2026年4月15日水曜日

花だより スクールリーダーの条件(木目澤訓) キジムシロ 二輪草

 



 スクールリーダーの条件
 校長先生方には釈迦に説法かもしれません。
 リーダの特性は、“性格的なもの”と“能力的なもの”があると言われています。
 性格的なものは、例えば、「根アカ」:「根っから明るい」であるとか、「根クラ」:「根っから暗い」などです。明朗・慎重・機敏・誠実・辛抱強い・謙虚・横柄・冷静・寛大・責任感・協調的・威圧的・積極的・正直・優しい・冷たい・熱血漢・控え目・出しゃばり・お調子者・頑固・臆病・ワンマン・短気・優柔不断など次々に上げることができます。
 しかし、慎重と機敏、辛抱強いと積極的などは、一見矛盾する性格とも取れますが、いずれも性格特性として列挙することができます。
 一方能力的なものは、表現力・判断力・思考力・批判力・決断力・実行力・理解力・説得力・応用力・記憶力・注意力・観察力・分析力・洞察力・情報収集力・資料作成力・活用力・気力・体力・忍耐力・交渉力・調整力・コミュニケーション能力、などなど…。
 こう考えると、性格的なものも能力的なものも、生身の校長で全て兼ね備えている人は、おそらくいないでしょう。所詮無理なことだと断言できます。しかしながら、リーダーとして重要な要素であることは確かです。その努力をするのがリーダーとしての努めです。
  (木目澤訓より)
 自分はできませんでしたが、教頭先生には「木目澤先生は、こう言っています。」と偉そうに言っていました。

 

2026年4月14日火曜日

花だより デジタル教科書導入の主な反対・懸念点 カブ ツツジ


            散歩中にツツジが咲いているのを見つけました。

 なぜ、読売はデジタル教科書の導入に反対するのか?
 反対意見~視力低下や健康への悪影響、書く力の低下、深い思考力の阻害、端末故障、費用負担などを懸念する声が主です。単なる媒体の変更ではなく、教育の質や子供の心身の健康への影響を危惧する保護者や教員から、慎重な議論や紙の併用を求める意見が出ている。
 デジタル教科書導入の主な反対・懸念点 
1. 健康・身体への影響視力低下・眼精疲労: 長時間の画面閲覧によるドライアイや視力低下の懸念 ◆心身の健康: 脳への負担や知覚的影響が指摘されている。
2. 学習の質・基礎能力の低下 ◆「書く力」の低下: 手書きの機会が減ることで、漢字や文章を書く力が低下する恐れがある。思考力・粘り強さの低下: デジタルコンテンツに慣れると、自分で調べたり、深く考えたりする力が低下する可能性が懸念される。◆集中力の散漫: 授業に関係ない操作をしてしまい、集中力が持続しないという指摘がある。
3. 教育現場の課題・負担教員の負担増加: 機器の管理、操作、トラブル対応など、教員の負担が大きくなる。◆故障・不具合: デバイスの故障や通信環境の不備により授業が中断されるリスクがある。◆費用負担: 購入費やメンテナンスなど、家庭や自治体の金銭的負担が生じる。
4. 根本的な懸念「紙かデジタルか」の不毛な議論 ◆2030年度の本格導入に向けたスピード感に対し、教育現場では「紙とデジタルの適材適所」が重視されており、全面的なデジタル化には慎重な声が多い。
 海外では、デジタル化の悪影響を受けて紙の教科書へ回帰する動きも報道されており、こうした事例も反対の根拠となっている。
 *使わないという選択肢はないと思うのだが、さあ、どうなるのでしょうか?
 子どもたちが使う教科書に最も重要なのは、十分な学習効果が得られるかどうかということ。政府は、デジタル化の遅れを挽回したいのだろうが、デジタル化が急務なのは行政システムやビジネスの現場であろう。教育の本質を見失うことのないようにしてもらいたい。 

2026年4月13日月曜日

花だより 新年度 新春 「新しい」の本当の意味 ヒトリシズカ ニリンソウ

 

 4月、妙に新たな気持ちになり、将来に向けて抱負を抱いたり、未来に対する感慨を持つようになります。学校も新学期が始まり、それぞれ新たな目標を立てたことでしょう。
 ところが“新しい”とは、“漢字の「へん・つくり」の“立ち木・斧”のように、立ち木を斧でバッサリと切った切り口を意味し、そこには鋭い痛みを伴うもので、新しい出発や門出が必ずしも希望に満ち満ちていたり、温かくぬくぬくとしたことばかりではない。”というものです。目標を立ててもそれが達成されないまま終わることが多いものです。目標達成のためには、鋭い痛みを伴う努力が必要だということを忘れてはなりません。
                            (木目澤一三訓より)
 大谷翔平選手がよいお手本です。大谷選手は努力の人なのです。

 

