2026年6月7日日曜日

花だより 教頭たるもの、真面目過ぎてはならない タニウツギ アカツメクサ ヤグルマギク セッコク

 


 運動会が終わると、校長採用試験の勉強会が始まる。論文や面接など同窓の先輩K先生やN先生からから厳しく指導を受けたのを思い出します。その内容は、校長を目指す教頭先生だけでなく、現職校長にも求められるものです。
 校長、教頭は、普段どのような仕事を行い、どのように勉強しているかを実際に見たり、聞いたりすることが重要です。そのために教頭会組織がありますが、学校数が減って、町内の教頭先生は2人か3人、義務教育学校になると1人になってしまいます。だからこそ横のつながりを大事にしなければなりません。
 同業者として校長、教頭のみならず、職場での人間関係が形成されているか否か、信頼され、頼られ、相談されたり、研究団体の役員になったり、研究会や研修の場で助言者として依頼されたり、これらは指導力や専門職としてだけでなく、人望の有無に行きつくものではないかと思います。
 校長になるための論文は上手く書けなければなりませんが、それよりも、人間味があり、同僚から相談を持ち掛けられ、適切に指導や支援ができる。横柄な言葉遣いや態度を感じさせないような内面からあふれる優しさや厳しさ、鋭さ、教育に対する情熱や使命感、責任感、探求心や研究心、品格、道徳心、笑顔を忘れないような度量を持ち合わせている総合的な人間味、人間性のようなものの積み重ねがそう思わせるのではないか、そうしたものが論文や面接に出るのだと思います。
 校長を目指す教頭の勉強(研修)は、特別なことではなく普段の“課題意識”、“改善意識”、“仕事の工夫意識”、“職員を見つめる観察力”の有無に帰するものです。当時、いい論文を書こうと思っていた自分に、木目澤先生は、こんな話をしてくれました。木目澤先生のこの言葉は、学習会の講師を務める現職校長に向けられた言葉だと思います。
 【教頭たるもの】 
 1~明るく元気がなければならない 
 2~真面目過ぎてはならない
 3~固すぎてはならない
 4~自分を出さなければならない

2026年6月6日土曜日

花だより AIに頼ることなかれ 教師にとって文章を書くことの意義・価値 サツキツツジ フジ ルピナス

 


昨日の朝散歩、下り藤と上り藤を見つけました。

 文章を書くことが好きかと問われて、好きだと答える人は少ない。教師も同じです。
 教師にとって文章修業は、好き嫌いのレベルでは片づけることはできません。嫌いであっても職業柄書く機会は多いし、適切な文章を書けなければなりませせん。教師にとっては避けられない修行です。ところが今、AIという強い見方が現れましたた。文章に表し、主題や道筋、論理や用語を整えてくれます。しかし、文章を書くことの意義や価値を蔑ろにしてはなりません。まずは自分で考えること
◎考えに形を与える~頭の中にある考えは、まだ定かではない形をそのまま口に出すとわかりにくい。ある程度形を整えて初めて吟味や検討の対象となる。初めからAIに任せてはならない。
◎考えを深める、考える~相手に向けて、その内容を評価して、付け加えたり、言い換えたり、繰り返したり、取り消したりしながら書き進める。相手と対面で話すのとは違い、内容を整えないとうまく相手に伝わらない。だから言葉を吟味し、論理の整合性が高まっていく、これは自分にとって大きな実りである。
◎国語力の総決算~文章にはその人の国語力の総合力が反映する。語彙の豊富さや適否、思考の広さ、独自性や教養の有無、ユーモアのセンスなどすべてが露呈される。
 逆の言い方をすれば、文章を書くことのよってそれが身についていくということです。すべてAIに頼るのではなく、教師にとって文章修業をすることは実に意義深く、価値があるのです。自分はこの歳になってやっとこう思うようになりました。
 “「書く」とは、恥をかく、汗をかくこと”と教わりました。

2026年6月5日金曜日

花だより 花で街づくり「自助・共助・公助」 ボランティアはさりげなく シロツメクサ アマリリス 

 


