2026年5月8日金曜日

花だより 多様な子に柔軟な教育課程 次期学習指導要領会議大詰  水芭蕉 

 


例年GWに咲く女満別湖畔の水芭蕉、今年はもう終わり

  次期学習指導要領会議大詰 ~2階建ての教育課程~ (5月4日 読売新聞)
 今回の改定の柱は、小中学校のカリキュラムの柔軟化だ。
 学級を指導する「1階」に、不登校や障害など児童生徒の状況や特性に応じた特別な教育課程を組み合わせた「2階建て」構造を充実するものだ。
 その背景には、小学校35人のうち、学習困難3.6人、不登校傾向4.1人、ギフテッド(特異な才能のある子)が0.8人、このように多様な特性を持つ子どもたちが一つの教室で学ぶイメージとして、一人ひとりの意欲を高め、可能性を開花させる教育の実現が喫緊の課題と強調する。そのためには柔軟なカリキュラムが必要になる。
 担任教諭は、医療や福祉などの関係機関と連携しながら、子どもの特性や支援内容、個別の指導計画などを2階建て分作成しなければならなくなる。全国的な教員不足を抱えている現場が、これまで以上の複雑なカリキュラムに対応するには限界がある。実効性を高めるには、人員の増強と支援に加わる専門人材の育成が欠かせない。そして何より、今回の改定の趣旨を理解するための研修が必要である。
 かつて生活科や総合的な学習の時間が新設されたとき、教科書はない、カリキュラムは各学校で作成しなければならなくなった。そこで何が起こったか?生活・総合が正しく理解され定着するまで何年かかったか?(未だに疑問?)
 社会の変化に合わせて、学習指導要領の大転換を図る必要性は理解できるが、それを現場にどう降ろし、どう定着させるかが問題である。改定は10年に一度だが、今の時代、10年先どんな社会になっているか予想もつかない。
  

2026年5月7日木曜日

花だより 教師は「10者であれ」 フジ コデマリ

 



 「教師は五者であれ」 校長室だよりに書いたのを木目澤教育長が見て、“「教師は10者なれ」という言葉もあります。”と返信されました。 
 1 教師は学者であれ~博学で物知りでなければならない
 2 医者であれ~常に子どもを観察し、心や体の健康に気を配る
 3 役者であれ~演技者であり、演出家である
 4 易者であれ~暗示によって良い方向に導く
 5 芸者であれ~子どもや保護者への目配り、気配りが必要である
 そして、『達者であれ』~健康第一
  これにさらにプラスして
 ①教師は哲学者であれ~確固たる教育理念や人生哲学を持つ
 ②農業者であれ~田畑を耕し、種をまき、命の根を培う
 ③指揮者であれ~いろいろな音階や音色、調子をまとめる
 ④探検者であれ~子どもと共に果敢にチャレンジする
 ⑤政治家であれ~様々な考え方をくみ取り、子どもたちを組織する
 ⑥宗教家であれ~誰にも公平で、愛を注ぎ、子どもたちのために祈る
 ⑦楽天家であれ~失敗してもくよくよしない、常に明るい心を持つ
 ⑧理想家であれ~高い理想を掲げ、妥協しない、研修に励む
 ⑨落語家であれ~話術を身に付け、人を楽しませ和やかにさせる
 ⑩格闘家であれ~身が軽く、たくましく、打たれても立ち上がる
  *ただでさえ教育のなり手がいない時代に、こんな要求をするのは酷かもしれません。
 しかし、先人の実践者が残した説得力ある言葉を耳にする時、教師たるもの、自分の力に溺れたり、天狗になったり、聞く耳を持たなかったり、おごったり(驕る)、あなどったり(侮る)、見くびったり、怠け癖をもったり、独りよがりになったり…したらお終いだと思います。
                美幌北中とタンポポ畑





2026年5月6日水曜日

花だより 70歳が老化の分かれ道 チューリップ 土筆

 

