2026年8月7日金曜日

花だより 日本ほど子どもを親切に扱っている国はない キスゲ クサフジ

 

     幕末明治に来日した外国人の多くは、子どもたちの幸せそうな姿に驚いた。
 米国人エドワード・モースは≪日本ほど子どもが親切に取り扱わられ、そして子どものために深い注意が払われている国はない≫と書いた。(動物学者石川欣一訳『日本その日その日』より)
 家業の手伝いでも祭りでも、子どもが常に大人と過ごす様子に感心している。小さい子は母親や大きな子が背負って一人にしない。≪子どもの天国≫と呼んだ。
 今なら天国のような時間と言えば夏休みだろう。だが、そう感じられずにいる子どもたちがいることを忘れてはならない。子どもの貧困率は11%に及ぶ。給食も涼しい教室もない夏やすみは辛い家庭もある。食事の量や回数を減らし、エアコンも我慢することもある。親が子を守る努力をするのも限界はあるだろう。今は「こども食堂」もある。涼しい図書館(公共施設)もあるので活用してほしい。
≪ニコニコしているところから判断すると、子どもたちは朝から晩まで幸福であるらしい≫とモース。しかし、当時の日本は決して裕福ではなかった。(8月2日 読売新聞「編集手帖」よりば抜粋、要約)
 
子どもの幸福とは何か?」 日本の子育て文化を大切にしてほしいものだ。インバウンドが増えたのは、円安が理由だけではない。日本人より日本文化の良さを分かっている?
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2026年8月6日木曜日

花だより 校長講和は覚えていない アサガオ コマクサ

 

  離任式で児童代表から「校長先生、全校朝会の時に、いつもためになる話をしてくれてありがとうございました。」と言われました。全校朝会で何を話そうか?2~3日前からネタ探しをして臨んでいました。『全校朝会【校長講和】文例集』も買いました。そう言われてうれしかったので、「どんな話を覚えていますか?」と聞くと「ためになる話だなあと思っていたけど、話の内容は覚えていません。」と正直に答えました。
 子どもたちの心に残る、心に響く授業をしたいと思うのが教師ですが、国語に「一つの花」、「大造じいさんとがん」などの物語教材があって、しっかり教材研究をして授業に臨みます。教師は覚えていますが、クラス会で「そんなのあった?」と言われがっかりしたことがありました。
 子どもたちは、学校生活で何を身に付けたのでしょうか?
 「『かけ算九九』は覚えたよ。漢字の練習もしたし、音読練習や計算練習もしたなあ~。」
 毎日繰り返しやったことは覚えているし、身についているのです。
「先生がさ、授業が早く終わったとき『体育館空いているか見てこい』て言ってさ、ドッチボールしたのを覚えているよ。」 そんなことは覚えているのかい???
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2026年8月5日水曜日

花だより 全国学力学習状況調査【分析発表】~考えを説明する力課題~ ノゲシ あさがお

 



 全国学力学習状況調査【分析発表】~考えを説明する力課題
▽中学校英語~「話す」目立つ無解答
▽小学校国語~「引用して書く」苦手
▽中学校国語~記述式正答率低く
▽小学校算数~「データ活用」不得意
▽中学校算数~「関数」使い説明苦戦
 自分の考えを示したり、問題解決の方法を説明したりする力に課題が見られた。
 北海道も相変わらずの傾向だった。
 文科省のねらいは、「情報を的確に読み、記述する力」「情報活用能力」を養いたいという意図がある。しかし、依然として改善されていなく課題がさらに浮き彫りになった。
 「思考力・判断力・表現力」を重視するあまり、「知識・理解・技能」といった基礎的基本的なことが疎かになっていないか。授業時数が減り、暗記やドリル学習に十分な時間がかけられなくなった。AIは膨大なデーターの集積によってより進化し、その精度を上げている。確かな知識や技能なくして考える力など生まれない。今回の結果をAIに分析してもらえばいい!

