2026年9月16日水曜日

花だより 若手を育てる 今どきの先生は「3ない」 ホウセンカ 百日草 イヌリンゴ 網走花テント

 

 ある教頭先生から「新卒教員をどう指導したらよいか困っています。気軽に飲みに誘うと断られます。」と相談されたことがありました。
 今どきの先生は「3ない」
1 若い先生は聞かない
2 先輩は教えない
3 職員室ではパソコンしか見ない

 ちょっと前までは、1 読まない 2 買わない 3 自分からは何もしない(三無主義)」と言われましたが、今の時代、分からないことや、知らないことは、AIが即答してくれます。聞くより速いし、遠慮がいらない、分かり易い。大学の講義ではノートを取らない、板書はスマホで撮り、講義は録音したらAIが要約してくれる。そんな時代になったのだから、若手教員の育て方も変えていかなければならないでしょう。
 「教えないコーチが、名コーチである」 “答えを押し付けるのではなく、考えさせ、気づかせる指導法こそが優れている” 野球界の野村克也監督や落合博満監督はこうした指導法を説いています。
 新卒の頃、字が上手な先生の板書をこっそり観に行ったことがありました。物語教材の指導が上手な先生の真似をしました。運動会の全体指導が見事な先生に憧れましたが、直接教わったことがありません。
 若い先生をどう指導したらよいか分かりませんが、今までのやり方では通用しません。
「網走花テント」ミステリーツアーの場所になっています。

 
 
 

2026年9月15日火曜日

花だより 北大創基150年 新たなクラーク像 スターチス ランタナ ゼニアオイ ダリア

 

 孫から羊ケ丘展望台のクラーク像と同じポーズの写メが送られてきました。
 自分も子も孫もエルムの森で学ぶことは叶いませんでした。せめてその気分を味わうため、札幌に行ったときは北大構内を歩き回ります。
 農学校開校から創基50年の1926年に北大構内に胸像が、同100年の76年に「さっぽろ羊ケ丘展望台」に立像が設置され、150年になる今年9月12日、新たなクラーク像(馬上から学生に別れを告げる様子を表したブロンズ像)が「ボーイズ・ビー・アンビシャス(青年よ、大志を抱け」の名言が生まれたとされる北広島市に設置されました。
 「Boys  be  ambitious」 クラーク博士の有名な言葉の意味には、さらに深い意味が…
 お金のためだけではなく
 また自分本位の欲望を満たすためだけでなく
 人が名声を呼ぶ儚く消えるもののためではないことに
 大いなる大志を抱け
 人として、こうあらねばならないということ
 すべてを実現しようとする
 そういう大いなる大志を抱け
 北海道農業と北海道の教育(開拓魂)に与えたクラーク博士の精神は、現在も引き継がれています。北大生ではなくても教育者の端くれとして、学級経営や学校経営の置き換えてみても“大いなる大志を抱け”の精神を引き継いでいかなければならない思います。
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2026年9月14日月曜日

花だより 逆境をくぐってきた人は、底力が違う 張本勲氏と脳科学 あさがお セッコウボク コリウス

 

 逆境をくぐってきた人は、底力が違う
 安打製造機と呼ばれ日本野球界初の3千本安打を達成した張本勲氏が9月9日86歳で亡くなった。長嶋さん、王さんたちと同世代で張本さんの現役時代の凄さを知っている人は少なくなりましたが、晩年はサンデーモーニングのスポーツコーナー解説者として「喝!」「あっぱれ!」と一刀両断する野球界のご意見番で頑固なおじさんとして人気がありました。
 育ててくれた母親に恩返しを誓い、被爆や大ケガ、貧困といった逆境をはねのけ不屈の精神で野球人生を送ったからこそ、「喝!」「あっぱれ!」に迫力と説得力がありました。
 ~「何度も修羅場をくぐってきた人は、人間としての底力が違う。人には逆境があった方が脳のためによい。逆境を乗り越える経験が人を強くする。逆境を経験せず、常に順法満帆で歩んできた人は、脳を鍛える機会に恵まれなかった分、人間として脆いという。ただし、不幸や逆境が人格を磨くこともあれば人格を歪めてしまうこともある。逆境に直面した時「よし、乗り越えて見せる」と思った瞬間に脳も闘う能力をなる。しかし、「ああ!もうダメだ」とあきらめてしまったら、その瞬間に脳も逃げの方向に変わってしまう。~「脳科学の『祈り』」(脳科学者:中野信子著より)
 張本さんは、4歳の時大ヤケドで指の一部が内側に向かったまま真っすぐに伸びない。そのことを引退後、「打撃の神様」と呼ばれた川上哲治さんに見せると「お前、こんな手で…」と絶句して涙ぐんだという。いくつもの逆境を乗り越えた不屈の野球人生に「あっぱれ!」
 

2026年9月13日日曜日

花だより 「子ども食堂」と「習い事」 千日草 百日草

 

