2026年2月10日火曜日

花だより 「なぜ、できないの?」まだできない年齢なのです。 ワカサギ 馬酔木

 



  幼児期の発達特性を理解することが大事
   「なぜ、できないの?」まだできない年齢なのです。
 幼児期の子どもは自己中心的で、他の子とかかわる意識があまりありません。それが心地よいか不快かによって行動します。他の子の立場や感情、要求や願い事など理解することは難しいのでトラブルが起きるのです。しかし、親や先生から言われたことは守ろうとします。言われたことを繰り返し真似ることによって、基本的な行動や道徳的規範意識が身についていきます。
 “できないから、教えるのです。親や先生は、言うだけでなく範を示すことが大事です”
 幼児期の子は、家庭では親、園では先生の権威に尊敬と信頼を持っています。それに親や先生に認めてもらいたいと思っています。善悪の判断も親や先生の判断に忠実に従おうとします。ですから、親や先生は、子どもの模範として道徳規範を首尾一貫して示す必要があります。親が間違った言動を示すと子どもはそれを真似し、それが正しいと思ってしまいます。
 小学校に入ると、学校での規則的な生活や友だちとの活動を通して、他の人とのかかわりを深め、他人の立場や人格を尊重する傾向が徐々に芽生え始めます。
 子どもは段階を踏んで育っていくことを理解することが大事です。

2026年2月9日月曜日

花だより  授業のカギは発問 スズナ(蕪)

 

 「授業のカギは発問」
 教師の発問や仲間の応答に目を輝かせ、ときのは黒板の前に出て自説を展開する。そんな子どものはたらきの積み重ねが授業には必要です。
 問いを発した教師は、直ちに全体に目を走らせ、発言意欲をもった者を発見しなければならない。教師の発問を自分のことにして捉えた子どもを核として、授業を展開させる必要があり、その子のサインを見落としてはならないのです。表情・しぐさ・体全体の動きをすばやくキャッチする教師の感性が要求されます。
 ~授業は生き物である~
 発問には基本発問・中心発問・補助発問とあるが、現場ではこれが定型化・技術化する傾向が見られる。授業は生き物である。教師の発問と子どもの応答は、授業を織りなす糸の結び目のようなもので、授業の成立の鍵ともいえます。思いもよらぬ子どもの発言に感動し、言葉を失うような授業は素晴らしいのであって、教師と子どもの心と心のスパークこそ授業の命です。具体的な発問の型をおさえ、かつ型を離脱する知恵こそ、授業の眼目であることを忘れてはならない。 (教科書の教師用指導書 解説編より 教育出版)

2026年2月7日土曜日

花だより 絵本の読み聞かせの効果 スズシロ

 


 絵本の読み聞かせは、親子の愛情を深め、安心感を与えるとともに、語彙力、想像力、感情を豊かに育み、共感力や好奇心を養い、集中力や脳の活性化も期待できるため、家庭教育の基盤として非常に有効です。こども園でも1日に3回は絵本の読み聞かせをしています。
 【読み聞かせの効果】
〇親子の絆・信頼関係の深化 〇言語能力・語彙力の向上 〇想像力・創造力の育成
〇感情・共感力の育成 〇IQ(知能)とEQ(心の知能)の向上
 【効果的な読み聞かせのポイント】
〇月齢に合わせる:0歳ははっきりした色、1〜2歳はリズム感や生活習慣、幼児期はストーリー性の高い本を選ぶ。
〇子どものペースで:同じ本を何度も読みたがるのは、内容を理解し安心している証拠。
〇コミュニケーションを楽しむ:質問攻めにせず、絵本の世界を一緒に楽しむ時間を持つ。
  
 「読み聞かせ」から「読書」につなげる。
    子どもの読書のきっかけは「読み聞かせ」にある。
  ~感動する本との出会いを大切にする~
 いい本に出合うことは、いい人に出会うことに似ています。読書は、想像力や考える習慣を身に付け、豊かな感性や情操、思いやりの心をはぐくむことができます。ですから、テレビやマンガが好きな子にも、本を読む時間をもつように家庭で習慣づけたいものです。そのためにも、食事の時間のように「読書の時間」を設ける、親子で図書館に行く、親も一緒に本を読むなど工夫し、子どもが読書の楽しさと出会えるきっかけをつくることです。また、読書を通じて子どもが感じたり考えたりしたことに耳を傾け、話し合うなど、親子の会話を増やし深める契機として読書を活用することも大事です。

2026年2月6日金曜日

花だより 学級経営と道徳授業 芹 ウナベツ岳

 