2026年8月4日火曜日

花だより キャッチボールと松井秀喜選手 ハス マツバボタン

 


 子どもとのキャッチボールで大切なことは何か?
 「相手の胸めがけてとりやすいボールを投げる。」と誰も言うでしょう。
 ところがメジャーリーグで活躍した松井秀喜さんは「それもあるけど、重要なのはとんでもない悪球でも、何事もなかったように正面で捕ることこと、素早く動かなくてはならないので難しいけれど、相手が投げるたびに『失敗した』と感じたら、野球きらいになってしまう。」と語っています。
 野球に限らずスポーツにミスはつきものである。プロ野球選手でもエラーはします。大谷選手もホームランの数以上に三振するのです。
 味方がミスした時、「ドンマイ、ドンマイ」と声をかけます。ドンマイ(Don't  mind)「気にしないで」、「次があるさ」という意味です。また、野球ではバックアップが大事です。味方のミスや悪送球を想定し、ボールを捕る選手の後ろに回り込んで備える重要な守備の行動です。(例:内野手がファーストに送球する時、逸れるのを防ぐために、キャッチャーがファーストの後方に走る)これができているチームは強いのです。
 スポーツをする意味は、ただ体力や技術を向上することだけではありません。小さいころから野球をしてきた松井選手には、決められた役割を守る。責任を持つ。困っている仲間をフォローする。個人が目立つ結果よりも、チームの勝利や成功を優先する。こうしたチームプレーの精神やチームワークが自然と身についたのだと思います。さすが『国民栄誉賞』です。
                                                     夏の風物詩 牧草ロールが転がる麦畑

2026年8月3日月曜日

花だより 期待の星 がんばれ!若手職員  かぼちゃ シオン キキョウ 

 


  “期待の星 がんばれ! 若手職員” オホーツク教育局 Y・K氏の抱負
 「明るく丁寧に対応」
 道教委の方針を伝えるため学校や市町村教委と直接やり取りするとても重要な仕事です。当初は、業務の守備範囲が広いため戸惑っていましたが、2年目からは軌道に乗り、特に計画を立てることを重要視するようになりました。
 仕事が終わると次の日にやるべきことを思いつくままに書出し優先順位をつけた上で絶対やるべきことに〇をつけます。一日でも遅れるのがイヤなので絶対に守るようにしています。“仕事は人柄がモットー” 「仕事は明るく相手と接したり、忙しくても丁寧に対応することができるかが重要。周りが見えないのは余裕がない証拠、計画を立てると気持ちに余裕ができる。そうすると自分の殻に閉じこもらずに明るく仕事ができます。いつまでも若々しくありたい。」と語る。
 「今の若い者は…。」と言う人がいますが、どうしてどうして若いのに大したものである。こういう人が教育局にいると大変心強い。

2026年8月2日日曜日

花だより 原稿用紙が学校から姿を消す? ナデシコ ムクゲ 商店街の花壇




《原稿用紙が特殊なわけ》 
 印刷室には、いつでも使えるように2種類(低学年用:15×14,高学年用20×20)の原稿用紙が用意されています。(されていました。)過日、直木賞と芥川賞の発表がありましたが、今の作家さんはワープロが主流でしょうが、林真理子さんは、原稿用紙派で行間の空欄には、推敲後にさまざまな書き込みがされているそうです。過去の偉大な作家たちの原稿もそうです。原稿用紙の行間、わずか5~7mmの空欄はその為にあります。学校現場では、先生が“赤”を入れるのになくてはならないものでしたが、AIの登場で原稿用紙は姿を消すのでしょうか?
《映画や演劇、ドラマの台本も行間を広くとってある》 
 俳優高倉健さんの『網走番外地』の台本を見たことがあります。波線や記号、感情、表情など演技の注意事項が細かく書き込まれてありました。それは楽譜に似たところがあります。アナウンサーの原稿も、大きな字で行間を広くとっているとNHKの見学で教えてもらったことがあります。しかし今は、AIアナウンサーが原稿を読み上げます。
 アナログ(手書き)でなければならないものもあると思います。

2026年8月1日土曜日

花だより 教師力を磨く夏休み アジサイ チシママンテマ キキョウ ムクゲ 

 

          

 教師力を磨く夏休み
 夏休み初日、ある学校を訪れると教職員が全員で職員室や教材室、印刷室の片づけ作業をしていました。学級事務の整理など、夏休みは普段できないことや研修に費やします。決して教職員は夏休みではありません。
 夏休みに板書の字がうまくなるように“習字”を習ったという新卒の先生がいました。また、正しいラジオ体操を教えるのに講習会に参加したり、ひそかにピアノ教室や水泳教室に通っていたという話も聞いたことがあります。初任者段階研修、5年研、10年研といろいろな研修が義務付けされていますが、教員免許更新時研修が無くなり、負担が少し軽減されました。その分自主的な研修が求められています。研修は、やらされると思うとなかなか身に付きません。新卒の頃、校長先生から「ひと月の本代はいくらですか?」と聞かれ、「千円以下です。」と答えて、「おまえは、教師の資格はない!」と叱られたことがありました。自分に投資するのは若いうちです。また、年休も取りやすくなります。博物館、美術館巡りをする旅行もお勧めします。夏休みを有効に活用する。これは教員の特権です。