2026年9月12日土曜日

花だより デジタル化をいち早く取り入れた北欧のPISA結果 花テント キキョウ 百日草

 

  
 教育のデジタル化を見直す北欧諸国は、今回のPISAの結果はどうだったのか?
 ノルウェーは16年以降、デジタル端末を使った授業が急増したが、その結果、PISAの成績低下が目立ち修正を図ってきた。しかし今回もまた下位に低迷している。アナログ回帰を図っているスウェーデンも3分野で前回より順位を下げた。60年代、トップクラスのフィンランドは、紙の教科書に戻す動きが出ているが、今回は科学13位、読解16位、数学23位だった。3か国は3分野すべて平均点が下がった。特に読解力で低下が目立ち前回よりも16~24点低くなった。
 得点低下は、北欧諸国だけでなく世界的に起きており、デジタル化の影響を含めて要因を分析すべきである。調査対象の北欧の高校生は、デジタル化の進む中で学んできた世代であり、政策の見直し効果は、中長期的に見ていく必要がある。(9月9日 読売新聞)
 これまで教科書のデジタル化に反対を唱えてきた読売にしてみれば「それ見たことか…」の結果となった。しかし、デジタル化の流れを止めることは難しい。どう使うと良いのか愚小には分からない。AIに聞いてみてはどうか?
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2026年9月11日金曜日

花だより 世代交代することは避けて通らない シオン ヤグルマギク ショウメイギク サボンソウ

 

 「世代交代することは避けて通らない」
 教頭として支えてくれた先生が校長になり、来春定年を迎える。
 新採用教員の力量育成や管理職の職能向上を見ると、どのような学校や校長に出会い、どのような教育環境や職場で仕事をしたかによって大きな違いが出るように思います。
 専門職としての教員の力量形成(成長)のスピードは十人十色であることは当然として、校長の期待としては、部下職員に対して成長を願えば願うほど大きく膨らみます。しかし、一方期待される側は、大きなプレッシャーであったり、大きなお世話と思う人もいないとは限りません。それにしても尊敬や信頼関係なくして人は学ぼうとしません。「若手を育てるとは、自分自身を磨くことに他ならない」これも木目澤先生の言葉です。
 今管内で輝いている校長がいます。彼は若いころから生活総合の研究団体で常に新しい課題に挑戦していました。教員を育てるには、人間関係の醸成の下、研究団体への加入勧誘と研究団体の活性化を図ることも大事だと考えます。変化の激しい時代です。古い考えはもう通用しません。常に新しい情報を得ることが大事です。自分の過去の実践を自慢げに話すのはもってのほかです。ベテランから若手に権限を委譲する「世代交代」が今求めれられています。

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2026年9月10日木曜日

花だより PISA結果公表(上位と下位の格差大?) ヤマブドウ レンゲショウマ 花テント キキョウ 百日草

 


 PISA(国際到達度調査)の結果が公表されて、学習3分野で1位
 日本の学力は、高水準を維持していることが証明されました。一方で、低得点層は、6段階ある習熟度別レベルで日本は最下位、義務教育の基礎的な知識や技能が身についていない。低得点層が増加、義務教育の基礎定着難航、スマホ影響、家庭支援低下による学力低下が心配(9月9日読売新聞)
 ≪学校教育では限界≫
 高得点層は、おそらく学習塾や私立の学校に通うような生徒に違いない。義務教育(公立学校)は、低得点層の底上げが使命だろう。多くの生徒がスマホの長時間利用をやめられないことで、学習時間が顕著に減っている。学校で指導しても生徒には響かない。問題意識の低い家庭もあり、長時間利用は保護者の意識と強く連動しているので、学校の指導には限界があるというのが現場の声のようだ。
 家庭環境も影響している?
 生徒向け質問調査によると、保護者の学歴や所有物など家庭環境の指標が低いほど低得点層の割合が高い。保護者が「今日は学校で何したの?」などと生徒に声をかける頻度が高いほど家庭の支援が手厚いほど得点が高い傾向にあるという。
 結果に一喜一憂することなく、学校は中身をよく分析し、通信などを通して保護者に分かり易く伝える努力が必要だろう。       
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2026年9月9日水曜日

花だより 『稽古』と「練習」の違い ナナカマド クルミ オオツリバナ ヒマワリ

 読売新聞の連載『時代の証言』、現在は相撲界で活躍した小錦さん(ハワイ出身)です。親方から「体を活かし、回しは絶対取るな!プッシュ、プッシュ、前へ前へ…」と毎日毎日、厳しい≪稽古≫に明け暮れたと回顧しています。
 武道とか華道、茶道など、『~道』と付くものは、練習とかトレーニングとは言わずに『稽古』といいます。なぜだろうと思い改めて調べてみました。
 「練習」は“技術や能力を向上させるための一般的な反復運動”であり、『稽古』は、“伝統的な芸事や武道など、師から教えを受け、精神や文化も含めて身に付ける行為”とありました。
『稽古』の中には≪見取り稽古≫というのがあります。“先人がどのようにして、その境地に至ったのか、どうしたらその境地に達することができるのか、考えながら観察して学ぶ」というものです。
 茶道であれば“千利休はどうあって、あの境地に至ったのか」を念頭に作法を行うといいます。『道』には、≪人が守るべき道理、道徳、教え≫という意味もあります。
 日本の野球はベースボールではなく「野球」だといいます。特に高校野球は教育的側面が強く「野球道」という人もいます。
 教育(教師)も「稽古を積む」ことではないかと思います。若い教員は、先輩の指導法を見て学ぶ、教頭先生は、校長の所作を見て学ぶ、校長は保護者や地域の人たちとの関りから自らの高みを目指して励む。「教育道」と言ってもいいかもしれません。
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2026年9月8日火曜日

