2026年5月20日水曜日

花だより 身だしなみとオシャレは違う(新人教員研修から) シバザクラ 今月のロビーの花

 



“目は心の窓”
 「身だしなみ」は相手への配慮で、「オシャレ」は自分を装うもの
学校の先生の服装について、最近は、「ジーンズとかジャージとかラフな方が親近感が持ててよい。」という人もいますが、???です。教員こそ服装のTPOをわきまえて、失礼のないようにすることが社会通念上の所作として大切であると考えます。
 “夜回り先生“こと小谷 修氏は、横浜の夜の世界で、中高校生のために渡り歩き、暴力団や薬の売人と関わってきました。彼らは、女子中高生の髪の色や爪の色、化粧、服装に目を付けます。そして、「最終的には女の子の体が狙いだ」と断言します。
 「人の印象は最初の1分間で決まる。人と会うときには、笑顔と目の輝きを大切にしてほしい」と客商売の社長さんは従業員教育に力を入れます。
 学校の常識が社会の非常識と揶揄されることが少なくありません。特に若い先生は、学校をよりよく改善するための新しいエネルギーの源です。新風を巻き起こしてほしいと思いますが、教員である前に、一人の社会人である自覚が必要です。
 「若い」という字の下に「心」を書くと「惹かれる」という字になります。この字の意味をかみしめてください。「人や物事に対して自然と心が引き寄せられ、興味や好奇心を持つ」という意味です。そんな教師になってほしいものです。
 札幌での地下鉄のできごと
 アイドルかと思うほどかわいい(ミニスカート、同じ髪型)4人の制服を着た女子高生が乗ってきました。すぐにバックから手鏡を取り出し、化粧直しと髪型チェックを始めました。その横に大きなスポーツバック抱えヨネックスのジャージを着たショートカットの部活帰りの思われる女子高生が寝ていました。周りの大人はみんなスマホに釘付け、そのJKに目をやっているのは私だけでした。「これが札幌(都会)何だ!」と田舎者の私は思いました。
 

2026年5月19日火曜日

花だより 最後の園長研修会(北海道国公立幼稚園・こども園協議会) カザグルマ 紅バラ

 



 最後の園長研修会
 北海道国公立幼稚園・こども園協議会の加盟園は35園になってしまいました。(私立の幼稚園・こども園が8~9割を占めています。)
 女性の園長先生が7~8割、あとの男性の園長先生は、小中学校の校長を退職された方です。その男の園長先生から「道教委は、幼少連携の重要性と取り組みの強化を言われるが、私立の幼稚園、こども園や保育園、託児所などの幼児施設の取り組みはどうなっているのか?」という質問があり、「幼小連携が進まない原因は、縦割り行政に原因があるのではないか?」という意見がありました。
 私も園長になったとき、全く同じことを感じ、道教委に言ったことがあります。ところが、会長になって全国の会長さんや役員の皆さんと話す中で反省させられました。
 全国の会長曰く「私たち全国国公立幼稚園は、長い間日本の幼児教育をリードしてきました。確かに加盟園は減りましたが(昨年1年間160園減少)、これまで現場で培ってきたことを教育行政に反映してもらう努力をしてきました。私たちがモデルとなること、これからもそのスタンスは全く変わりません。これからは『質の向上』が求められています。そのためには園長自ら研修に努めなければなりません。そういう気概が必要です。それが国公立幼稚園・こども園協議会の使命です。」
 訓子府「わくわく園」での5年間
 公開保育研究会を年2度開催しています。当初は、小学校の校長先生と教頭先生が保育公開を交代で見に来るだけでした。学校に出向き「校長先生は来なくてもいいです。先生方に来てほしい。」とお願いしました。
 3年目くらいから、一般の先生の参加が増えてきて、さらに「小学校とこども園では、文化が違います。私もその文化の違いを理解するまで時間がかかりました。そのためには保育を見るだけではなく、研究協議にも参加してください。」と頼みました。するとうちの先生から「園長先生は、私たちの味方ですね」と言われました。最後の年には、小学校だけでなく中学校の先生の参加もありました。高校の校長先生も顔を出してくれました。でも、まだまだです。
 


