2026年8月30日日曜日

花だより 校長の情熱が教師の心を揺り動かす イタドリ アサガオ キョウチクトウ フヨウ

 

 校長が燃えなくては、先生方は燃えません
 先生が燃えなくては、子どもたちは燃えません
 校長が元気がなくては、先生方も元気が出ません
 先生が元気がなくては、子どもたちも元気が出ません
 自ら研究し続ける教師を育成するのが、校長の代々の仕事です。

 校長の情熱が教師の心を揺り動かすと信じます。辛くても校長になった以上、教頭になった以上、教師になった以上は、頑張らなくてはならない。 “この校長の言うことなら、この校長のためなら…”と言わしめる。努力があれば必ず人はついてくると信じます。”(木目澤訓)
 ある校長は、「妻を大病で亡くしたので、健康のありがたみが骨身に染みる。だから先生方が体調不良を言ってきた時には、決して無理をさせない。」と言いました。
 苦難のない人はいません。人生の挫折を経験した方の話には重みがあります。物事を悪い方に解釈せずにプラス志向でありたいものです。“あれもダメ、これもダメ”のように負の見方からは、何も生まれません。また、ストレスのない人はいません。その人にあった解消法や健康法を身に付けることが大切です。
 苦難を乗り越えた人には
 人の痛みが分かる 
 人の喜びがわかる 
 強さの中に優しさがある。
 
木目澤先生からイヤというほど聞かされましたが、そんな校長にはなれませんでした。

夏の終わり  *ウェブバージョンでご覧ください。 

  

2026年8月29日土曜日

花だより 「蒔かぬ種は生えぬ」と「忙中閑あり」 夕顔 薔薇 

 



 「蒔かぬ種は生えぬ」と「忙中閑あり」
 分かりきった道理でも人間の世界ではうっかりということがよくあります。無理が通れば道理が引っ込み、道理が引っ込めば、やがて身が破滅に導くといわれますが、何もしなければよい結果を得ることはできません。それにふさわしい種を蒔いておくこと(事前の準備と努力)が必要です。
 また「忙中閑あり」、「仕事は忙しい人に頼め」とよく言います。先生方、特に校長・教頭の皆さんは、土日も休みなく忙しい、会議や研究会、地域行事、児童生徒の応援や引率など限りがありません。そういう時でも、仕事が集まるのは、その人の実力が認められており、一目も二目も置かれている証拠です。
 失敗を予想して、仕事を頼む人はいない
 仕事が多いということは
 仕事を頼まれるということは
 能力のバロメーターである
 「人生の最大の楽しみは何かと聞かれれば、仕事を手段として自己表現をすること」
 コンビニの神様と称された元セブンイレブン・ジャパンの鈴木敏文会長の言葉です。
 本当に忙しく働かれている人は、「忙しい、忙しい…」と口にしないものです。働き方改革とは相反することですが、心に留めておく必要があります。

タマキ花園にて
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2026年8月28日金曜日

花だより 人間だから失敗することもある AIとの違い ナデシコ ナツスイセン

 


 ある市長さんの職員に対しての訓示
「市民に感動を与える組織を目指す。市役所がどのようなサービスを提供できるかではなく、市民が求めている満足を事業として始めることで市民に感動を与える組織になれる。そのためには市民と感動を共有することが何より大切である。そして、市役所は人こそが最大に資産。仕事の成果は百発百中ではない。真摯な仕事への取り組みこそが豊かなまちづくりにつながる。」
 これを学校に置き換えて考えてみると、学校は子どもが主体であり、子どものための公教育機関です。そして、子ども、教員こそが最大の財産です。
 教師が消極的で新しいことに挑戦しなければ、たぶん失敗はしないでしょう。しかし、それでは前進や改善につながらない。「進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む」(福沢諭吉『学問ノススメ』)という言葉に通じます。
 人間だから失敗することもある。要はその受け止め方、生かし方にかかっている。「道に迷えば、道を憶える」 失敗を恐れず挑戦すること、AIの時代だからこそ大切にしたいものです。
夏もそろそろ終わり
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2026年8月27日木曜日

