていない。
・基本的行動様式(しつけ)ができていない。
・放任主義で子どもの恣意的な生活を見過ごしている。
・学校をはじめ学習塾や習い事など「教育の委託化」が安易に行われている。
・核家族化し、子どもたちは、生命や伝統等についての日常的な感覚を持つ機会が少ない。などなど

◎反対に、保護者から学校教育に対する批判もあります。(NHK調査)
・教育者として熱血先生が少なくなった。 
・サラリーマン化した無気力な教師が多い。
・教師の質が低下している。 
・安易な体罰で指導する教師がいる。

 など教師に対するかなり厳しい批判があります。これは学校や教師に対する期待が大きいことからくる不満ともいえます。しかし、子どもたちに影響を及ぼしているのは事実です。
 問題行動を起こす子のほとんどは家庭環境に問題がある場合が多いのは確かです。しかし、問題行動が起きた場合、責任を互いになすりあっていても解決しません。
「それは家庭の問題だろう!そこまで学校や担任が背負うのか?」と思うことはしばしばあります。しかし、教育のプロが「指導を放棄したのか」と批判されるのはとても残念です。
 保護者や諸機関と連携して問題を解決しようということを誠実に行っていくしかありません。

                               大雪山連峰 4月19日 訓子府から

2025年4月21日月曜日

花だより 家庭訪問の疑問? ハナビシソウ

 

   家庭訪問がなくなった理由
 「家庭訪問の疑問?」 保護者達は、ネットにこんなことを書き込んでいます。
 「家庭の様子を見る」ことが目的のようですが、でも最近の先生は家の中まで上がりません。玄関で親と二人で話して終わりです。これでは家の様子も普段の遊びもわからないと思います。上がらせて下さいとも言われず、先生はマンションの狭い玄関をご覧になっただけです。家がどこにあるかは地図でわかります。玄関がきれいかどうかで家庭環境はわからないと思います。
 家庭訪問の目的は何ですか?
 授業を短縮して、わざわざ先生が歩き回って子どもの家の玄関を見ることに一体どんな価値があるのでしょうか?
 玄関先でもどういう家庭環境か、先生はわかる?
 特別におかしくないかどうかだけを見るのではないでしょうか。玄関がきれいとか汚い位だと、一般家庭の範疇だと思います。ところが先生も沢山の家庭を見ていますから、普通の範疇を逸脱しているかどうかは、なんとなく解るのです。なんか雰囲気?などで、わかるところもあるのではと思っています。
 虐待とかネグレクトとかは、家に行かなければ解らないことが、行ったことで判明することもあると思います。また、親と短時間とはいえ、一対一で話すと子どもや教育に関する考え方が、この家は変わっていると感じるのではないでしょうか?
 2024年度1年間で「全国PTA退会100万人」(4月20日の読売新聞)
 家庭訪問もなくなり、PTAもなくなり、学校と家庭の距離は、遠ざかるばかりです。
 せめて参観日くらいは来てほしいものです。
女満別湖畔に水芭蕉が咲きました。


2025年4月20日日曜日

花だより オホーツクの中核都市 北見市が危ない! 矢車菊 キリシマツツジ

       