  学級経営と道徳授業
 児童の学校生活の基盤は学級であり、教師や級友とのかかわりのなかで、一人一人がさまざまな体験をしながら大きく成長していくものです。
 児童の道徳的な成長を促すためには、信頼の絆で結ばれたよりよい人間関係を築くことが大切です。
 道徳の授業は、このような人間関係の基盤があってはじめて一人一人を大事にした指導が可能となります。そのためには、日ごろからの学級経営においてお互いに認め合い、励まし合い、助け合いと言う活動の積み重ね、心の動きを活発にするような明るい雰囲気を作っていくことが肝要です。
  ~教師の姿勢~
 児童はだれもが次のような欲求を持っています。
〇愛情の欲求~親や先生、友だちを愛したい、愛されたい。
〇承認の欲求~自分のよさを他人から認めてもらいたい。
〇独立の欲求~他人に頼らず、自分自身の力で自立したい。
〇成就の欲求~自分の目標や物事を最後までやり遂げる。
〇所属の欲求~自分の所属する集団の一員として存在感をもちたい。
 教師は児童のこれらの欲求をしっかり受け止め、児童の可能性を信じ、親身になって児童の成長を願う姿勢で児童と接する。
  教育出版 しょうがく どうとく 「こころ つないで1」 教師用指導書 解説編より
     スマホの規制も大事ですが、今こそ、道徳の授業を見直すべきです。



2026年2月5日木曜日

花だより 「敬けん」とは? 1年生の道徳の教科書から スズシロ

 

 

  「敬虔(けいけん)」(深く敬い、態度を慎む)
 1年生「道徳」の教科書(教育出版)から
  きたかぜが くもを ぐんぐん うごかしています。
  青い空が どんどん ひろがっています。
  ゆきをかぶった山が どっしりと 立っています。
  かぜのいろが 見えました。
  かぜのこえが きこえました。 

 主発問~ 「きたかぜ」からどのようなことを思い浮かべますか?
      「北風の色」、「北風の声」を話し合ってみましょう。
 ねらい~ 風とともに動く雲、雪をかぶった山、美しいものや清らかなものを求める心を育てるためには、日常の道徳環境を意図的・計画的に配慮することが大切です。
 人の力を超えた世界に触れさせ、自然の中に素晴らしさを見つけ出し、その中につつまれる幸せを味わう心情を育てる。(敬けん)
       教師の力量が問われる教材です。実際の授業を観てみたいものです。

         
 

2026年2月4日水曜日

 花だより 子どもこそ「医食同源」  ハナナ 知床の冬

                  
 

    何となく元気がなく、熱を測ってもなく、どこが痛いというわけでもない、ところが給食を食べると元気になったということはよくあることです。朝食を抜いてくる子には、よくあることです。
「医食同源」漢方の用語で「食べるものと、薬になるものの源は同じ」という意味です。 自分の体調に合わせた食材を摂っていればカラダの調子を整えることができるという考えです。 例えば、料理でよく使われている生姜(しょうが)は、風邪の初期に使われる葛根湯などさまざまな漢方薬に含まれています。
 子どもの成長には「医食同源」が最も重要です。日々の食事が子どもの健康な成長の源です。偏食を防ぎ、栄養バランスの取れた食事をとることで、病気になりにくい体を作ります。
 子どもにおける「医食同源」の考え方
  免疫力・抵抗力の向上: バランスの取れた食事は、免疫力や抵抗力を高め、病気にかかりに
 くく、かかっても回復しやすい体を作ります。
 食習慣の形成: 幼少期に良い食習慣を身につけることは、生涯にわたる健康に繋がります。    
 季節の食材を取り入れる: 旬の食材を使うことで、体調を整えるのに役立ちます。
 バランスの取れた食事: 炭水化物、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどを偏りなく摂れる    
 ように献立を工夫します。
 食」への関心を育む: 食べ物の話をしたり、簡単な調理に参加させたりすることで、「食」
 への興味・関心を高めます。
 偏食への対応: 食べ物の好き嫌いや偏食は成長に影響するため、無理強いせず、少しずつ
 様々な食品に慣れさせることが大切です。
 子どものうちは「いっぱい食べて、いっぱい遊んで、いっぱい寝る(休む)」ことが大事です。朝がご飯がコンビニおにぎりという家庭もあるようです。心配です。


2026年2月3日火曜日

花だより 節分の恵方巻はコンビニの戦略 ゴギョウ

 

 ◇節分の恵方巻はコンビニの戦略
 商業的に売り上げの落ちる1月後半~2月初旬の販売イベントとして節分の「恵方巻」販売を仕掛けたのはセブン-イレブンでした。1989年に広島県の加盟店オーナーの発案により販売を開始したところヒット商品となりました。関西、中国、九州の各地方など西日本での販売を経て、1998年にコンビニエンスストア初の恵方巻全国販売を開始したのです。このヒットを受けてローソンも2001年より、ファミリーマートでも2003年より全国販売を開始。全国的に広がったのです。ですから、私の子ども頃はありませんでした。
 バレンタインデーやホワイトデーも同じで、商業戦略に踊らされている?と思いますが、世知辛い世の中、幸運が訪れるのであれば・・・と、今年は、コンビニではなく回転寿司のトリトンに恵方巻を予約しました。黙って南南東を向き、笑顔で食べることにします。チョコレートと違いプレゼントするわけではないので、まだいいかな?とも思います。妻は、「今日は夕飯の用意はしなくていいので助かる」と言います。
 「うちはね。恵方巻を食べてから、豆まきするよ!ダブルでやるから、きっといいことあるよ。」と言った子もいました。
 最近の絵本や紙芝居には、鬼が恵方巻の太巻き寿司を食べているシーンが出てきます。コンビニは日本の文化も変えました。恐るべしです。
          2月1日 訓子府「さむさむまつり」 馬そり体験