花だより 徳の人(西郷隆盛)」か才の人(大久保利通)か? ルリタマアザミ ブッドレア 宿根草ロゼア ノリウツギ  

 


 【二人の人間 (論語より)】
 今のNHK大河ドラマは「豊臣兄弟」ですが、これまで徳川家康、西郷隆盛、坂本龍馬など歴史上の偉人を取り上げてきました。
 論語には、~人間には「徳の人」と「才の人」とがある「徳の人」は大将の器なるべし、「才の人」は補佐役たるべし~とあります。
 代表例として西郷隆盛を「徳の人」、大久保利通は「才の人」とよく例えられます。リーダーとしての地位が高ければ高いほど、技量的能力よりも徳の方を要求されます。
 これを学校に例えると、校長と教頭、主幹教諭、教務主任の人事に当てはまります。教頭までは「才の人」ですが、校長には「徳の人」が求められる。ただし、はじめから「徳のある人」はそうはいません。「徳を積む」という言葉があるように、校長になるまでの経験が徳となるということであり、校長になってからも不断の修養が肝心だということです。
 土光敏夫氏(国鉄民営化)や後藤新平氏(関東大震災後の帝都復興)に学ぶ
 この2人の偉人は、反対派の意見にも耳を傾け、採り入れる度量の大きさから日本を救った人物です。政治家には、どんな国をつくるかという明確な目標を示せるかが問われます。
 英国元首相サッチャー氏に学ぶ
 “私は確信の政治家です。旧約聖書の預言者たちはこう言いました。「これが私の信仰であり、ビジョンでもある。あなた方もそれを信じるのであれば私についてきなさい。」私も同じことを申し上げます。” さすが『鉄の女』と呼ばれた人の言葉です。
  難しいことだと思いますが、トップには、これくらいの気迫が必要です。また、このような先人たちの言葉は、そっくりそのまま『校長のあるべき姿(指導性)』に当てはまります。それ以上に今の政治家に求めたい。
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2026年8月26日水曜日

花だより 教師の標準装備 トマト ピーマン

 

 
 標準装備 愛車の車検が近付いてきて、馴染みのセールスマンが、「そろそろ替え時じゃないですか?」と言ってきました。「そろそろかな?」と考えているところです。「大衆車にするか、憧れのクラウンにするか?」 どちらにしても高い買い物なので即断できません。
 セールスマンは「クラウンは、全て標準装備ですから高価ですがお得ですよ。」 
 標準装備とは、豪華な虚飾ではありません。ブレーキシステムやカメラやセンサーなどの最新の安全装備のことを指します。セールスマンは、高級車の安全性とお買い得感を盛んにアピールします。 
 教師の標準装備は「気配り、目配り、心遣い」
 いじめは教師から見えにくい。いじめを受けた児童・生徒の約半数は、「先生は、いじめに気づかなかった。」と回答しています。いじめに気づく精度を上げ、休み時間に一人でいるといった小さなサインを見逃さないようにしなければならない。
 一方、「先生が気づいた」とした半数のうち、教師がいじめをなくそうと対応してくれたという回答は約8割に達し、その多くがいじめを解決しているのです。教師の介入がいじめの解決に有効なのは明らかです。
 しかし、いじめの察知や対応を教師個々の力量だけに委ねることは問題です。アンテナの鋭い教師もいれば、そうでない教師もいます。相談しやすい、しにくいといった、教師と子どもとの相性もあります。複数の教師が情報を共有し、学校として組織的に対処していくことが必要です。(森田洋司氏 日本生徒指導学会長)
  教師の標準装備 「教師は五者であれ!」
1 教師は、学者であれ 教師は、博学で物知りでなければならない。
2 教師は、医者であれ 教師は、常に子どもを観察し、医者のように心の治療にあたる。
3 教師は、芸者であれ 教師は、サービス精神を持ち、おもてなしの心で接する。
4 教師は、役者であれ 教師は、演技者であり、演出家である。    
5 教師は、達者であれ そのためには、教師はいつも元気でなければならない。
 夏休み明けの今、子どもを観察するとても大事な時期です。
            *ウエブバージョンでご覧ください。

