晴天の下での運動会を期待するが、北海道には「蝦夷梅雨」がある。本州の梅雨のようなジメジメ感はないが、気温が低くなる(「リラ冷え」ともいう)ので寒い中での運動会になることがある。現職の時は、「雨は降らないで!」と週間天気予報を気にしていたものだ。
「雨の国日本」 日本人がもたらす日本文化
民俗学者 畠山章宏氏
コメを主食とする水田耕作を営んでいる日本人は、古来から雨と深いかかわりを持って暮らしてきた。雨が降らないと作物は育たない。しかし、大雨や長雨は反乱を呼ぶ。そこで、日本人は、降雨を祈願する「雨乞い」や雨が止むことを祈る「日乞い」の祭りを行ってきた。特に「雨乞い」は大切な祭りで、かつては「雨乞い」には黒馬を「日乞い」には、白馬や赤馬を献上した歴史がある。その後、板に描いた「絵馬」を奉納するようになった。それが今では、「合格祈願」や「良縁成就」に変わってきたのである。その起源は、雨にまつわる祈願であることをこの先忘れないでほしい。
日本の国土は、7割が山地で急斜面が多いので水害が発生しやすい。数年ごとに洪水が起こることを前提に、自宅の敷地内に盛り土をして、その上に蔵を建て、家財や食料品を収めたり、いざというときはそこに避難した。洪水が起きると上流から栄養のある土が運ばれてくる。洪水を悪く捉えるだけでなく、恵みを運んでくれるという捉え方もできる。自然の驚異に抗らず、雨と共存する知恵や付き合い方を学んできた歴史を忘れてはならない。
何事も新しいことが良いことだとは限らない。AIはこうした回答をしてくれるだろうか?