         歩道の花壇のチューリッピ

  今年のGWは、実家の片づけに追われました。退職して時間ができたので8年前に亡くなった母の遺品整理や押し入れ、物置の片づけなど、札幌から娘も帰って来て、2人で毎日やりましたが、まだ半分残っています。体が動くうちにやってしまいたいと思っています。娘は今日帰りました。
 人生100年 70代がカギになる 和田秀樹医師
 先に70になった妻からこの本を薦められました。
 現代の70代の日本人はかつての70代とは全く違い、格段に若々しく、健康になりました。70代の10年間は、人生における「最後の活動期」なのです。
 この時期の過ごし方が、その後のその人がいかに老けていくかを決めることになります。ただ、70代には特有の脆弱さもあることも事実です。無自覚に過ごしていれば、自然と老いは加速していきます。そのために老いを遠ざけようと意図的に生活することが求められるのです。
 どのような生き方をすれば、いつまでも元気で頭のしっかりした高齢者でいられるのか。
◎気持ちが若々しく、いろいろなことを続けている人は、長い間若々しくいられる。
◎栄養状態の良し悪しが健康でいられるかどうか決める。
 そして、それ以上に重要なのは、人々を長生きさせる医療」「健康でいさせてくれる医療」は、違うということを理解することです。
 例えば、コレストロールは長生きの敵のように言われますが、コレステロールの高い人ほどうつ病になりにくいし、男性ではコレストロールの高い人ほど元気で頭がしっかりしているのです。血圧や血糖値も高めの方が頭がすっきりします。食事制限を課せられ塩分を控えめにすると、生きる楽しみを奪われ、元気のない年寄りになりがちです。
 高齢者ほど個人差が大きい。平均寿命と健康寿命は違います。70代を上手く生きないと介護を受ける期間が長くなります。 (牧野要約)
 こんな高齢者になってしまうことを避けたいと思っています。この本を読んで「がん」が見つかっても手術しないことにしました。手術をして身体を弱らせる方が健康寿命を短くするからです。「知らぬが仏」健康診断も受けないことにしました。「一語一会」良い本に出会いました。
   

2026年5月5日火曜日

花だより 教師は役者であれ 教師は演技者であり、演出家である ケマンソウ スイートピー

 


 5月5日「子どもの日」 子どもの人口 最少1329万人 15歳未満45年連続減
 少子化に歯止めがかからない。子どもが少なくなった分、一人ひとりを大切に育てるようになったが、学校に適応できない不登校の子は増加している。学校に来られないなら、来なくてもよい。そんな風潮になっている。学校は学校教育を放棄していいのだろうか?
  教師は役者であれ」 教師は演技者であり、演出家である
 教師は役者のように、国語はこんなに面白い、理科もこんなに面白いということを授業でパフォーマンスする力を持っていること。教え方が下手でつまらない授業をされると、子どもたちは眠くなり、苦痛です。子どもはつまらない時に、よそ見をしたり、消しゴムを削ったり、落書きをしたり…、そして私語を始めます。そうなると先生は大声で「静かにしなさい。うるさ~い!」と怒鳴ることがあります。その一瞬は静かになりますが、すぐに騒がしくなるものです。そんな時、意図的に声の音量を下げて話すと、子どもたちは{何?」と身を乗り出して聞こうとするものです。教師には役者のように、子どもたちの目も耳も体全体を引き込むような興味関心を持たせることが求められます。
 幼稚園や小学校低学年の先生には、そのような上手なテクニックを持った先生が多いです。ところが上の学年や学校になるほど、機械的で一方的にしゃべるだけの授業、生徒はノートをとるだけということも少なくなりません。そうした先生の授業を観ることが自分の力になります。そのためには、授業の上手い先生や学校の研究会に参加して自分を磨くことが大切です。
 「教師は役者であれ」は、教師としてのセンスの問題です。高学歴で知識が豊富であれば、よい先生になれるというものではありません。ただし、子どもの扱いがうまく、演技力があっても、専門的な知識や教材研究なくして、いい授業はできません。面白い授業とは、漫談ではありません。

5月5日 「子どもの日」


 
 

2026年5月4日月曜日

花だより 「一期一会」、「一語一会」、「一合一会」、「一語一絵」 ボタン たんぽぽ

 