 北見の財政が厳しい
 70歳以上のバス券が値上がりになる?パークゴルフ場が閉鎖になる。ゴミ袋が値上がりする?夕張のようになるのか?
 オホーツクの中核都市、文化、商業の中心、総合病院やイオンは北見にしかない。20年前に近隣の常呂、端野、留辺蘂と合併して、広さは東京都とほぼ同じ、そんな北見の財政が大変な状況なのか?市民は知らなかった。
 毎朝通勤時に聞いている「話題のアンテナ日本全国8時です」(TBSラジオ)「今日は、北見市の財政危機を取り上げます」と聞いて驚いた。全国ネットで北見が取り上げられるのは、カーリングのロコソラーレ以来だ。
 人口減が原因ではなく、合併債で箱モノを建てたのが原因だという。確かに市庁舎、中央図書館など、立派な公共施設が次々と建った。公共施設の数は、旭川市に相当するらしいが税収が違う。北見市は、合併して広くなったが人口は10万人ちょっとだ。ライフラインを含め、そうした公共施設の維持管理費がかさむ。市会計年度任用職員が大幅に解雇され、市長さんの報酬もカットされた。頼みは「ふるさと納税」(常呂の水産物)だという。
 番組のコメンテーターは、「財政難の自治体にしては、市庁舎も図書館が立派すぎる」と言った。しかし、旧庁舎も図書館も古くて見すぼらしい建物だったのを知っているのは地元の人だけだ。東京でHPでしか見ていない人にとやかく言われたくない。
 ただ合併後、「あれしてほしい、これもあったらいい、合併してもうちの町には何の恩恵もない」住民の要望は後を絶たなかった。市町村合併で行政の効率化を図り、財政基盤が強化されるはずだった。「合併なんかやらない方がよかった」と言うのは、ふるさと納税で儲かるはずだったカーリング発祥地、水産業が盛んな常呂自治区の住民だ。
 北見はオホーツクの中核都市なのだ。住民も含めてしっかりしてほしい。


2025年4月19日土曜日

花だより 人は 人によって 人となる マーガレット

 


 新人教員研修会で「牧野先生、ぼくのこと覚えていますか?担任してもらったことはなかったのですが、『君は、先生になったらいい。向いているぞ!』と言われたのがきっかけで先生になりました。」と突然言われて「あ~!あのときの○○くんか?」
 “あらためて 人は 人によって 人となる” 
 子どもは、「その時、その場で出逢った人の姿」によって様々な影響を受けるものです。「学校という場」は、教員・事務職員をはじめ給食調理員・用務員・事務補さんなど多くの人との出逢いの場です。「あの時の、あの人のひと言」が、その後の自分の生き方に影響を与えているという実感は数多くあります。
 料理家の星澤幸子さんは、中学校の家庭科の先生から「あなた包丁の使い方上手ね」と褒められたことが料理の道に進むきっかけになったそうです。プロスポーツ選手や音楽家などになった人には、こんな話はたくさんあります。
 生徒指導や保護者対応で大変な毎日ですが、教師は、子どもに夢と希望を与えるのです。頑張りましょう!

訓子府から見る大雪山

2025年4月18日金曜日

花だより 女子高生の「おはよう」 ヤマブキソウ

 


「あいさつで人を大切に」 
 毎朝、通勤途中にすれ違う女子高生がいます。
 先日、その子から「おはようございます。」と声をかけられました。突然のことでビックリして、「えっ?あっ!…。おはよう!」と言ったときは、もう過ぎ去っていました。
 知らない人に“あいさつ”をするのは、とても勇気のいることです。学校では、“あいさつで人を大切に”と言っておきながら、私から先に「おはよう」と声をかける勇気はありません。それこそ不審者と間違えられそうです。
 その日は、朝からとてもいい気持ちになりました。“あいさつで人を大切に”改めて女子高生から教わりました。
 朝からいい気持ちで歩いていると道ばたにクロッカスが咲いていました。
「花は美しい それがわかる心が美しい」「きれいな花が咲きました 見えない根っこのおかげです」という言葉もあります。花の美しさを醸し出す自然の安らぎを感じたいものです。園庭の桜は、GWに見ごろを迎えそうです。チューリップのつぼみも大きくなっています。オホーツクも花の季節を迎えました。
フキノトウは天ぷらにすることが多いが、それよりも味噌和えが美味い!!