2026年4月12日日曜日

花だより  「デジタル教科書」正式教科書化へ関連法案閣議決定 オキナグサ ハルジオン


 「デジタル教科書」集中力・思考力の低下や「浅い読み」への対応進まないまま、正式教科書化へ関連法案閣議決定
 政府は7日、デジタル教科書を正式な教科書とする学校教育法改正案などの関連法案を閣議決定し、国会に提出した。文部科学省は今後、教科書編集や採択の指針を策定し、デジタルを導入する学年・教科などを示す。法案が成立すれば、次の学習指導要領が実施される2030年度の小学校教科書から順次、導入されることになる。
 これまで読売新聞は、デジタル教科書導入に反対する論調を展開してきた。現行制度では正式な教科書は紙媒体のみであるが、今回の法改正では、紙と同様にデジタル教科書を検定や無償配布、使用義務の対象とするもので、新たな教科書は◎紙のみ ◎紙とデジタルを組み合わせた「ハイブリッド」 ◎完全デジタル教科書の3形態となる。教育委員会や国私立学校がいずれかを選ぶことになる。
 文科省は、デジタルの正式教科書化にあたり、教科書作りや教委などが教科書を選ぶ際の指針を策定する。今秋をめどに、子どもの発達段階や教科の特性を検証し、デジタル導入に適した学年や教科などを定めるとしている。ただ、過度なデジタル化に伴うとされる課題は残り、集中力、思考力の低下や、デジタル画面が「浅い読み」につながるとの指摘への対応は進んでいない。4月10日に有識者による検討会議の初会合を開くとしている。導入への疑念点について議論してほしい。本当に子どもたちの学力向上につながるのか、混乱するのは現場である。慎重な議論を期待したい。

 ~検討会議で示された主な論点
1 学校種や学年、教科の特性などを考慮した教科書の形態の在あり方
2 認知科学や発達心理学の知見を踏まえた児童生徒の発達段階と教科書との関係
3 視力低下など健康への影響
4 教科書会社や教育委員会などに過度な負担が生じないようにする留意点
 *現場の生の声を上げることが大事だ。
 

2026年4月11日土曜日

花だより 教育の心魂『明日をひらくひと』(木目澤一三教育長) フキノトウ 雪解けの森

 


 退職して暇になり、本棚の整理をしていると木目澤一三先生(網走市教育委員会教育長)の資料(定例校長会議のレジメ)が出てきました。
 教育の心魂『明日をひらくひと』(平成22年4月2日)
 「初心忘るべからず」は能の世阿弥の言葉で「学業や仕事を始める時に立てた目標やその時の意気込みを忘れてはいけない」といわれていますが、本来の意味は、「物事を始めたころは、まさに初心者である。その頃に味わった苦しみ、悩み、さらには悔しさや、それらを切り抜けるために努力したことを忘れてはならない。今持っている技量は、元々からの才能であると思うような慢心を持つと、これからの努力を怠ることになる。」という戒めです。
 改めて、異動した先生、新採用の先生に、あえて「初心忘るべからず」と申し上げます。
 1 「学校は、子どもたちの教育のためにある」ということ
 2 「給料は、子どもたちからいただいている」ということ
 3 「学校を担うのは、その学校に勤める先生方一人一人である」ということ
 教員の道を無理やりやらされたのではないと思います。教師としての自覚と誇り、さらには喜びをもって仕事をすることが重要です。
 新しいスタートを切りました。本来の意味をしっかり受け止めましょう。

2026年4月10日金曜日

花だより 4月新学期スタート 不満を正当化するなかれ ねこやなぎ カタクリ

《不満を正当化するなかれ》
 3月は不満、愚痴をこぼす毎日だったかもしれません。
 4月の校長会議で、木目澤教育長がこんな話をしました。
「満足は成長を留め、不満は成長の糧となる。」とあります、いたずらに不満を否定するつもりはありませんが、問題は不満を正当化し物事を諦めてしまうことです。
 例えば、勉強できないことを棚に上げ親のせいと正当化し努力を怠ることです。これでは全く成長の糧とはなりません。
 今は、政治とりわけ教育など朝令暮改の様相で不満も多いことでしょう。学校にあっても「学校経営がうまくいかないのは、良い教員がいないからだ。」と正当化して逃げるわけにはいかないのです。要は、現実をいかに受け入れ不満を止揚して成長への糧にできるかです。~
 4月新しい年度が始まりました。不満、愚痴は封印して気分一新、頑張りましょう。

2026年4月9日木曜日

花だより 新学期スタート 地域で子どもを守る フキノトウ フクジュソウ




   旅から帰ってきました。またブログを再開します。
 蕗の薹や福寿草 春が誕生する光景、生命の息吹が感じる季節を迎えましたが、校庭には、まだ少し雪が残っています。学校には、新入生と新しく異動してきた職員が加わり、令和8年度がスタートしました。
《入学準備 徒歩通学》
 旅の最中、前をゆっくり走る車に出合いました。歩道を見るとピカピカのランドセルを背負い、一人で歩いている子がいました。一人で学校に行けるように、練習しているようです。   
 ゆっくり走る車には、心配そうに見つめるおじいちゃんとおばあちゃんが乗っていました。どの学校でもたぶん同じように登下校の練習をする1年生と心配で寄り添う家族の姿があったことでしょう。
 1年生の保護者は、入学を迎えるに当たり、友だちとうまくやっていけるだろうか?交通事故にあわないだろうか?と喜びと同時に不安もあったかと思います。これから大切なお子様をお預かりする。お子様の教育のために教職員は一丸となって全力を尽くす覚悟が必要です。しかし、教育の第一の責任者は親です。次に教師です。子どもの健やかな成長のためには、共に手を携え、連携を密にして進めていくことが大切です。入学式は、学校に対する理解と協力をお願いする。保護者はその覚悟を持つことです。保護者は、わが子の映える写真を撮ることではありません。
 入学して1週間は、校外交通安全指導を行います。職員も交差点や要所に立っていますが、他に交通指導員の方や各町内会の皆さんが子どもたちを見守ってくれます。
 「小鳥遊」と書いて「鷹無し(タカナシ)」と読むそうです。ご近所の庭にバードテーブルがあって、小鳥が餌をついばんています。子どもたちが交通事故や不審者等に合わないように地域の皆さんのたくさんの目で子どもたちを見守ってくれます。
 4月は学校だけでなく、地域のとってもとても重要な月です。