 『一期一会』の意味がわかる年齢になった。 
 「一期」とは、一生、「一会」とは一度の出会い、何度も会う相手であっても、この時間は二度と繰り返さないので、常に誠意を尽くすという茶会の心得です。
 現在では、その時、その場の出会いや縁を大切にする。この出会いを大切にして、感謝や思いやりの心を表すときに用いられます。
 造語ですが、「一語一会」は、一つの言葉、話、文章との出会いを大切にする。
 「一合一会」は、お酒一号を酌み交わす、人との「ノミニケーション」を大切にする。
 「一語一絵」は、一つの言葉や一枚の絵から人生で大切なことを学ぶこともある。
 そうした出会いを大切にする。人生は「一期一会」、今この時間を悔いなく過ごす。70歳にして、残りの人生が少なくなってきてやっと「一期一会」の意味が分かるようになってきたように思います。一生に一度しかない出会いや機会(縁)だけでなく、毎日会っている人の他にも、本や絵、音楽、季節の草木との出会いを大切にする。感謝することを大切に残りの人生を過ごそうと思います。
                

2026年5月3日日曜日

花だより 「偶然の出会いが世界を広げる」~本の魅力~ チューリップ 勿忘草

 
チューリップが咲きました。
 
 「偶然の出会いが世界を広げる」~本の魅力~ 読売新聞社説から
 書籍や雑誌の推定販売額は50年ぶりに1兆円を下回った。インターネットの普及などに伴って1996年の2兆656億円をピークに減少傾向が続いている。特に雑誌の落ち込みが大きい。雑誌を買いに来た人が、他の本を手に取ることが多いだけに影響は深刻だ。今では地域に書店がない「無書店自治体」が全体の4分の1に上っている。ところが紙の書籍や雑誌の売り上げが低迷している中で、大型書店が新装開店したり、15年ぶりに雑誌が復刻されている。書店には、それまで関心がなかった分野で気になる本が見つかる楽しさがある。その1冊が人生を変えることもある。老舗三省堂書店の社長は、「本との偶然の出会いを届けたい」と話す。
 読書離れに拍車をかけたのはスマホの長時間利用だとされる。ただ最近の若者を中心にメッセージのやり取りなど面倒に感じる「SNS離れ」が増えている言われている。紙の本は、自分のペースでページをめくることができ、深く考えることに適している。時にはスマホを置いて紙の本を手に取ってみてはどうだろうか。
 そのためには、学校図書館の充実が欠かせない。本が古い、冊数が少ない、カギがかかっている時間が長い、といった状況は改善しなければならない。魅力的な本を紹介する学校司書の待遇改善も重要である。デジタル教科書は4年生以下では使用しない方向で進んでいる。紙の書籍の復活を期待したい。(抜粋、要約、加筆:牧野)
 
実家の本棚を整理をしています。装丁のしっかりした百科事典がド~ンと中央に陣取っていました。購入した時は高額でしたが、今は一文の価値もないらしく、泣く泣く処分することにしました。それでも一部は図書館で引き取ってくれることになりました。

美幌神社の鯉のぼり 新しい名所に

2026年5月2日土曜日

花だより あなたの学校の建学精神は? ニリンソウ オダマキ しだれ桜

 


 あなたの学校の建学精神は?
 木目澤教育長から、「今度、学校にお邪魔した時、あなたの学校の建学精神、伝統、校訓は何ですか。とお聞きします。あわせて最高責任者である校長の立場で、その拠り所なるものを添えて、回答いただきたい。」と言われ、慌てて沿革史を確認しました。
 「校長が変わると学校が変わる、先生が変わると子どもが変わる、子どもが変わると保護者が変わる」という教訓があります。校長として勤務する年数は3年ほどで永遠ではありません。地域に根差した学校として、かつ開かれ信頼される学校づくりには、校長を中心に調和のとれた学校運営が営々と展開するには、校長として勤務する中で校史の精査をすることが大事だということです。
 登山コースは様々あってもめざす山頂はたった一つです。公立の学校では、校長が勝手に目指すところを変えることはできません。校長には学校の教育目標を達成するための経営手腕が求められています。訓子府認定こども園の目指す子どもの姿は「にこにこ、きらきら、わくわく」です。この意味を正しく理解したのは5年目でした。木目澤教育長に叱られます。

北海道では珍しいしだれ桜(美幌町)5月1日