2025年4月17日木曜日

花だより そうじのひみつ フクジュソウ

 


  そうじのひみつ
 用務員さんが新しい人になりました。「私はずっと営業の仕事をしてきた人間なので、用務員としての技術は持ち合わせてはいないけれど、自分にできることは掃除だと思って一生懸命やらせてもらっています。」と歓迎会で挨拶されました。
「どうしてそうじをするのか?」
 掃除には、大きく分けて3つの理由があります。①気持ちよく過ごすため ②物を長く使うため ③健康に過ごすためです。
 「子どもたちが気持ちよく勉強できるようにしてあげたいもね。」用務員さんの口癖です。
 職員室や校長室は、事務補さんが掃除をしてくれます。学校の環境整備は、事務職員が、一手に引き受けてやってくれていますが、校舎も年数が経つと雨漏りなど、いたるところで修繕が必要になってきます。
 教育委員会の施設課の方が校舎の様子を見に来ました。一緒に屋上にあがり屋根の状態を確認しましたが、あちこちに劣化してさびが浮いていました。一見きれいな校舎に見えますが、「こりゃあ、大変だ!」と担当者が頭を抱えていました。
 PTA役員会でもこのことが話題になり、「PTAとしても協力したい。」と言っていただきました。私たちや子どもたちにできることは、“あとかたづけで物を大切に” 掃除やあとかたづけをきちんとすることです。



2025年4月16日水曜日

花だより 保護者とうまくやっていくために オオバナノエンレイソウ



 保護者とうまくやっていくために       
 「モンスターペアレント」という言葉が登場して、もう20年になりました。子どもと教師と保護者は、本来「三本の矢」でした。ところが時代の変化で、矢じりの先が学校に向かうようになってきました。
 世の中の二極化が進み、ゆとりのある家庭とそうでない家庭に分かれてきました。保護者会に来る家庭と来ない家庭がはっきりとしています。
 問題は保護者会に来ない家庭です。「何だ!あの家庭は?」と「批判」する前にまず、「保護者も大変なんだ」と思える優しさが教師には必要です。
 保護者会に欠席した家庭には、資料を渡すだけでなく、電話を入れることです。
「今日、お子さんに保護者会の資料をお渡ししましたので、もしわからないことがありましたら、遠慮なくいつでも連絡ください。」と伝えることです。人は最終的には「情」で動くものです。(「理で説き、法で押さえ、情で動かす」)こうした配慮なくして批判はできません。
 また、保護者の中には、深い悩みの一つや二つ抱えている方がいます。ですから、面談では、保護者自身の「困っていること」にも耳を傾けることが必要です。そして、悩みを共有した後は、保護者を「ほめる」ことで終わることです。子どもより大人の方が、ほめられることに対していい意味で「不慣れ」なので、効果は「てきめん」です。
 とどめは、保護者を「お母さん(お父さん)」と呼ばないことです。苗字で呼ぶためには、「注意力」がないとできません。大変ですが、小学校は6年間、中学校は3年間あるので、顔を一度覚えてしまうと人間関係の大きな財産となります。つい「お母さん」と言ってしまいがちですが、保護者は、教師のお母さんやお父さんではありません。その誤解が誤解を呼ぶことになります。「お母さん」と呼ぶのは、学校現場くらいです。お母さんと呼ぶことをまず止めることです。 

2025年4月15日火曜日

花だより 親は子どもと共に成長する シャガ クロッカス

 



 親は子どもと共に成長する 
  “子どもが生まれて親になるのではなく、子どもの成長に合わせて親としても成長する。”と言われています。子どもが小学校に入学するということは、親も小学校のPTとなり、親としての勉強が始まるということです。
 こども園に通っていた時は毎日のように園の先生と会って話をすることができました。小学校に入ると、その機会はずっと減ってしまいます。参観日、学級懇談、運動会や学芸会などの学校行事などで学校に来ることがあります。保護者さん同士の交流、先生との交流、ときには校長室にも寄ると良いでしょう。これまで以上にコミュニケーションを図ることが大事です。それが親としての勉強であり、成長することにつながります。 
 子どもは日々成長します。それまで素直に聞いていたのに、急に反抗したりします。これはどの子も通る道です。対処法は子育ての先輩や教育のプロである先生(保育教諭)に聞くのが一番です。