2026年5月18日月曜日

花だより 北海道国公立幼稚園・こども園協議会会長退任 チューリップ(湧別町)

 


中学校の教頭先生が撮ってくれました。
             地方紙「経済の伝書鳩」に5月15日掲載

 5月15日(金)北海道国公立幼稚園・こども園協議会の総会が札幌で開催され、会長職を退任にして、これでただのじいさんになりました。
 “会長としての最後の挨拶から”
~北見にも大きなイオンモールがあります。遠くから『えんちょうせんせ~!』と大きな声で叫び、走って抱きついてきた女の子がいました。「何事か?」と周りのお客さんから見られてとても恥ずかしい思いをしたことがありました。お別れ会で「4月からは、もう園長先生じゃないからね。もし見かけたら、小さい声で言ってね。」とお願いしました。すると連休に、上着の裾をツンツンと引っ張る子がいて、『えんちょうせんせい』と小さい声で言われました。ちゃんと覚えていたのです。何とかわいいことか、理屈抜きで“超かわいい!”ではありませんか。“かわいい子を目の前にして、育てずにはいられない気持ち、これこそが保育者の『育ての心』である。”近代幼児教育の父と言われた倉橋惣三先生の言葉を思い出しました。
 自分は、そんなかわいい子どもたちのために十分な園運営をしてきただろうかと反省をしつつも、70歳まで教育の現場に立ち、こんなかわいい子どもたちと出会い、そんな子どもたちを育てている先生方と出会えたことに喜びと幸せを感じました…。~
 最後の園長経営研究会に参加しての感想は、明日また…。つづく
*5月12日から5月31日まで、訓子府公民館で書画展を開催してくれています。
 このために2点新作を描きました。
 

2026年5月17日日曜日

花だより 教師のスキルUP 繁盛店に学ぶ ゼラニウム

 

 

  教師のスキルUP 繁盛店に学ぶ
 ラーメン、カレーなどの行列ができる繁盛店は何が違うのでしょうか?
 例えば、かつ丼の好きな人は、かつ丼の美味しさを自分の舌で、目で、体で知っています。肉の質、肉の揚げ方、塩加減や味付け、ご飯の炊き方具合、卵のとじ具合う、そしてそれに見合った値段かどうか、そういう総合的な面から観て、あの店のかつ丼は“旨い”と言われるのであって、また行きたくなるのが繁盛店です。
 『ほんもの』とはどういうものか? 質の高いかつ丼(「ほんもの」)を教師のスキル(授業力、学級経営力)に置き換えて心に留めておくことが大切だと思います。
 教師は「研修が命」と言われますが、研究会や研修会、講演会に参加したり、専門書を読むだけでなく、こうした日常生活の中にも自分を磨く発見があります。そんな姿勢(センス)が教師には必要のように思います。

   5月15日(金) 北海道国公立幼稚園・こども園協議会総会(於:札幌)が行われ、会長職を降りました。これで名刺を持てなくなり、ただのじいさんになりました。

2026年5月14日木曜日

花だより 時代の流れや変化を敏感にキャッチする ライラック

 



