2026年5月3日日曜日

花だより 「偶然の出会いが世界を広げる」~本の魅力~ チューリップ 勿忘草

 
チューリップが咲きました。
 
 「偶然の出会いが世界を広げる」~本の魅力~ 読売新聞社説から
 書籍や雑誌の推定販売額は50年ぶりに1兆円を下回った。インターネットの普及などに伴って1996年の2兆656億円をピークに減少傾向が続いている。特に雑誌の落ち込みが大きい。雑誌を買いに来た人が、他の本を手に取ることが多いだけに影響は深刻だ。今では地域に書店がない「無書店自治体」が全体の4分の1に上っている。ところが紙の書籍や雑誌の売り上げが低迷している中で、大型書店が新装開店したり、15年ぶりに雑誌が復刻されている。書店には、それまで関心がなかった分野で気になる本が見つかる楽しさがある。その1冊が人生を変えることもある。老舗三省堂書店の社長は、「本との偶然の出会いを届けたい」と話す。
 読書離れに拍車をかけたのはスマホの長時間利用だとされる。ただ最近の若者を中心にメッセージのやり取りなど面倒に感じる「SNS離れ」が増えている言われている。紙の本は、自分のペースでページをめくることができ、深く考えることに適している。時にはスマホを置いて紙の本を手に取ってみてはどうだろうか。
 そのためには、学校図書館の充実が欠かせない。本が古い、冊数が少ない、カギがかかっている時間が長い、といった状況は改善しなければならない。魅力的な本を紹介する学校司書の待遇改善も重要である。デジタル教科書は4年生以下では使用しない方向で進んでいる。紙の書籍の復活を期待したい。(抜粋、要約、加筆:牧野)
 
実家の本棚を整理をしています。装丁のしっかりした百科事典がド~ンと中央に陣取っていました。購入した時は高額でしたが、今は一文の価値もないらしく、泣く泣く処分することにしました。それでも一部は図書館で引き取ってくれることになりました。

美幌神社の鯉のぼり 新しい名所に

2026年5月2日土曜日

花だより あなたの学校の建学精神は? ニリンソウ オダマキ しだれ桜

 


 あなたの学校の建学精神は?
 木目澤教育長から、「今度、学校にお邪魔した時、あなたの学校の建学精神、伝統、校訓は何ですか。とお聞きします。あわせて最高責任者である校長の立場で、その拠り所なるものを添えて、回答いただきたい。」と言われ、慌てて沿革史を確認しました。
 「校長が変わると学校が変わる、先生が変わると子どもが変わる、子どもが変わると保護者が変わる」という教訓があります。校長として勤務する年数は3年ほどで永遠ではありません。地域に根差した学校として、かつ開かれ信頼される学校づくりには、校長を中心に調和のとれた学校運営が営々と展開するには、校長として勤務する中で校史の精査をすることが大事だということです。
 登山コースは様々あってもめざす山頂はたった一つです。公立の学校では、校長が勝手に目指すところを変えることはできません。校長には学校の教育目標を達成するための経営手腕が求められています。訓子府認定こども園の目指す子どもの姿は「にこにこ、きらきら、わくわく」です。この意味を正しく理解したのは5年目でした。木目澤教育長に叱られます。

北海道では珍しいしだれ桜(美幌町)5月1日



2026年5月1日金曜日

花だより こんな部下が欲しい!組織の活性化は「情報共有」 モクレン ソメイヨシノ エゾヤマザクラ

 

 
 訓子府のレクレーション公園の桜は満開です。連休前に咲くのは珍しい。ただしソメイヨシノではなくエゾヤマザクラです。コブシはもう散り始めました。エゾムラサキツツジはまだきれいに咲いています。これからシバザクラが咲き始めます。
枝に挟まった風船
オホーツクの隠れた桜の名所
ジンギスカンをする人はいません

  こんな部下が欲しい!
1 担当業務に精通している。
2 上司の意を汲んで行動してくれる。
3 人との調整力がある。
4 自分のポジション、役割などを十分にわきまえている。
5 情報を自分で独占しない。
6 出処進退を常に明確にしている。
7 上司の能力や性格を客観的にとらえカバーに努める。
  こんな部下はそうそういません。上司の指導力が問われます。
  組織活性化のカギは「情報共有」にあるようです。
 情報はややもするとゆがめられ、都合の悪いものは消されるものです。特に上から下への情報は増幅され、下から上へは悪い部分が消され歪曲されがちです。
 組織(学校)の活性化は構成員(教職員)一人一人が自律し、行動し、切磋琢磨する土壌(職場)の肥沃度(研修意欲)に尽きます。組織の血液である情報の流れが悪くなることは組織の死活問題です。学校が活性化するためには、教職員の信頼関係が保たれ、情報がこまめに回すことです。子どもや保護者、地域の状況、教育委員会の考え方などの情報が共有されることが大事です。それをするのが校長・教頭の務めです。
                      (木目澤訓:牧野要約・加筆)
 
               

2026年4月30日木曜日

花だより 自由人になって1か月 モクレン 玉ねぎの苗の移植

 

