2026年2月6日金曜日

花だより 学級経営と道徳授業 芹 ウナベツ岳

 

  学級経営と道徳授業
 児童の学校生活の基盤は学級であり、教師や級友とのかかわりのなかで、一人一人がさまざまな体験をしながら大きく成長していくものです。
 児童の道徳的な成長を促すためには、信頼の絆で結ばれたよりよい人間関係を築くことが大切です。
 道徳の授業は、このような人間関係の基盤があってはじめて一人一人を大事にした指導が可能となります。そのためには、日ごろからの学級経営においてお互いに認め合い、励まし合い、助け合いと言う活動の積み重ね、心の動きを活発にするような明るい雰囲気を作っていくことが肝要です。
  ~教師の姿勢~
 児童はだれもが次のような欲求を持っています。
〇愛情の欲求~親や先生、友だちを愛したい、愛されたい。
〇承認の欲求~自分のよさを他人から認めてもらいたい。
〇独立の欲求~他人に頼らず、自分自身の力で自立したい。
〇成就の欲求~自分の目標や物事を最後までやり遂げる。
〇所属の欲求~自分の所属する集団の一員として存在感をもちたい。
 教師は児童のこれらの欲求をしっかり受け止め、児童の可能性を信じ、親身になって児童の成長を願う姿勢で児童と接する。
  教育出版 しょうがく どうとく 「こころ つないで1」 教師用指導書 解説編より
     スマホの規制も大事ですが、今こそ、道徳の授業を見直すべきです。



2026年2月5日木曜日

花だより 「敬けん」とは? 1年生の道徳の教科書から スズシロ

 

 

  「敬虔(けいけん)」(深く敬い、態度を慎む)
 1年生「道徳」の教科書(教育出版)から
  きたかぜが くもを ぐんぐん うごかしています。
  青い空が どんどん ひろがっています。
  ゆきをかぶった山が どっしりと 立っています。
  かぜのいろが 見えました。
  かぜのこえが きこえました。 

 主発問~ 「きたかぜ」からどのようなことを思い浮かべますか?
      「北風の色」、「北風の声」を話し合ってみましょう。
 ねらい~ 風とともに動く雲、雪をかぶった山、美しいものや清らかなものを求める心を育てるためには、日常の道徳環境を意図的・計画的に配慮することが大切です。
 人の力を超えた世界に触れさせ、自然の中に素晴らしさを見つけ出し、その中につつまれる幸せを味わう心情を育てる。(敬けん)
       教師の力量が問われる教材です。実際の授業を観てみたいものです。

         
 

2026年2月4日水曜日

 花だより 子どもこそ「医食同源」  ハナナ 知床の冬

                  
 

    何となく元気がなく、熱を測ってもなく、どこが痛いというわけでもない、ところが給食を食べると元気になったということはよくあることです。朝食を抜いてくる子には、よくあることです。
「医食同源」漢方の用語で「食べるものと、薬になるものの源は同じ」という意味です。 自分の体調に合わせた食材を摂っていればカラダの調子を整えることができるという考えです。 例えば、料理でよく使われている生姜(しょうが)は、風邪の初期に使われる葛根湯などさまざまな漢方薬に含まれています。
 子どもの成長には「医食同源」が最も重要です。日々の食事が子どもの健康な成長の源です。偏食を防ぎ、栄養バランスの取れた食事をとることで、病気になりにくい体を作ります。
 子どもにおける「医食同源」の考え方
  免疫力・抵抗力の向上: バランスの取れた食事は、免疫力や抵抗力を高め、病気にかかりに
 くく、かかっても回復しやすい体を作ります。
 食習慣の形成: 幼少期に良い食習慣を身につけることは、生涯にわたる健康に繋がります。    
 季節の食材を取り入れる: 旬の食材を使うことで、体調を整えるのに役立ちます。
 バランスの取れた食事: 炭水化物、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどを偏りなく摂れる    
 ように献立を工夫します。
 食」への関心を育む: 食べ物の話をしたり、簡単な調理に参加させたりすることで、「食」
 への興味・関心を高めます。
 偏食への対応: 食べ物の好き嫌いや偏食は成長に影響するため、無理強いせず、少しずつ
 様々な食品に慣れさせることが大切です。
 子どものうちは「いっぱい食べて、いっぱい遊んで、いっぱい寝る(休む)」ことが大事です。朝がご飯がコンビニおにぎりという家庭もあるようです。心配です。


2026年2月3日火曜日

花だより 節分の恵方巻はコンビニの戦略 ゴギョウ

 

