冬眠明けの気性の荒い熊の話ではありません。新任教員の心構えです。
“ア”は「あせらない、あわてない」
教育は陸上競技のマラソンのようなものです。初めから飛ばし過ぎて後半バテないように、それぞれのリズムを大事にすること。教育はすぐに効果が出るものではありません。
“オ”は「おこらない」です。
感情的にならないようにすることです。「怒る」と「叱る」は違います。心冷静に教師の言葉は、その子の将来を左右する重い一言になることを自覚しなければなりません。
“イ”は「いばらない」です。
「先生、先生…」と呼ばれ、急に偉くなったと錯覚してはいけません。偉そうなことを言ったり、失言は許されません。謙虚さと誠心誠意、真心をもって子どもや保護者に向き合うことです。
“ク”は「くさらない」です。
子どもが言うことを聞かない、保護者からのクレームなど、思いがけないことが起こるものです。そのことで心の病にかかる教員が増えています。果物でも肉類でも腐ってしまうと元に戻りません。腐らないうちに料理して美味しく食べたり、腐らない方法を考えなくてはなりません。一人で悩まないで、先輩や同僚に相談することです。
“マ”は「負けるな!」です。
最近、勝ち組とか、負け組とか言いますが、おかしな言葉です。人生勝ったり負けたりの繰り返しです。辛いことがあっても弱音を吐かない。生徒指導できつい問題に出くわしてもへこたれずにプラス思考で乗り切ってほしい。自分自身に負けないことは生涯に亘って大切なことです。
4月に教員になった先生方には、1カ月が過ぎましたが、くれぐれも「アオイクマ」には気を付けてください。これは自分自身への自戒でもあります。



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