2026年4月29日水曜日

花だより 「こんな部下は嫌だ!」 サクラソウ 女満別の水芭蕉 

 

 

 「こんな部下はイヤだ!」 ~日本の部長100人に聞く~(週刊「プレジデント」)
1 説明が長く結論をなかなか言わない。
2 指示待ち的な態度に終始する。
3 当然やるべきことをやっていない。
4 指示・命令通りでない報告をする。
5 独断専行で根回しが不足
6 自分の考えがない。
7 情報収集不足と解析不足
8 連絡・報告のタイミングがずれている。
9 対応策の提言を伴わない問題提起をする。
10 次のことが想定されているのに判断しない。

 部下を責めたり、愚痴る上司は、部下からは尊敬されないだろう。部下をどう教育するか、上司としての資質・能力が問われる。それが管理職です。学校経営で校長が教職員に求めるのも同じ。教職員を指導することが、子どもたちを教育することになるのです。  

   

2026年4月28日火曜日

花だより 「報告・連絡・相談」心得帖八策 ハナビシソウ ヤマブキ

 

 
 坂本龍馬の新国家の基本方針を示した「船中八策」が有名ですが、組織(学校)の活性化のために木目澤先生は、「“報・連・相”心得帖八策」を説きました。
1 指示・命令を受けた事柄について欠かせないのが「報・連・相」であること
2 ヒト・コトを惜しまないこと「分かり切っていることだろう」と過小評価して報告・連絡を怠ってはならない。習慣化すること
3 具体的・実際的であること 事実に沿って具体的に報告し、事実に忠実に再現すること
4 結論から話し、要領よく簡潔に行うこと 
5 「あれはどうなった」と言われる前に先手に報告すること
6 悪い情報ほど急ぐこと
7 時間がかかるものは、経過報告をして指示を仰ぐこと
8 情報は遅れると価値がなくなる。ただし早とちりしないこと 
                      (木目澤訓:牧野要約・加筆)
 「報・連・相」で大事なことは、気配り、目配り、心配りであること。教頭や教職員に「報・連・相」がなぜ大事か、教頭先生や教職員には、具体的に説明することが大切です。

2026年4月27日月曜日

花だより 昭和100年を考える  ヤマブキ マーガレット

 

 
 私は小学校教員でしたが、大学では中学・高校の社会科免許(日本史専攻)を取得しました。当時、北大から来た南部 昇先生(日本古代史)から「歴史学と史実、歴史教育はすべて違う」また、「特に明治まではやっと歴史になりつつあるが、それ以後の近代・現代史は歴史とは呼べない。」と講義で聞いたことがありました。
 昭和100年を迎え、平成、令和と時代が変わり、やっと昭和が歴史になりつつあります。私自身も人生の半分は昭和です。
 ~昭和100年記念式典考~ 読売新聞 4月21日
    筒井清忠:帝京大学学術顧問(日本近代史)
 「昭和史の見方も多様で議論は尽きない。自由民主義国家として好ましく、無理なくまとめてもよいとの立場だが、昭和や軍人に関する書籍には誤りが多い」といい、正確に昭和史を残し、広めることを望んでいる。
 「間違いからは学べないので正確に歴史を尊重する機会にしてもらいたい。それが先人の苦労をしのぶことだ。」と主張している。
 ~消えた暮らし方にも学びを~
 昭和を回顧する営みは、また将来の活力の源泉ともなると指摘する。というのも昭和の高度経済成長期には、人々はほとんど和服を着なくなり、夏は蚊帳や冬のこたつなど暮らし方が消えていった時期でもある。一方で、そんな江戸期からの生活様式を便利な生活と引き換えに捨ててしまったことに対する哀惜の念も強かった。それが昭和への郷愁の背後になると筒井氏は説明する。
 「過去を振り返るとは、当時の生活から未来に活かせるものを探し求める行為です。昭和の記憶は徐々に薄れていきます。自然に溶け込んだ日本人の生活を思いを懐かしむ機会は、デジタル化・IT化が進むにつれますます増えるでしょう。昭和100年記念事業の意味の一つはそこにあると思います。

 

2026年4月26日日曜日

花だより 教頭先生への願い・期待 キリシマツツジ ヤマブキ

 



 教頭先生への願い・期待
 大きく成長した企業には共通した「4つのション」があります。
①vision(夢)② passion(情熱)③ decision (決断)④ action(行動)です。
 これは学校経営にも通じるものです。成果を上げている学校では、校長の思いや願い、考え方、指示が確実に教頭に伝わり、協働して進められています。
 学校経営の充実ために教頭先生に期待したい5つのこと
1 自分自身に「自信」をもって仕事に当たる。教頭先生の自信なさげな言動は、職員や保護者、子どもたちに不安感を与えるからです。かといって、威張る、偉ぶる、上から目線で言うことではありません。教頭らしく「威厳を備えよ」ということです。
2 「わかりません」「聞いていません」「引き継いでいません」と言う前に、「教頭としてどうあるべきか、どのように処理すべきか」を念頭におくことです。
3 校長が「こうした」という発言は「職務命令」に等しいと受け止めることです。
4 気力、体力、知力を備える。体力は普段の健康管理から生まれます。体力がなければ知力も気力も維持できません。
5 決断は「危機に追い込まれた時」と「今は順調だが、リスクを覚悟で将来のために新しいことをする時」があります。「全員一致の決済は、決断ではない」職員会議は校長が主催するもので、最高決議機関ではありません。最終判断は校長が行うということを踏まえておくことです。
 校長先生が自校の教頭先生を高く評価し、「一日も早く校長に採用されることを願う」 
こう言う校長も高く評価されるものです。教頭先生を生かすも殺すも校長先生次第です。
                         (木目澤訓、牧野要約・加筆)
               散歩コース 石北公園通り