 
 北見は30度超えとの予報が出たので、いつもより早く散歩に出かけました。雑草が生い茂っている歩道は、空き家が目立つ。残念ながら人口減は、マチの景観を損ねている。歩き続けると公共施設の前の花壇の草取りをしているご年配に出会いました。北見市は財政難で、公園整備にお金をかける余裕などない。菅元総理の「自助・共助・公助」の言葉を思い出した。またボランティア精神は「さりげなく:見返りを求めてはならない」という言葉も思い出した。

 帰り道、花屋の店先には、花壇用のサルビアやマリーゴールドなどの苗が並べられていました。商店街の店先の歩道にも花が植えられましたが、閉められた店が多く、そこだけぽっかり空いています。
  「花は自分が美しいとは思っていない。美しいと感じる心が美しい」
 暮らしに彩を添える花、多様な色彩や可憐な形は、美しさを表す花言葉にも見られるように、古くから人々の感情を表現する象徴として親しまれてきました。
 花の形や色、香りは昆虫を呼び寄せるためのものと言われているが、人の心も引き寄せる。花がきれいに咲くためには、水や栄養が豊かな環境が大事です。自然豊かな北海道は、春から夏にかけてが花の絶景季節を迎えます。
 野生の花と違って花壇に植えられた花が美しさを保つには、人の手が必要です。北見は財政難ですが、行政だけに頼るのではなく、自助、共助の精神が必要です。市民の力で「町並みはきれい!」と言われたいものです。


2026年6月4日木曜日

花だより 「がんばれ!がんばれ!」何をどうがんばる? クローバー タンポポの綿毛 セイヨウオダマキ ヤマブキ

 

セイヨウオダマキ  ヤマブキ

がんばれ!がんばれ!」運動会の練習で毎日、何度も言う言葉です。
「ところで、“がんばれ!”てどういうこと?」と園児に聞くと
「えんちょうせんせい、あのね。“いっしょうけんめいがんばる”ことだよ」
 なるほど、何となくわかっているんだ?
 “いっぱいあそんで、いっぱいたべて、いっぱいねる 今日も一日、がんばってね!”
 園長先生のお話のときは、必ずこの言葉を使いました。すると「えんちょうせんせい、ママが『あそんでばかりいるんじゃない!』と言ったけど、どっちが正しいの?」と言われました。
 教師が一番多く使うことも「頑張れ!」ではないでしょうか。これほど曖昧で具体性に欠ける言葉はありません。言われた子どもは、何をどうすればいいか、わかるでしょうか?      
  ≪指導の言葉を磨く≫ 
 
スポーツのコーチが選手を指導するときは技術面をチェックして、改善・矯正に向けた助言をするものです。「頑張れ」とハッパをかけるだけのコーチはいないはずです。
 教師の仕事も同じです。子どもと接する全ての場面で「頑張れ」を使わないように心掛けると必然的に適切な言葉を探すようになります。
 優れた教師はいろいろな会話の言葉や指導の言葉を持っているものです。「頑張れを禁句にする」とは、頑張れと言わずに子どもの良さを引き出す。そう心掛けることで教師の指導力も高まっていくと思います。

 たんぽぽが綿毛になって飛んでいきました。夏がやってきました。散歩中に石垣の隙間の“頑張っているたんぽぽ”を見つけました。




2026年6月3日水曜日

花だより ~働くシニアなぜ増える~ 北海道の人口500万人下回る キャットニップ カスミソウ エビネ センダイハギ 

 


