2026年2月28日土曜日

花だより こども園は変わらない? 寒緋桜 流氷が去ったオホーツク海



 腕時計に話しかけると、「流星号」という未来の乗り物がやってくる。子どもの頃(60年も前)そんなテレビマンガがありました。家事は全てロボットがやる。そんな未来がやってくる?とワクワクしながら見ていました。それが今、腕にはアップルウォッチが巻かれ、お掃除ロボットが勝手に家の中を回り、車はハンドルから手を放しても安全に運転するようになりました。ドローンは、ドラえもんのタケコプターのようなものです。それどころかAIの進歩はすざましく、作曲も画像も瞬時に作成します。あの頃の夢をはるかに超えています。どこまで進歩するか恐ろしいです。
 それに比べて、こども園の毎日の生活は、昔とほとんど変わりません。絵本や紙芝居の読み聞かせ、歌を歌って、踊って、お散歩に出かけ、おやつを食べ、給食を食べ、お昼寝をします。必ず泣き声が聞こえます。それ以上に笑い声があります。先生の叱る声、褒める声もあります。超アナログの世界のままです。どんなに時代は変わっても、変わらないのかもしれません。子育てに効率的で手っ取り早い方法などないのだと思います。子育ては、毎日の地道な積み上げが必要なのです。それをこども園では、毎日毎日繰り返しているのです。

  


2026年2月26日木曜日

花だより 偉大な教師は、子どもの心に火を付ける フリージア ハナナ

 

 

  ~子どもは尊敬する人からしか学ぼうとしない!
 小学校の調理実習のとき、担任の先生に「あなた包丁使い上手わね!」と褒められたことがきっかけで料理の道に進みました。料理研究家 星澤幸子先生の講演会で聞いた話です。学校の先生の影響力と責任を感じずにはいられません。
 ◇保護者の率直な声◇
○○先生が担任になってくれたらいいのに…
○○先生が担任でよかった
○○先生が言うのだから、間違いない、だいじょうぶ・・・ 
○○先生は、厳しかったけれども、いつも私たちのことを考えてくれていた…
○○先生のお陰でうちの子は積極的になって、小さい頃から夢だった◎◎になれました。
○○先生にあこがれて、うちの子は学校の先生になりました。
 “開かれた学校”“学校の説明責任”を果たすと言いながら、なかなかそれができていないことに気が付きます。求められている“魅力ある教師”とは、教育に対する情熱と子どもへの深い愛情を持ち、子ども一人一人に寄り添った指導ができる教師です。そして、子どもや家庭・地域から信頼される教師です。
 「教育は人なり」といって教師個人の資質によるところが大きいものです。それと保護者と教師との信頼関係が大切なことは言うまでもありません。信頼関係を築くためには、まずコミュニケーションが大切です。互いのことを知らないと信頼関係は築けません。

2026年2月25日水曜日

花だより 人は死して名を遺す 訓子府で一番好きな場所

 

         

   「人は死して名(功績)を遺す」
 いよいよこども園の園長も退任することになり、自分は何も自慢できる功績など残せなかったなあ~と思っていました。
 過日、園長最後と知った網走潮見小学校の同僚が会いに来てくれました。
 彼が言うには、潮見小学校で牧野校長と出会ったことが、管理職の道を進むきっかけになったというのです。とても優秀でアイディアマンで改革派の先生は、次々に学校改革案を持ってきました。私はただ、「いいですね。やりますか?」と言っていただけです。
 そんな彼が、その後校長になり、指導監を務めるなど、今や管内教育を背負って立つ校長先生になりました。こうした先生を生んだきっかけの手助けになったとしたら、これは功績と言っていいのかと思い、自分もまんざらではないかな?と思いました。
 先日、教頭先生への講話で「管理職として大事なことは全て先輩校長から学んだ」と題して、木目澤一三教育長、長塚好和校長、立木謙二校長、平野嘉子校長、瀬尾 徹校長、佐藤典男校長から学んだ話をしました。そして「教頭のなり手がいない問題」について、「担任は自分のクラスの子にしか影響力を与えることができないが、校長になったら学校中の子どもに影響力を与えることができる。そのために教員の指導する。校長とは何と素晴らしい、やりがいのある職ではないか」という話をしました。自分には功績はなくても、偉大な先輩の功績を次の時代を担う教頭先生に伝えたかったのです。
 

 

 





2026年2月24日火曜日

花だより 1000円床屋さんの親子連れ 流氷と知床 網走湖のワカサギ釣り

 