 自由人になって1か月が過ぎました。
 朝起きる時刻、床に入る時刻は変わりません。朝食の時間もこれまで通りです。ただ給食がなくなったので、妻は昼食の準備が大変らしく「給食はありがたいよね」と言っています。変わったのは、ブログをゆっくり書けるようになったことと、掃除機をかける仕事を命じられたこと、9時半から散歩に出かけること、一日1万歩が目標です。これで午前中は過ぎます。午後からは書斎の片づけをしています。60で定年退職した時にも片づけをしましたが、「もしかして、この本や資料は使うかもしれない。」と取って置いたものを今回は思い切って捨てました。「これはリサイクルショップに売れるかも?」と思って持って行きました。すると、最高で100円、「持って帰るのも大変でしたら、ただで引き取りますよ。」と言われ助かりました。
 現役時代の資料は開かないようにしました。読み始めると片付けられないからです。片付けに飽きるとお世話になった人に手紙を書いたり、絵を描きます。訓子府で描き残したものです。「園長先生、まだまだ訓子府にはいいところがありますよ。ぜひ描いてください。」と頼まれたのを鵜吞みにしています。
 「充実した毎日ですね。」と言われますが、何か物足りなさを感じています。気が付けばブログの内容は、まだ教育関係や校長・教頭の心得のようなものばかりです。教育のことを考えたり、話すことがやっぱり好きなんだ。他のことはできない自分に気が付きました。
 先日、気の合う先生と久しぶりにお酒を飲みました。話の内容は、やっぱり教育のことでした。



2026年4月29日水曜日

花だより 「こんな部下は嫌だ!」 サクラソウ 女満別の水芭蕉 

 

 

 「こんな部下はイヤだ!」 ~日本の部長100人に聞く~(週刊「プレジデント」)
1 説明が長く結論をなかなか言わない。
2 指示待ち的な態度に終始する。
3 当然やるべきことをやっていない。
4 指示・命令通りでない報告をする。
5 独断専行で根回しが不足
6 自分の考えがない。
7 情報収集不足と解析不足
8 連絡・報告のタイミングがずれている。
9 対応策の提言を伴わない問題提起をする。
10 次のことが想定されているのに判断しない。

 部下を責めたり、愚痴る上司は、部下からは尊敬されないだろう。部下をどう教育するか、上司としての資質・能力が問われる。それが管理職です。学校経営で校長が教職員に求めるのも同じ。教職員を指導することが、子どもたちを教育することになるのです。  

   

2026年4月28日火曜日

花だより 「報告・連絡・相談」心得帖八策 ハナビシソウ ヤマブキ

 

 
 坂本龍馬の新国家の基本方針を示した「船中八策」が有名ですが、組織(学校)の活性化のために木目澤先生は、「“報・連・相”心得帖八策」を説きました。
1 指示・命令を受けた事柄について欠かせないのが「報・連・相」であること
2 ヒト・コトを惜しまないこと「分かり切っていることだろう」と過小評価して報告・連絡を怠ってはならない。習慣化すること
3 具体的・実際的であること 事実に沿って具体的に報告し、事実に忠実に再現すること
4 結論から話し、要領よく簡潔に行うこと 
5 「あれはどうなった」と言われる前に先手に報告すること
6 悪い情報ほど急ぐこと
7 時間がかかるものは、経過報告をして指示を仰ぐこと
8 情報は遅れると価値がなくなる。ただし早とちりしないこと 
                      (木目澤訓:牧野要約・加筆)
 「報・連・相」で大事なことは、気配り、目配り、心配りであること。教頭や教職員に「報・連・相」がなぜ大事か、教頭先生や教職員には、具体的に説明することが大切です。

2026年4月27日月曜日

花だより 昭和100年を考える  ヤマブキ マーガレット

 

 
 私は小学校教員でしたが、大学では中学・高校の社会科免許(日本史専攻)を取得しました。当時、北大から来た南部 昇先生(日本古代史)から「歴史学と史実、歴史教育はすべて違う」また、「特に明治まではやっと歴史になりつつあるが、それ以後の近代・現代史は歴史とは呼べない。」と講義で聞いたことがありました。
 昭和100年を迎え、平成、令和と時代が変わり、やっと昭和が歴史になりつつあります。私自身も人生の半分は昭和です。
 ~昭和100年記念式典考~ 読売新聞 4月21日
    筒井清忠:帝京大学学術顧問(日本近代史)
 「昭和史の見方も多様で議論は尽きない。自由民主義国家として好ましく、無理なくまとめてもよいとの立場だが、昭和や軍人に関する書籍には誤りが多い」といい、正確に昭和史を残し、広めることを望んでいる。
 「間違いからは学べないので正確に歴史を尊重する機会にしてもらいたい。それが先人の苦労をしのぶことだ。」と主張している。
 ~消えた暮らし方にも学びを~
 昭和を回顧する営みは、また将来の活力の源泉ともなると指摘する。というのも昭和の高度経済成長期には、人々はほとんど和服を着なくなり、夏は蚊帳や冬のこたつなど暮らし方が消えていった時期でもある。一方で、そんな江戸期からの生活様式を便利な生活と引き換えに捨ててしまったことに対する哀惜の念も強かった。それが昭和への郷愁の背後になると筒井氏は説明する。
 「過去を振り返るとは、当時の生活から未来に活かせるものを探し求める行為です。昭和の記憶は徐々に薄れていきます。自然に溶け込んだ日本人の生活を思いを懐かしむ機会は、デジタル化・IT化が進むにつれますます増えるでしょう。昭和100年記念事業の意味の一つはそこにあると思います。