           センダイハギ
 朝の散歩コースは、毎日変えている。昨日は「薄荷記念館」まで行ってきた。ハッカとは言わずハーブという。ハーブにも様々な種類がある。キャットニップは、猫を寄せ付けて興奮させる精油成分含んでいて「虫よけハーブ」としても人気がある。スマホがあるとすぐに調べることができる。「仕事を辞めて悠々自適の生活ですね」と言われるが、そうでもない。
 ~働くシニアなぜ増える~ 読売新聞 5月30日
 65歳以上の就業者数は2015年732万人だったが、2025年は732万人になった。70~74歳までは3人に1人、75歳以上では10人に1人は働いている。
 要因としては、改正高齢者雇用安定法で希望すれば70歳まで働き続けることが企業の努力義務となったこと。毎月の収入の9割が年金で毎月4万円ほどの赤字であること(総務省家庭調査による)から、貯蓄を目減りを抑えるために働かざるを得ないという理由もある。
 働く理由としては、①収入のため55.1% ②働くことで老化防止になる20.1% ③自分の経験を活かせるなど12.4% 
 平日、ホームセンター、パークゴルフ場には年寄りばかりだ。喫茶店やフィットネスクラブも病院もそうらしい。朝散歩(ウォーキング)ですれ違うのも同年代が多い。
 北海道の人口が70年ぶりに500万人を下回った。フルタイムで働きたいとは思わないが、元気なうちは何かしたい。まだ社会の役に立ちたいと思う。
 年寄りを引き寄せ興奮させる(やる気が出る)キャットニップのようなハーブはないものだろうか?
  


2026年6月2日火曜日

花だより “好きです訓子府” 書画展 5月31日で終了

 

 訓子府公民館の社教の方が、書画展に寄せられた感想をコピーして送ってくれました。
 恥ずかしいですが、一部掲載します。

・札幌から最近引っ越してきて、たまたま立ち寄りました。「訓子府愛」を感じました。私もこの町が好きになりそうです。

・4月居武士小学校の日曜参観日に先生と校門の前でばったり会いました。「そういえば、居武士小学校の絵を描いていなかったよ。統合するからね。今のうちに描いておかないと…」と言っていました。さっそく素敵な絵を描いてくださりありがとうございました。あの時、先生に会えてうれしかったです。先生の言葉を教訓に子育て楽しみます。

・「でんしょばと」を見て北見から来ました。すばらしい絵と詩に心が和みました。北見南小でお世話になった子どもの親です。

・どの絵も季節とその時の空気や温度、光を感じます。冬の空を横切る桜の枝、その枝が落とす雪の上の影までが、冬を楽しむ親子の心を写し出しているように感じました。
 玉ねぎ畑の土の色がその土を手に取ったときのほろほろとする土の感触までも伝わってきます。

・やっぱりタブレットとかでなく、直接描いた絵はぬくもりをあって気持ちがほっこりします。園長先生の絵は愛が感じられて大好きです。また描いて見せてください。必ず見に行きます。

・素晴らしい絵を再度堪能して、書を噛みしめました。心に留めながら、また保育に心尽くしてゆきます。などなど…。
 素人の道楽の書画展に足を運んでいただき、さらに感想まで寄せていただきありがとうございました。冥途の土産にさせていただきます。



2026年6月1日月曜日

花だより デジタル教科書 読売新聞“校長会を巻き込んで” オオバナノエンレイソウ 金魚草


          セイヨウオダマキ 朝散歩 年寄りの家の庭は花盛りです。
  5月26日 読売新聞 
 ~低学年教科書「紙」9割 本社調査 小学校校長が希望~
 学校教育法改正案の参議院での審議が始まり、6月中にも成立する見通しの中、これまで読売はデジタル教科書導入に反対(慎重)な記事を掲載してきたが、今度は全国校長会を巻き込んで国に圧力をかけた。
 全国校長会は、小学校低学年では「紙のみ」「紙中心」の教科書使用を希望した。中学年では8割だった。学校現場では、紙中心の学びを望む傾向が明らかになったと伝えた。
 発達段階を考慮して紙の教科書での学びを保ちたいという現場の慎重な姿勢の表れだろう。現場では、特に低学年では紙と鉛筆で内容に集中して深く思考させながら学ぶことが重要であると考えている。国は、こうした現場の意見に耳を傾け丁寧な検討を重ねるべきだ。
 「紙のみ」の教科書だけが良いとは思わないが、「紙とデジタルのハイブリッド型」となればデジタルの比重が高くなるのは間違いない。現場に慎重論が多いのに無理に導入すれば、教育効果は上がらない。教育界ほど保守的なところはないのだから…。