 

 「15分カット」1000円床屋さんが1300円になり、4月からは1400円になるらしいのですが、物価高でしょうがないと諦めるしかありません。それでも安いので土日は込み合っていて待ち時間が結構あります、
 お母さんが横にぴったりついて4・5歳の男子がカットされていました。理容師さんが「これくらいでどうですか?」と母親に確認すると「う~ん、ここはもう少し…」と細かく注文を付けるので、何度も何度も確認していました。前回も同様な親子を見ました。今はこれが当たり前なのかと見ていました。終わるとお母さんは、見ていた絵本を片付けるように言いました。さすが細かいお母さんだと思いましたが、その子は、逆さまで背表紙を奥にして棚に入れました。そこは注意なしです。それを見ていた次の男の子がその絵本を元通りに直しました。親の「しつけ」、親の役割とは何ですかね。


2026年2月23日月曜日

花だより 子どもにオリンピックを見せる 芹(セリ)

 


 勝利の女神はまたも振り向いてくれなかった。
  練習も靴も情熱も…すべてを1500mに注いだが、「金」は遠く
 スピードスケート女子1500mで高木美帆選手は6位に終わり悲願の金メダルにまたも届かなかった。
 4年に一度の冬季オリンピックが終わりました。この2週間、歓喜や安堵、無念、ぼう然と勝者と敗者が織りなす喜怒哀楽に心を揺さぶられました。
 金メダル確実と言われた選手がプレッシャーという五輪の魔物に魅入られて惨敗したかと思えば、初出場最年少金メダリストが誕生しました。天候に左右されたり、採点方法に疑問符が出たり、これがオリンピックなのかと思いました。
 今回は特に、スキージャンプ混合団体で銅メダルを獲得した高梨沙羅選手の絶望から喜びの涙、重ねた精進の結晶に感動しました。浅田真央選手に憧れてフィギュアスケートを始めた選手が銅メダルを獲得しました。ノルディック複合の選手は、「自分たちがオリンピックで活躍することで子どもたちに関心を持ってもらいたい」とコメントしました。今回はイタリア開催で夜中のlive放送でしたが、これから何回もダイジェストが放送されます。
  「100回の説教より、感動する名場面の方が効果がある」子どもたちには、絶対見てほしい。若い選手が次々出てきました。4年後がまた楽しみでなりません。
 ただ残念なのは、選手への誹謗中傷が後を絶たなかったことです。信じられません。

2026年2月22日日曜日

花だより TTは「1+1=1」  寒緋桜 黄梅

 

 
 「教育は人なり」言い尽くされた言葉ですが、「教育は金なり」という言葉の方が当てはまるのではないかと思います。
 学校にTTが導入されるとき、「1+1=2ではなく、1+1=1にする。」と言われました。「本来一人の教員がやるべきことができなくなり、チームでそれを補うのがTTの考えだ」というのです。また、「総合的な学習の時間」ができたとき、「教科書のある教科指導すら満足にできない教師に、一からカリキュラムづくりをする高度なことが教師にできるはずがない。また、そんな時間などない」と言った教育評論家もいました。なんと教師は低く見られたものだと反感を持ちましたが、現状は「1+1+1=1」になるくらい深刻です。
 「教育は人なり」と教師の尻を叩くだけで今日の課題は解決しません。国が教育に力を入れるとは、予算をつけることですが、総枠はあまり変わらないので、どこか増えるとどこかが減らされます。そして、問われるのが費用対効果です。例えば「加配によって、学力は上がったのですか?」と問われますが、いやいや教育力とは、道路整備のように目に見えるものではないのです。

2026年2月21日土曜日

花だより その子に合った教育を見つける  アズマイチゲ 流氷観光船オーロラⅡ

 

 