 ◇節分の恵方巻はコンビニの戦略
 商業的に売り上げの落ちる1月後半~2月初旬の販売イベントとして節分の「恵方巻」販売を仕掛けたのはセブン-イレブンでした。1989年に広島県の加盟店オーナーの発案により販売を開始したところヒット商品となりました。関西、中国、九州の各地方など西日本での販売を経て、1998年にコンビニエンスストア初の恵方巻全国販売を開始したのです。このヒットを受けてローソンも2001年より、ファミリーマートでも2003年より全国販売を開始。全国的に広がったのです。ですから、私の子ども頃はありませんでした。
 バレンタインデーやホワイトデーも同じで、商業戦略に踊らされている?と思いますが、世知辛い世の中、幸運が訪れるのであれば・・・と、今年は、コンビニではなく回転寿司のトリトンに恵方巻を予約しました。黙って南南東を向き、笑顔で食べることにします。チョコレートと違いプレゼントするわけではないので、まだいいかな?とも思います。妻は、「今日は夕飯の用意はしなくていいので助かる」と言います。
 「うちはね。恵方巻を食べてから、豆まきするよ!ダブルでやるから、きっといいことあるよ。」と言った子もいました。
 最近の絵本や紙芝居には、鬼が恵方巻の太巻き寿司を食べているシーンが出てきます。コンビニは日本の文化も変えました。恐るべしです。
          2月1日 訓子府「さむさむまつり」 馬そり体験


2026年2月2日月曜日

花だより 「平成の教育」と「令和の教育」 セツブンソウ ナズナ

 

 
 「平成の教育」と「令和の教育」
 平成の教育は「新しい学力観」でスタートした。しかし、この言葉は文科省が言い出したものではない。「ゆとり教育」批判に応える形で「新しい学習指導要領が目指す学力観に立った教育」議論からの使われるようになったものです。
 学力を①基礎的な知識・技能 ②思考力・判断力・表現力 ③主体的な学習に取り組む態度の三要素を学力として法律で定義したのは画期的でした。
 令和の教育は「主体的・対話的で深い学び」やカリキュラム・マネジメントが重視されているが、これまでの学習指導要領と全く変わったわけではなく、これまでの積み上げてきたもので、平成と令和の時代で一貫して変わらないのは「生きる力」なのです。 
 「生きる力」について、文科省は、①確かな学力、②豊かな人間性、③健康・体力をバランスよく育むことであると解説しています。これは「知育」・「徳育」・「体育」に他ならない。「知・徳・体」は古今に通じる教育の不易なのです。
              元文部官僚・教育評論家 菱村幸彦氏  (牧野要約)



2026年2月1日日曜日

花だより 東北弁、大阪弁、北海道弁、土佐弁 美幌峠

 


  東北人は、東京に行くと標準語で話そうとするが、大阪人は、「何が標準語や!」と大阪弁で押し通す。北海道人は、自分たちは標準語だと錯覚している。
 うちの園に高知県津野町から交流職員として2年間派遣されている保育教諭がいます。残り2カ月となりました。土佐を舞台にNHKテレビ小説「あんぱん」が放送されると、私たちのとって土佐弁は非常に難解だと知りました。ところが彼女は標準語で話し、土佐弁は出てきません。
 母親が来町した折、「あんた、土佐弁は使うちょらんね」と言いました。「使うちょらんよ」と答えたので、「使えばいいのに」と言うと、土佐弁は言い方がすごくきつく、他県の人が聞くとバカにされているように聞こえるので使わないようにしているというのです。グローバルな視野に立った坂本龍馬生誕の地である。何の遠慮もなく土佐弁を堂々と使ってほしい。北海道弁なら「なんもだ~、いいべさ~」
 「北海道によおきちゅう、寒さになれちゅうか。こじゃんと笑顔がいいやき、みんな先生のことが好きやか、土佐にもんても元気でね。ほいたらね。」 
 今は、方言を標準語に、標準語を方言に変換してくれるアプリがあります。

           

2026年1月31日土曜日

花だより  自律と自己評価(「自立」とは「自律」) ワカサギ 流氷観光船

            

  総合的な学習の時間は、自律と自己評価(「自立」とは「自律」)が大事
 自分を律することのできる人は成功する。伝記に残るような人は、自分を律すること。つまり自己評価のできる人である。と言われています。
 自己評価とは、客観的に自分を見つめる心です。子どもたちに計画を立てさせ、その計画に沿って自分が何をやっているか、どこをどうすればよいのか。何に困っているのか自己評価しながらやりたい活動を完成させていくことです。
 総合的な学習の時間は、「何をやってもよい」だけが強調され、課題になっています。大事なことは、自己評価をどうさせるのかです。それさえきちんとできていれば、恐れるに足りません。何をやってもよいのです。子どもたちのエネルギーはものすごい。やりたいことが始まったら、徹底的にやります。(波巌先生)
 頂点まで登りつめ、名声と莫大なお金を手に入れた人が挫折することがよくあります。そういう人は、「探求心」は優れていても、「自律心」が欠けているのです。自律心がないと長続きしません。「学後知不足 教然後知困」とはよく言ったものです。教師も同じです。自分の授業をきちんと自己評価できないと次のステップには進めないのです。


網走流氷観光船「オーロラⅡ」 道の駅