2025年4月14日月曜日

花だより 熊と蕗の薹 クロッカス

 


 ふきのとう 雪解けを待たずに顔を出す春の使者。一番早くでてくる山菜です。独特の香りとほろ苦さが春の息吹を感じさせます。「春の皿には苦味盛れ」と言います。 
 冬眠から目覚めた熊は最初に蕗の薹を食べるそうです。 体にたまった毒素を出す働きがあるのを熊はちゃんと知っているのです。
 若松の古老が、沢で採った蕗の薹を自転車に積んでやってきて、「校長さん、天ぷらにして食べたらうまいぞ!クマが食うくらいだからな!」と、冬の間にたまった脂肪を流し、味覚を刺激して気分を引き締めて一年の活動をスタートさせると良いと聞き、言われた通りに天ぷらにして食べました。(苦みが強く私は苦手です)
 最近の熊は蕗の薹を食べずに、街中にやってきて美味しいものを物色するような美食家になりました。困ったものです。




2025年4月13日日曜日

花だより 子どもの居場所 オキナグサ フキノトウ

 

 

 世の中の多忙さが、学校への依存度を増し、それが教師を多忙にしている。教師の多忙さは、子どもから居場所を奪っている。多忙な教師に気に入られるために、よい子でいなければ学校に居にくくなる。一部のお気に入りの子ども以外は、居ても居なくてもよい存在になりかねない。教師はもちろんそのことに気づいていて、すべての子どもたちにしっかりと向き合おうとする。そうするとますます多忙となる。教師のメンタルヘルスの悪化は、このようないたちごっこの循環を産んでいる。
 このような厳しい環境で、教師は授業をしている。しっかりとした授業では、子どもは目を輝かせ、できないことができるようになった実感を持ち、もっとやろうと食らいつく、そんな授業を教師はしたいと思っている。そうした授業こそが最高の「居場所」なのだ。
 ほとんどの教師や子どもたちは、そのことを知っている。ところが、それがなかなかできない。休み時間や放課後などの授業時間以外での子ども同士のかかわり合いが授業への取り組みに影響するからだ。
 授業時間以外の場への目配りは、多忙な教師ほど余裕がない。休み時間に子どもと雑談する時間の確保は、多忙な教師には難しい。
 学校や家庭の大人の忙しさは、子どもをさびしい気持ちにさせ、心の居場所を奪っている。朝早く出かけ夜遅く帰宅する父親、せわしなく動き話を聞いてくれない母親、両親の多忙さが子どもの自尊心低下につながっている。
 しかし、多忙さは今始まったことではない。父母が仕事や家事から解放され、子育てに十分時間を割くことは、これまでもなかった。そのかわりに、祖父母や親戚、多数のきょうだい、近所の同世代の子どもたちが、幼子の面倒を見、子どもの育ちを見守り、切磋琢磨して成長するコミュニティ(居場所)がかつてはあった。このような場が、現代社会では学校や幼児施設が担わなければならなくなった。

2025年4月12日土曜日

花だより 不平不満が顔に出る 山桜 ミヤコワスレ

 

 「不平不満が顔つきに出る」
目先の人事で一喜一憂することなく、素直に前向きに仕事していれば、到るところ青山あり
 本意・不本意な人事はサラリーマンである以上は不可避です。そして、親と上司は選ぶことができないのです。与えられた場所・仕事・職責を自分なりに気持ちを整理して立ち向かうことが求められます。
 どんな異動でも人事でも「なぜ私が…?」「なんであの人が…?」と思った瞬間、不平・不満が顔つきに出てくるものです。そして、それが何度も積み重ねられ、その人の顔そのものになっていくのです。
「置かれた場所で咲きなさい」ノートルダム清心大学の名誉学長を務めた渡辺和子シスターが、学生たちに伝えた言葉です。
 周りの環境を言い訳せず、努力を続けなさい。人生は、見方一つ、考え方一つで幸せにも不幸にもなるから、そこで最善を尽くし、文句を言わず、その場で花を咲かせなさい。
 親や子どもは、担任を選ぶことはできません。