 「子育てが楽しくなる」(PHP研究所)
                 白百合女子大学 教授 田島 信元
 世の中には子育て情報があふれています。「何を信用すればいいの」と迷っている方も多いと思いますが、「実は子育てはそんなに複雑ではなく、むしろシンプルです。」
 子ども自身が持つ「育つ力」が強調されるようになっています。子どもはもともと「自己学習(発達)力」が備わっています。しかし、「育つ力」とは、実は「子どもは一人で育つ」という意味ではありません。大人の「育てる力」があってはじめて「育つ力」が発揮されるものです。
 ≪その子に合ったピッタリの教育 (日本人には日本の教育を)≫
 日本の子育ての常識をアメリカの子どもに当てはめると、子どもはパニックを起こします。逆に、アメリカの子育ての常識を日本の子どもに当てはめると、子どもはとても神経質になってしまいます。つまり、日本とアメリカでは、それぞれの文化的な土壌が違います。日本にピッタリ合った子育てを考えることが、子どもの発達に一番いいことなのです。日米の差だけの話ではありません。同じ日本で、他の家庭でスマートな教育をしているからといって、それをそのまま自分の子どもに当てはめるのは考えものです。うまくいかないばかりか、非常に危険なことです。これは同じ家庭のきょうだい間でもいえることです。まさに目の前のお子さんに「ピッタリ」あてはまる子育ては、お母さんがお子さんとやりとりしながら、自らあみ出していくものなのです。
 ≪ピッタリはどうすればよいのか?「ことば」と表情を大切にすること≫ 
 お母さんが与えている中で最も重要な刺激は「ことば」です。その「ことば」を使って子どもはものごとを考えるようになるのです。
 正しいことば、優しいことばで話しかけることで、子どもは頭や体を動かします。褒めるのも叱るのも、子どもはお母さんのことばを一番頼りにしています。ことばを一番交わすのは、お母さんだからです。そして、お母さんの表情も大事です。子どもは親の表情から本能的に思いを感じるのです。 (牧野要約)

2026年2月20日金曜日

花だより 義務教育の危機  白梅 冬ミカン

 



「義務教育の現状」 
  山崎 正和氏 (大阪大学教授、東亜大学学長、元中央教育審議会会長)
 人材育成への期待が高まっているが、人づくりの基礎となる義務教育の現場が、今危機に直面している事実は意外なほど知られていない。
 経済格差の拡大、家族関係の歪みなどによって、学齢以前の子どもの基礎教育が疎かになっていることが原因である。
 貧困家庭や父子・母子家庭の増加に伴い、いわゆる要保護児童・生徒とそれに準ずる子どもの数は6人に1人に達している。
 そういう家庭では親子の接触の時間が減り、しつけを中心とする家庭教育は不十分にならざるをえない。このことは学校現場に影響を与え、教員は学習を教える前に、まず教室で静かに着席させるために苦心するありさまだ。
 親の所得と学齢を合成したSES(社会経済的背景)という指数がある。これが子どもの学力と強く相関していることは、文部科学省の資料から明らかである。貧困家庭は次の世代をも貧しくすると言われるが、その前にこれを防ごうとする学校教育を難しく、教員の負担を重くしているのが現実である。また現代では注意欠陥・多動性障害の場合も通常の学級に在籍するなど障害児童・生徒も通常の学校で教える傾向が強まっている。これを症状ごとに個別に教える苦労は尋常ではない。
 元来、日本の教員は忙しかったが、こうした社会変化はその多忙を加速し、労働時間の過酷な延長をももたらしている。こうした困難な学校を支援するために、かねて教員には「加配定数」という制度があって、法定の定数外に若干の増員が認められていた。だが、財務省は子どもの減少を理由に、教職員全体を大量に削減する中で、この加配定数の大幅縮小を主張したのである。
 論拠は「費用対効果」だが、教育の効果は道路整備のように目に見えるものではない。学校現場が苦境の中で完全に荒廃していないのは、それ自体が加配定数の効果だと見ることは十分できる。義務教育の本質をさらに深く見直せば、現在の小中学校の実態は、ただ現状を守るという姿勢では終われないことは明らかである。責任は文教行政だけでなく、社会全体に及ぶことだが、現代日本の「高学歴・低学力化」は目を覆うものがあり、分数のたし算ができない大学生がいるという事実も広く知られている。その遠因は明白に義務教育にある。
 義務教育の内容は相当に高く、習得すれば社会人の教養として不足はないのに、それを国民の義務として習得させる制度がない。学制のどこにも落第の関門がなく、質を問わなければ全生徒を受け入れるだけの高校、大学がある。義務教育の充実は国の義務であり、それを習得するのは国民の義務である。両者の義務を果たすためには、ぜひここで制度の不備を正し、学校教育の強制力を強める必要があろう。(要約:牧野) 

2026年2月19日木曜日

花だより 子どもの「レジリエンス」を育む  黄梅 白寒菊

 