2026年4月25日土曜日

花だより 4月23日は「子ども読書の日」でしたが… オホーツクにも花の季節

 
  レンギョウが満開です、桜が咲きました。オホーツクにも花の季節がやってきました

4月23日は「子ども読書の日」でした。
  2001年に施行された「子どもの読書活動の推進に関する法律」で毎年4月23日に定められました。優れた読書活動をする学校や図書館、団体、個人の表彰など、」各地で子どもと読書に関するイベントが開かれました。
 これは読書好きな児童生徒の割合が減少傾向にあるという危機感から生まれたものです。
全国学校図書館協議会の調べによると、1か月間に一冊も本を読まない児童生徒の割合は、2025年、小学生9.6%、中学生24.2%、高校生が55.7%を占める。いずれも10年前よりも3.8~10.8ポイント増えています。要因の一つにスマートフォンの所持率や利用時間の増加があるとみられています。
 読書の効果は多様です。これまでも言われていたように批判的思考力や主体的行動力、認知機能などは、子どもの頃の読書量が多い人とそうでない人よりも高くなる傾向があります。毎年実施している全国学力・学習状況調査でも、読書が好きであるほど平均正答率が高い傾向にあります。
 子どもだけではありません、大人も本を読みません。町の本屋さんが姿を消しました。図書館にわざわざ本を借りに行く人やネットで本を購入する人は元々本好きな人で限られています。スマホさえあれば情報はすぐ得られる時代に、子どもにだけ「本を読みなさい」と呼び掛けても問題は解決しないように思います。

                         

2026年4月24日金曜日

花だより 4月24日は「植物の日」 牧野富太郎(植物博士) 自然や草木から学ぶ ミヤコワスレ タンポポ

 


                           一足早く歩道の隅に咲いたタンポポ

 4月24日は「植物の日」、植物学者牧野富太郎博士の誕生にちなんだものです。
 牧野博士は生前「ある受刑者の告白を聞いて感じ入った」と言っています。
 「殺風景な刑務所生活で、一本の草、一本の木が憩いの場を与えてくれ、未来の明るい期待と希望を抱くようになった。」というものです。
 「春が来れば芽を出し、花を咲かせ、秋には実を結ぶ植物、それを見て、自然には、きちんと決まった規則があり、草木はそれをきちんと守っている。人間にも人間としての守らなければならない道があることを教えられた。」と、その受刑者は、植物から未来への光明を得たというのです。
 アメリカの刑務所で農作業をやらせたら、しばしば起こる暴動が収まったという事例があります。先人の遺訓が人の心に染みることもあるでしょうが、それ以上のものが植物の生長や自然界の現象には秘められているのではないかと思います。
                         (日本農業新聞より抜粋 牧野要約・加筆)
 生活科で植物を育てるのは、こんな効果を期待しています。
  「花は美しい それがわかる心が美しい」
   「雑草という草はない それぞれちゃんとした名前がある」 (牧野富太郎)
 


2026年4月23日木曜日

花だより 「報・連・相」ダ・ネは、なぜ大事なのか(「情報は組織の血液」) 辛夷 オオバナノエンレイソウ

 
石北通りのコブシが満開

  「報・連・相」ダ・ネは、なぜ大事なのか
 「情報は組織の血液」と言われます。「上司を殺すには情報を絶てばよい」と何とも物騒な言葉があります。それほど情報は重要だということです。
 「報告・連絡・相談」が大事だとよく言われますが、これに加えて「打診・段取り」「根回し」を加えると完璧です。
 「根回し」は、樹木を移植する時、周囲を掘って主根(大事な根)を残して他の根を切り、ひげ根を発生させ移植し易くする作業のことです。
 あらかじめ関係者に説明し、理解と協力を求めおくことで、仕事の手際がよくなります。仕事のできる人は、「根回し」がうまいのです。
 「詰めが甘い」「詰めが足りない」という言葉があります。多くの情報を集め、それらを分析・検討し、よりよい処理方法を見つけ出し、解決を図ることが管理職(校長・教頭)には求められます。そのためには「タテ・ヨコ・ナナメ・ウシロ」など多角的に深く検討して“詰める”ことが必要です。
「報告・連絡・相談」は、なぜ大事なのか? 職員に言うときには、具体的に説明することです。  これらの総体が管理職評価であり、仕事ができる人か否か問われます。(木目澤訓)
   「 根回し」は、日本独自のビジネス習慣です。不測の反対を防ぐメリットある一方で、非効率で不透明な「悪しき習慣」と批判されることがあります。高市首相は「根回し」よりスピードを重視しています。高い支持率を背景に与党内からの批判をかわしていますが、そうした文化の中で育った人間にとっては抵抗感を感じることでしょう。