 「池上彰のニュースそうだったか!!」毎週楽しみに見ています。池上氏が、分かり易くニュースを解説してくれて、若い人は、「昔はそうだったのか?」 年寄りは、「今はそうなのか?」と頷きながら見る情報番組です。 日本の組織、会社、学校は、これまで責任と権限を曖昧にしてきたように思います。
 例えば電話の対応で「〇〇学校です」から「〇〇学校の〇〇です」と氏名を名乗り受信するようになりました。企業では社名だけの対応で指名を名乗らなければ信頼されません。ところが最近は、店員さんの名札がイニシャルになったり、廃止したりするところもあります。個人情報保護(?)や犯罪から守るためで、これも時代の流れです。また、「ワークショップ」や「ワーカー」のように欧米流に変化しました。前者は「仕事場」(研究協議の意味も)、後者は「仕事人」です。これまでの職場とか社員だとかのような曖昧な表現の陰に隠れていた「三せず主義」(休まず、遅れず、仕事せず:会社には休まず来るが、あまり働かない)は今の時代には通用しない今の現実を肝に銘じなければなりません。
 働き方改革が進行中ですが、教員の長期休業中の校外研修もしかりです。コトコト煮られ一人一人の責任も権限もはっきりしない「お粥社会」から一粒一粒の米が存在感を持ち、自己主張できる「おむすび社会」へクローバルな考え方にシフトを変えなければなりません。
 働き方改革は、学校の活性化を図るためのものです。これは「意識改革」に他なりません。時代の流れや変化を鋭敏にキャッチしながら、学校経営に当たる覚悟が校長には必要です。




2026年5月13日水曜日

花だより 「アオイクマ」に気を付ける ゼラニウム 

 

 

 冬眠明けの気性の荒い熊の話ではありません。新任教員の心構えです。
“ア”は「あせらない、あわてない」
 教育は陸上競技のマラソンのようなものです。初めから飛ばし過ぎて後半バテないように、それぞれのリズムを大事にすること。教育はすぐに効果が出るものではありません。
“オ”は「おこらない」です。
 感情的にならないようにすることです。「怒る」と「叱る」は違います。心冷静に教師の言葉は、その子の将来を左右する重い一言になることを自覚しなければなりません。
“イ”は「いばらない」です。
 「先生、先生…」と呼ばれ、急に偉くなったと錯覚してはいけません。偉そうなことを言ったり、失言は許されません。謙虚さと誠心誠意、真心をもって子どもや保護者に向き合うことです。
“ク”は「くさらない」です。
 子どもが言うことを聞かない、保護者からのクレームなど、思いがけないことが起こるものです。そのことで心の病にかかる教員が増えています。果物でも肉類でも腐ってしまうと元に戻りません。腐らないうちに料理して美味しく食べたり、腐らない方法を考えなくてはなりません。一人で悩まないで、先輩や同僚に相談することです。
“マ”は「負けるな!」です。
 最近、勝ち組とか、負け組とか言いますが、おかしな言葉です。人生勝ったり負けたりの繰り返しです。辛いことがあっても弱音を吐かない。生徒指導できつい問題に出くわしてもへこたれずにプラス思考で乗り切ってほしい。自分自身に負けないことは生涯に亘って大切なことです。
 4月に教員になった先生方には、1カ月が過ぎましたが、くれぐれも「アオイクマ」には気を付けてください。これは自分自身への自戒でもあります。

2026年5月12日火曜日

花だより 仲のよい職場は教育も充実する  クリンソウ ゼラニウム

 

 

 仲のいい職場は教育も充実する 「以和為貴」

 誕生日にお花を届けたい、良いことがあったときは、お便り、電話、今はLINEで知らせたい。休みには一緒にどこか食事にも出かけようか、そんなとき嫌な人と行くでしょうか?お互いに心のつながりの程度次第だと思います。
 職場では、最も大事で人間関係が良好で楽しく、酒宴ではさしつ、さされつのような緊張とリラックスのバランスがとれている職場でこそ仕事の意欲がわくというものです。そういう職場にいる先生方が、子どもに良い影響(良い教育)を与えるものです。
 特に“三つ子の魂百まで”と言われるように、幼児施設(こども園)の先生方は、見事に幼児を引きつけたり、集中させたり、頑張らせたりします。先生のペースで教え込むことはしません。遊びを通して、子どものペースで、子ども自身が自ら気づき、発見したり、考えたりすることを常に大切にしています。こども園の先生方は、みんな仲がいい。そして、いつも笑顔です。子どもは大人の表情に敏感です。先生の笑顔で安心し、子どもや保護者から信頼されるのです。先生に一番大事なのは笑顔です。
 小学校の先生は、幼児施設の保育を参観するとどれだけ参考になるか計り知れません。