 
 「子どものレジリエンス」の研修をしました。(コドモンカレッジ)
 子どものレジリエンス(立ち直る力・しなやかさ)は、ストレスや逆境を乗り越え、再び前を向く力です。これは生まれつきのものではなく、自己肯定感、前向きな思考、信頼できる人間関係(特に親の愛情)によって後天的に鍛えられます。
◎失敗」を経験させる: 命に関わらない失敗であれば、先回りして手を出さず、自力で対処する機会を与える。
◎「プロセス」を具体的に褒める: 結果や能力(「頭が良いね」)ではなく、努力や工夫の過程(「頑張ったね」「工夫したね」)を褒める。
◎安心できる関係を築く: 温かいスキンシップと会話で、「何があっても大丈夫」という安心感を伝える。
◎感情を言葉にする: 落ち込んだ時に「悲しかったね」と感情を代弁し、感情とうまく付き合う方法を教える。
◎ポジティブな側面に目を向ける: 「どうすればできるか?」を一緒に考え、前向きな捉え方を促す。
  「耐える力 「我慢」を教える
 甘やかされ、わがままいっぱいに育った子どもは、何か思い通りにならないことがあると、たちまちパニック状態になります。しかし、世の中は一歩家の外に出ると、むしろ思い通りにならないのが当たり前です。
 誰しも学校、地域、職場と、世間の仕組みや周囲の人々と折り合いをつけながら人間的に成長していくものです。
 家庭は子どもを育み、守ると共に、社会に適応できるように準備する場でもあります。そして、そのために欠かせないのが、耐える力をつけてやることです。
 豊かな時代だからこそ、我慢することを覚えさせる必要があります。それが自分をコントロールする第一歩です。そのためにも、まず大人が慎む姿勢を示さなければなりません。
  毎日の生活に追われ、大事なことを忘れがちです。自分のことしか考えられなくなり、相手のことを推しはかる奥ゆかしさとか謙虚さを思い出させてくれる言葉があります。言われるとなるほどと思うことがたくさんあります。

2026年2月18日水曜日

花だより 教員の働き方改革が進まないのは日本文化が原因 ホトケノ座 ふきのとう

 

 

  ≪教員の働き方改革が進まないのは「日本文化」が原因≫
 欧米文化は「自己中心の文化」です。自分がどれだけ大きくなれるか、強くなれるか、儲かるか、欧米人は、自分ために生きています。それに対して日本人は、小さいときから「人のため」ということを意識しています。「人間」という通り、人と人の間に生きる。日本は「間柄の文化」なのです。冬季オリンピックで活躍したアスリートのインタビューでも、まず支えてくれた人たちへ感謝します。
 「自己中心の文化」は、思ったことを言えばいいし、したいことをすればいい、人の影響を受けるのは自分が未熟だから、という考えです。「間柄の文化」は反対に、常に人に配慮しなければなりません。相手の立場や気持ちに配慮できないことが未熟とされます。
 この「間柄の文化」は日本の教師の働き方にも影響を及ぼしています。目の前の子どもが何か課題を抱えているとき、「勤務時間が過ぎました。私の給料はこの時間までなので帰ります。」とは、日本の教師はなかなか言えません。相手の立場や配慮することが優先され、自分の役割を限定できないのです。欧米では、教師も勤務時間がきっちり決まっていて、それ以外の時間に子どもの相手はしません。日本人が欧米諸国のような「自己中心的の文化」を受け入れようとしても難しいでしょう。


2026年2月17日火曜日

花だより 「愛着障害」の子が増えている アネモネ ジンチョウゲ

 


   愛着障害? 自閉症?
 親子の間のしつけが成り立つためには、愛着関係が成立していることが必要です。
しつけは、子どもの側からすれば、自由が奪われ、強制される行為です。わがまま好き放題だった時期から一転して、親が理不尽な課題をどんどん押し付けると、子どもは、「大好きな親から見放されたくない」と、理不尽を受け入れることになります。それだけ愛情を失ってしまうのが怖いのです。
 幼児施設や学校では、親代わりの他人(教師)が、こうしたしつけに加わります。親子の愛着がしっかりできている子どもは、他人でも愛着関係が成り立ちます。教師に対する従順な態度は、親のしつけの意味がきちんと理解できている子どもに備わっている資質です。
 しかし、幼いころに長期にわたって親から十分な愛情を与えられなかったことで起きる「愛着障害」の子どもが増えています。
 「勘の強い子」や「執着心の強い子」「神経質な子」な子は特に心配です。すぐに不満を口にする子は良いのですが、がまん強くて気性の激しい子で、長期間我慢し続けて挙句、突然怒りを爆発させ、後々まで親に対する恨みを引きずることがあります。成人になってから爆発してしまうと、人生の道を誤ってしまうことになります。
 やっかいなことに愛着障害には「コミュニケーションがとりにくい」「人とのかかわりを持ちにくい」など、自閉症と似た症状もあるので、専門家でも分かりにくいことです。
 自閉症は、親の愛情不足などの環境要因で起こるものではなく、親の接し方を変えても変化があまりありません。しかし、愛着障害の場合は、親の接し方でみるみる変わっていきます。愛着障害は自閉症と違って、親が話をよく聞いてあげたり、丁寧にかかわってあげることで改善されることが多いのです。子どもに気になる症状がある場合や不登校などの問題がある場合は、まず、親子の対話やスキンシップの時間をしっかり持つことが大切です。    