2026年8月25日火曜日

花だより 北見てこんなマチだった?何にもないし、汚ないし… ナナカマドの実 ガガイモ エノコログサ ヨシタケ

 

 オホーツクの中核都市北見
 夏休みの最後の土曜日、ウォーキングの目標歩数に少し足りなかったので夕方6時過ぎ、出かけると観光客に遭遇した。駅前のホテルに宿泊して夕飯に出かけるようだ。
 「えっ!北見てこんなマチだった?何にもないし、汚ないし…。」という声を聞いた。ショックだった。
 確かに商店街はシャッター街だし、草ぼうぼうの歩道、花は植えられていても手入れがされていない。空き家が目立ち庭は荒れ放題。公園の草刈りも1回しただけなので、もう伸びてきた。財政難で手が回らないのだろう。
 それに比べて隣町の訓子府町は、小さな町だが町並みはきれいだ。1本奥の通りに入っても家の周りはきれいで公園も整備されている。町長さんに「訓子府はきれいですね。」と言うと「町内会組織がしっかりしているのと年寄りが多いからかね。皆さん朝早くから家の周りの清掃や草取りをしている。」という答えが返ってきた。
 北見も道路を挟んで花が植えられてきれいにしているところもあるかと思えば、反対側は草ぼうぼう状態。道路に草が生えているのは当たり前になっていて気にならない?
 それでも朝早く家の周りの掃除や庭の手入れをしているお年寄りを見かける。早めに出勤して全員で店先の清掃をしている銀行もある。町並みがきれいかどうか、行政だけの問題ではなく、市民一人一人の意識の問題だろう。
 子どもの頃、北見は憧れだった。デパートのレストランでお子様ランチを食べるのが楽しみだった。総合病院があって、大きなホールがあって、映画館やスポーツ、文化施設などがある。オホーツクの中核都市としての誇りを持ってほしい。
                                                           散歩&ゴミ拾い 石北通り公園

2026年8月24日月曜日

花だより 夏休み明けが心配 ノリウツギ ノゲシ

 

 “心 配”   夏休み明け、子どもの自殺者が増える。
 教師は、「何か困りごとがあったら、すぐに相談してください。」と言うが、いじめや不登校など、教師に相談するケースは、残念ながら少ない。そもそも相談できるような子は、不登校にはならない。
 相談しない子の心理状態 100人100様≫ 
【タイプ1】~困っていると認識していないために相談しない。適切な知識がないために自分の置かれている状況に問題があるという認識を持てない。周囲は大変な状況に思えても本人は慣れてしまって問題を感じていない。
【タイプ2】~自分なりに問題があると認識し対処しているが、その対処法が周囲からは不十分・不適切に見える状況。自身の対処法の結果の良い側面しか認識していない。
【タイプ3】~困っていることに自分なりに対処しているが、うまくいかないと感じながらも、誰かに相談しようとは思わない。「助けてほしいと思わない。」
【タイプ4】~相談したいとある程度強く思う一方で、実際に相談する行動に結びつかない。相談することに対する期待感よりも抵抗感の方が強い。(北海道教育大学 山田 真大氏)
 今は悩みをSNSで発信したり、AIに相談して、それで救われている子が多いという。SNSが禁止されると困る子がいる。SNS禁止ができない理由になっている。教師や親は、こうした子どもの心理状態を把握して対応することが必要です。
 北海道では、学校が始まりました。全員が元気に登校してくることを願うばかりです。
玉ねぎ列車運行開始(JR北見駅)          
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