花だより 管理職(LEADER)とは? オオアワダチソウ ヤマハギ ハツユキソウ ナナカマド

 


  管理職(LEADER)とは? 【管理職心得】
 Leed~導く、先導する。 率先垂範するとスタッフは次第についてくる。
 Education~部下を教育・指導する。どんなに価値ある石も磨かなければ光らない。
 Aggreseive~積極的・意識的に行動する。自ら汗をかき、アクションを起こさない限り
       何も動かない。
 Dream~夢や目標を持つ。明確な目標を示し、前向きに取り組む。
 Excite~興奮や刺激、緊張感を持ち、常に全力投球する。
 Response~応答、反応、スピード感をもって正確で誠実に対応する。
                   *企業のリーダー研修会資料から
 管理職になるということは、プレイヤー個人としての成果追求から、「組織全体で成果を上げる」というマインドへの転換が大事です。ですから、過去の成功体験を手放す。「伝える」より「傾聴」すること、信頼して任せることです。これがなかなか難しい。「名プレイヤー、名監督にあらず」とよく言います。
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2026年9月7日月曜日

花だより 知識を使いこなす東大王 玉ねぎ オシロイバナ

 


 《知識の詰込み》から《知識を使いこなす力》を育てる教育へ
   奈須正裕先生に聞く
 これまでの伝統的な学校教育が「有能さ」を伸ばしていたかと考えると、必ずしも伸ばしていないというのが結論です。膨大な知識や技能を教え込みますが、知識や技能は「有能に」問題解決する際の武器や道具、材料に過ぎず、たくさん持っていても、それを上手に使いこなせなければ意味がない。いわゆる宝の持ち腐れです。「もっている宝は全部うまく使えるようにしよう」というのが「有能さを伸ばす教育」です。
 かつては、知識を持っていること自体が競争的にも価値のあることでしたが、AIが発達し、知識や情報自体には、いつでも、どこでもアクセスでき、誰でも習得できるようになりました。知識の所有が「有能さ」に占める比率は、どんどん下がっています。
 例えば、計算機のなかった時代は、早く計算できることが大事でした。しかし、今は計算ができることより、その仕組みをよく理解し、応用できることの方が大事です。そういう方向へ学力の質を移行させようというのが「資質・能力の育成」や「主体的・対話的で深い学び」なのです。 
 「東大王」というクイズ番組がありました。東大クイズ研究会に所属する彼らの圧倒的な知識量に驚くばかりです。それ以上に感心するのは、早押しクイズでは、問題の途中であるにもかかわらずに答えたり、分からない問題でも、これまでの知識から推測して正答を導き出す能力です。「もっている宝を全てうまく使っている」「有能さを伸ばしている」さすが東大生と感心するばかりです。
 小学生に、「計算が速くできたり、漢字を正しく書けてもそれを使いこなせないといけません」と指導して本当に良いのでしょうか? 大した知識や経験もないのに、理屈だけこねる子どもが増えやしないか心配です。知識や経験があって正しい判断力が養われると思います。

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2026年9月6日日曜日

花だより 教育が大きく変わる 次期学習指導要領 ミニトマト ミョウガ

 

 次期学習指導要領の大枠が固まり、各校の裁量で授業時数(コマ数)を増減できる「調整授業時間割制度」が小中学校に導入される見通しとなった。教え方や時数管理などに工夫が必要となることから、学校や教員には的確なかじ取りが求められる。
 新制度では、全教科を合わせた総コマ数は減らさないが、教科のコマ数を最大15%減らせることができるようになる。また、1コマあたりの時間を45分から40分にすることも可能になる。反面、学校の裁量が認められる一方でカリキュラムのバランスが崩れてしまい学校間格差の可能性も懸念される。さらに削減が難しい教科として現場からは、算数を上げてる意見が8割と突出して多かったことから算数ばかり増えてしまうのではないかと心配する向きもある。
 土曜日も授業があった時代、授業日数、総授業時数は今よりずっと多かった。詰め込みと批判され「ゆとり教育」が始まったが、その時の方が「ゆとり」があった。担任の裁量で10時間配当の単元を9時間で終わらせ、単元テストでつまづきがあったところを補習することもできた。余裕時数で学級指導や学校行事の取り組みもできたし、標準授業時数を下回ることはなかった。
 今回の改定は、“総授業時数は変えずに、やることは増やす。後は各学校で工夫しなさい”ということだ。さらにAI情報の使う力も育成しなければならない。IT分野の変化は凄まじく速い。不慣れが教員も少なくない。人材確保と研修や外部人材の活用など環境整備が急務だ。現場の先生は、さらに大変になる。これにやりがいを感じ、教員を目指す若者が増えるだろうか? 
           土曜日 神社境内と周辺を掃除するお年寄りの皆さん
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