2026年2月16日月曜日

花だより 「暗記」させることが大事 カンボケ 仏の座

 



  暗記させることが大事
 詩などを暗記することによって、子どもは言葉の構造や使い方を覚えます。新しい単語を覚え、他の単語との組み合わせ方を学ぶと、言葉を使うことの楽しさを感じるようになります。
 いったん暗記した単語は記憶の中に定着しているものです。暗唱することは、子どもにとっては「成果」になります。暗唱は子どもの学習能力の証しであり、「覚えて自分のものにすることができた」という自信につながります。
 子どもに暗記させる内容は、ことわざや格言、美しい詩、有名な文章などを選び、なぜそれを選んだかを説明しながら暗記させると効果的です。また、悲しいときに気分を盛り上げるような楽しい内容の歌詞もよいでしょう。
 子どもに暗記させるときは、繰り返しを重視する。何度も繰り返しているうちに覚えられるようになるからです。いったん覚えたものは数週間か数ヶ月毎に繰り返すと、さらに記憶に定着します。
 長くて一度に暗記させるのが難しいようなら、短く区切って少しずつ覚えさせると効果的です。このようにして長い内容を暗記できれば、子どもは達成感を得て、自尊心や自己肯定感を高めることができます。
 なぜ2年生でかけ算九九を覚えるのか? 
 それは脳の発達段階でこの時期が一番いいからです。高学年になると、論理的な思考に変わっていきます。ですから、2年生のときに、かけ算九九を完全にマスターしておかないと、高学年になってから、「まだ覚えていないから、もう一度やり直しをしましょう」と言っても難しいのです。

2026年2月15日日曜日

花だより 卑怯者が多くなった? ウグイスカズラ ミツマタ

 

 
 冬季オリンピック 日本人選手の連日のメダルラッシュで盛り上がっています。感動で胸が熱くなります。半面、日本人選手に対するSNSでの誹謗中傷が約6万2000件もの投稿が確認された。(読売新聞2月18日) 「心ない言葉をアスリートに浴びせることは尊厳を傷つけ(選手から)力を奪ってしまう。やめてもらいたい」と日本選手団の団長がコメントしました。日本人はいつからそうなってしまったのか?  
 武士道:「尋常に勝負、勝負、名を名乗れ!」「後ろから切りかかるとは、この卑怯者め!」
「卑怯」を教えよ いじめに対して何をなすべきか。「カウンセラーを置く」などという
 対処療法より、武士道精神に則って「卑怯」を教えないといけない。「いじめが多いからカウンセラーを置きましょう」という単純な論理に比べ「いじめが多いから卑怯を教えましょうは論理的でないから、国民に受けません。しかし、いじめを本当に減らしたいなら、「大勢で一人をやっつけることは文句なし卑怯である」ということを叩き込まないといけない。たとえ、いじめている側の子どもたちが清く正しく美しくて、いじめられている側の性格がひん曲がって大嘘つきだとしても、「そんな奴なら大勢で制裁してもいいじゃないか」というのは論理の話で、「卑怯」というのはそういう論理を超越して、とにかく「ダメなものはダメ」だということです。この世の中には、論理に乗らないが大切なことがある。それを徹底的に叩き込むしかありません。いじめをするような卑怯ものは生きる価値すらない、ということをとことん叩き込むのです。  「国家の品格」著者の藤原正彦氏 

2026年2月14日土曜日

花だより 政治家の「揮毫」 ニオイスミレ 蕗の薹

 

 書の心
 心の邪正(じゃせい)
 気の強弱  筆画之掩(ひつがくこれおお)うこと能(あたわ)ず
 文字の練習だけでは よい作品は生まれない
 大きな緊張に耐える心の修養が欠かせない
 これは書家である以上 いつまでも続くことである