2025年4月11日金曜日

花だより 40年前の学校経営方針 福寿草と蕗の薹

 



 40年前の学校経営方針から
【めざす学校像】
◇子どもが生き生きとしている学校
 日々の授業やさまざまな活動の中で、子ども一人一人が充実した喜びや楽しさを感得し、伸びていく意欲に燃えた満足感の持てる学校にしたい。
◇開かれている学校
 子ども一人一人の成長に責任を持つ教師として、自らの実践力を高めるために、謙虚に誰からでも学び、誰にでも開ける豊かな実践をする学校にしたい。
◇視野が広く見通しのしっかりしている学校
 広い視野に立って教育思潮を考え、自らの実践が子どもの将来にどのような影響を与えるかという、巨視的なものの見方、考え方のできる学校にしたい。
◇さわやかな挨拶が交わされる学校
 挨拶は、人と人をつなぐかけ橋であり、人間尊重の基本的態度である。子どもと子ども、子どもと教師、教師と教師が、朝夕の出会いや別れに、親しみを込めて、さわやかな挨拶を交わされている学校にしたい。
◇保護者の期待と信頼に支えられている学校
 教育は人間関係の信頼で成り立つものである。子ども・父母・教師が互いに尊重し合い、子どもの成長を軸に学校・家庭・地域との連携を深め、父母の期待に応え、父母の信頼と愛情に支えられている学校にしたい。
【学校像が求める教師像】
◎健康に気を配る教師 
 「健全な身体に、健全な精神が宿る」といわれる。教育は体力のいる仕事である。体力は気力(やる気)の根源である。常に自らの体力づくりに心がけ、健康管理に努めよう。(いつまでも若いと思って無理をしてはいけない。休むことも大切である。)

 今は、グランドデザインといって1ページの中に教育理念や役割、育成したい生徒像がきれいにレイアウトされていて、一見わかりやすいように見える。今はそうしたことが求められているが、40年前の校長が自分の言葉で、自分の思いをつづっている学校経営案は、とても新鮮に感じる。

2025年4月10日木曜日

花だより 人は死して 財を残し、恩を残し、教えを残す レンゲソウ 福寿草

 


・・・人は死して 財を残し、恩を残し、教えを残す・・・
   ~施して 報いを 願わず 受けて 恩を 忘れず
 新卒の時、大変お世話になった校長先生の葬儀がありました。お通夜には、当時の職員が参列しました。現職なのは私だけになってしまいました。
 “温厚誠実”の言葉通りの校長先生でした。当時は、組合活動が激しく主任制で現場は大揺れの時で、校長として難しい学校運営でしたが、そのお人柄と奥様も素晴らしい人で、職員に大変慕われていました。
 お寺さんのお説教の中で、“人は死して、3つのものを残す。財を残し、恩を残し、教えを残す”というお話がありました。特に、校長先生は、教育者として「恩」と「教え」を残しました。「恩」とは、人から受ける感謝すべき行為、「恵み、情け、慈しみ」であり、「教え」とは、人を諭し、導くことです。最近、歳をとったせいかお寺さんのお説教が身に染みるようになりました。
 隣に座った当時の先輩から、「牧野さん、いいお手本を失ったな!」と言われ、胸に熱いものを感じました。
                 福寿草 花言葉「幸せを招く」「永久の幸福」

 

2025年4月9日水曜日

花だより 四つの「しん」(新・心・真・信) オキナクサ フクジュソウ

 