 “お笑い芸人やすこの夢「こども食堂」を「ヒロミリフォーム」(日テレ24時間テレビ)で叶える”を見て思ったこと
 「子ども食堂」は、子どもが一人でも行ける無料または低額で食事を提供するだけでなく、孤食の解消や地域の交流の場になっていて、全国各地で盛況らしい。特に夏休みは、給食がないので1日2食だけの生活をおくった子どもが多く、子ども食堂を利用者が多かったという。それだけ生活が困窮している家庭が増えている。
 ところが9月9日の読売新聞に「≪習い事≫未就学児の3人の2人(関東地方)月額費用1万5千円」という記事があった。調査会社によると、習い事の内容は、スイミングスクールが約3割で一番多く、他に体操や英会話、ダンスが人気。幼稚園や保育園で外部講師による習い事ができる機会が広がったことが背景にあるという。
 1か月の費用は、3~6歳児までの未就学児が14,847円、小学校低学年が15,403円、高学年になると23,689円だった。「早いうちからいろいろな体験をさせたいというニーズが増えている。」と分析している。これに学習塾などの費用が加わる。
 食事もままならず「子ども食堂」に通う子もいれば、裕福な家庭で習い事をする子もいる。その差がPISAの学力差に出ている。こうなると学校教育だけでは解決できない問題である。子ども食堂に行きながら、習い事をしている子もいるのか?
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2026年9月12日土曜日

花だより デジタル化をいち早く取り入れた北欧のPISA結果 花テント キキョウ 百日草

 

  
 教育のデジタル化を見直す北欧諸国は、今回のPISAの結果はどうだったのか?
 ノルウェーは16年以降、デジタル端末を使った授業が急増したが、その結果、PISAの成績低下が目立ち修正を図ってきた。しかし今回もまた下位に低迷している。アナログ回帰を図っているスウェーデンも3分野で前回より順位を下げた。60年代、トップクラスのフィンランドは、紙の教科書に戻す動きが出ているが、今回は科学13位、読解16位、数学23位だった。3か国は3分野すべて平均点が下がった。特に読解力で低下が目立ち前回よりも16~24点低くなった。
 得点低下は、北欧諸国だけでなく世界的に起きており、デジタル化の影響を含めて要因を分析すべきである。調査対象の北欧の高校生は、デジタル化の進む中で学んできた世代であり、政策の見直し効果は、中長期的に見ていく必要がある。(9月9日 読売新聞)
 これまで教科書のデジタル化に反対を唱えてきた読売にしてみれば「それ見たことか…」の結果となった。しかし、デジタル化の流れを止めることは難しい。どう使うと良いのか愚小には分からない。AIに聞いてみてはどうか?
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2026年9月11日金曜日

花だより 世代交代することは避けて通らない シオン ヤグルマギク ショウメイギク サボンソウ

 

 「世代交代することは避けて通らない」
 教頭として支えてくれた先生が校長になり、来春定年を迎える。
 新採用教員の力量育成や管理職の職能向上を見ると、どのような学校や校長に出会い、どのような教育環境や職場で仕事をしたかによって大きな違いが出るように思います。
 専門職としての教員の力量形成(成長)のスピードは十人十色であることは当然として、校長の期待としては、部下職員に対して成長を願えば願うほど大きく膨らみます。しかし、一方期待される側は、大きなプレッシャーであったり、大きなお世話と思う人もいないとは限りません。それにしても尊敬や信頼関係なくして人は学ぼうとしません。「若手を育てるとは、自分自身を磨くことに他ならない」これも木目澤先生の言葉です。
 今管内で輝いている校長がいます。彼は若いころから生活総合の研究団体で常に新しい課題に挑戦していました。教員を育てるには、人間関係の醸成の下、研究団体への加入勧誘と研究団体の活性化を図ることも大事だと考えます。変化の激しい時代です。古い考えはもう通用しません。常に新しい情報を得ることが大事です。自分の過去の実践を自慢げに話すのはもってのほかです。ベテランから若手に権限を委譲する「世代交代」が今求めれられています。

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2026年9月10日木曜日

花だより PISA結果公表(上位と下位の格差大?) ヤマブドウ レンゲショウマ 花テント キキョウ 百日草

 


 PISA(国際到達度調査)の結果が公表されて、学習3分野で1位
 日本の学力は、高水準を維持していることが証明されました。一方で、低得点層は、6段階ある習熟度別レベルで日本は最下位、義務教育の基礎的な知識や技能が身についていない。低得点層が増加、義務教育の基礎定着難航、スマホ影響、家庭支援低下による学力低下が心配(9月9日読売新聞)
 ≪学校教育では限界≫
 高得点層は、おそらく学習塾や私立の学校に通うような生徒に違いない。義務教育(公立学校)は、低得点層の底上げが使命だろう。多くの生徒がスマホの長時間利用をやめられないことで、学習時間が顕著に減っている。学校で指導しても生徒には響かない。問題意識の低い家庭もあり、長時間利用は保護者の意識と強く連動しているので、学校の指導には限界があるというのが現場の声のようだ。
 家庭環境も影響している?
 生徒向け質問調査によると、保護者の学歴や所有物など家庭環境の指標が低いほど低得点層の割合が高い。保護者が「今日は学校で何したの?」などと生徒に声をかける頻度が高いほど家庭の支援が手厚いほど得点が高い傾向にあるという。
 結果に一喜一憂することなく、学校は中身をよく分析し、通信などを通して保護者に分かり易く伝える努力が必要だろう。       
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