 四つの「しん」(新・心・真・信) 
  新年度を迎えました。今年の経営方針です。
1 新~校長が新しくなりました。新しい学校経営が始まります。
2 心~心情(心持ち、愛情、思いやり)
「さしすせそ運動」の展開
【子どもの心構え】 
 さわやか しゅうちゅう すすんで せいいっぱい そんちょう
【教師の心構え】  
 さわやか しんらい すすんで せいじつ そんちょう
*わかりやすい言葉で、意識的・全校的・日常的に全員で取り組む。  
3 真~真剣(まじめに本気で取り組む)
 保護者の信頼に応えるため、真剣に学級経営や研修に取り組む。
 開かれた学校~学校・家庭・地域が相互の信頼関係と役割を果たす学校 
4 信~信頼(保護者に信じて頼られる教師)
 学校教育は、家庭・地域・学校の信頼関係と協力によって成り立つもの

クロッカスが芽を出しました。



2025年4月8日火曜日

花だより 入学式・入園式ウォッチング ニリンソウ

 




 4月に入っての雪は足下を悪くしてしまいました。入学式、着物にしようか?洋服にしようか?迷ったお母さんもいたと聞いています。新入生も晴れの舞台です。「卒園式に着た服とは違う服を着る」と楽しみにしていた女子がいました。
 4月4日、こども園の入園式は3歳児が対象です。小学校より一足早く始まります。最近は両親そろって参加するようになりました。シャッターチャンスを逃すまいと写真とビデオと役割を決め、真剣にわが子を見つめる姿が印象的でした。
 新5歳児さんが「失礼します」「失礼しました」とても礼儀正しく職員室に来て、驚きました。縦割り保育で優しくお世話する5歳児の姿があり、年長さんになると違うなあと思いました。
 小学校でも入学式がありました。4月7日、色とりどりのランドセルを背負ったピカピカの1年生がやってきました。せっかくのカラフルなランドセルも明日からはみんな黄色のランドセルになります。「担任の先生は誰だろう?わくわくして来たよ!新しい先生って、どんな感じ?」入学したことでしょう。教室の黒板に書かれた、担任からのメッセージを食い入るように見る親子の姿に、教員の責任を感じなければなりません。
 入学式後、ランドセルのスポンサー、おじいちゃん、おばあちゃんに報告に行ったようです。

2025年4月7日月曜日

花だより 権限委譲で自立を促す オドリコソウ 蕗の薹

 


 自分で考え、自分で行動できる人に育ってほしい ~自立を支援する~
 年度末反省会議で、「生きる力」と言うけれど、指示待ち、言われないとやらない、自主性が育っていない、などの反省が多くありました。
 そういう教員はどうでしょう? 「校長(教頭)先生、これはどうしますか?」と聞くことが多くありませんか?教員に自主性がないのに、どうして子どもに自主性が育つでしょうか?「こうしたいと思うのですが、どうでしょう?」にしませんか?
 権限委譲~職員(ミドルリーダー)に業務上の権限を一部または全部委ね、職員が自律的に行動できるような環境を整えることで、学校運営を活性化する
 少子高齢化が進み、子どもと年寄りが威張っていると言われています。子どもの進む先の障害物を先回りしてどけたり(過保護)、一歩一歩にあれこれ指示をしたり(過干渉)していることが原因かもしれません。子どもが好きな物を見つけるまで待ち、できるだけ子どもの力を信頼し、それを見守り、力づけることが大切です。あれこれしないで見守ることは、モノを買ってやったり、何かをしてやったりするより、ずっと難しく愛情がいることです。
 また、親は自分が子どものために考えたことは正しいと思いがちですが、必ずしもそうとは限りません。自分の思いや考えを押しつけるのではなく、「あなたはどう思う?」とまず子どもの言い分をじっくり聞き、子どもの気持ちをしっかり受け止めてから、「自分はこう思うけれど」と、一緒に考え一緒に学んでいく姿勢が大切です。子どもが自分で考え、勇気をもって行動し、達成感を味わう、または失敗から学び強くなるチャンスなどを子どもから奪わないように気をつけましょう。 ~過保護や過干渉はやめる~