                  書家 高木聖鶴
 「大きな緊張」とは、毛筆は硬筆のように消しゴムで消すことはできない一発勝負だからです。その緊張に勝たないと、よい作品を生まれない。その緊張感が、またいいのです。
 衆議院議員選挙で新しい政治家が生まれました。テレビ番組で「あなたの政治理念をフリップに書いてください」という場面がありました。「何と残念な字なんだろう?」とがっかりしました。勝手に政治家は達筆だと思っていました。公共施設の看板字は、ほとんど政治家が書いているからです。明治の政治家(西郷隆盛、勝海舟、大久保利通、伊藤博文など)の書が多く残っているのは、宿代や食事代の代わりに書をしたためて置いていったからです。今はそんな政治家はいません。お店も代金を請求せずに墨と紙を用意したそうです。
 「揮毫(きごう)」とは、毛筆を使って文字や絵を描くこと。「揮」はふるう、「毫」は毛筆の穂先を意味し、気持ちを込めて筆を振ることを指します。
 政治家の皆さんには、字は下手でも大きな緊張に耐える心の修養」は欠かさないでほしいと思います。
 

2026年2月13日金曜日

花だより アプローチプログラムで入学準備 レンテンローズ

 


 《この時期のこども園は、アプローチプログラムで入学準備》
 体力がない(腹筋や背筋が弱い)と同じ姿勢を保つことができません。集中力も欠けます。学力と体力は密接な関係にあります。しかし、その体力は、学校の体育の時間(週3時間程度)だけでつくものではありません。
 北海道の子どもたちの体力低下の原因は「歩かない」「外で遊ばない」ことです。徒歩で登校する。なるべく車に乗らないなど、普段からの心がけ(生活習慣の改善)が必要です。
 勉強以上に親が心配するのが「お友だちと仲良くできるだろうか?」いじめや不登校の問題です。
 学校は、集団で勉強するところです。ルールを守ることの大切さや人とのつきあい方など社会性を学ぶところです。その基礎を養うのが幼児施設です。こども園では、わがままな行動は許されません。入学前の5歳児は、この時期お昼寝をしません。給食は牛乳を200ml飲む練習をします。一人で何でもできるように入学準備をしています。
 しかし、こども園にすべて任されても困ります。教育の基本は家庭です。
 勉強のできる子は、基本的な生活習慣が身に付いている。
 あいさつができて、身なりもきちんとしていている。友だちと仲良くできる。自分のことは自分できちんとできる。そんな子にするためには、どうすればよいのでしょうか?
 それは家庭が円満であることです。
「勉強しなさい!」「ちゃんと片付けなさい!」「ゲームばっかりするんじゃない!」と叱ってばかりではいうことは聞きません。
「率先垂範」:「親の背中を見て子は育つ」といいます。「子どもは、親の思うようには育たない。育てたように育つ」ともいいます。子どもたちは、4月から小学校の勉強が始まります。保護者は「小学校の子を持つ親の勉強がはじまる」と自覚することです。教育の第一の責任者は親です。

2026年2月12日木曜日

花だより 今こそ、道徳学習を充実させる地道な努力が必要 キンセンカ サンシュユ

 

   学校教育で一番大切にしなければならないのは道徳です。
  道徳の基本は家庭教育にあります。その家庭が家庭環境の脆弱化によって十分な役割を果たしていないと考えられます。児童虐待、DVなど大人の不心得行為が子どもの道徳心に負の影響を与えています。子どもを取り巻く社会的状況が道徳の学習にどのような影響を与えているかの考察が必要です。学校と家庭がバラバラでは、子どもの道徳的成長は望めません。家庭と学校が協力し、指導の一貫性が保たれることではじめて効果を上げることができます。
 また、子どもの様々な問題行動や非行に苦慮している教師にとっては、地道な道徳よりも生徒指導の時間や学級活動などの時間に切り替える安易な実態もあります。これでは学校教育の基盤であるカリキュラムをないがしろにするものでご都合主義になりかねません。道徳の時間は週1時間しかありません。その時間をカットし、教科に転用するようなことはあってはなりません。学校教育は、その全てが道徳の時間を要として行われるものです。
 学校教育は、いじめ、不登校、スマホの功罪などさまざまな課題を抱えています。今こそ、学校は、道徳学習を充実させる地道な努力が必要です。

2026年2月11日水曜日

花だより がまん力と心の強さを育てるのが幼児施設 ハコベ カブ

 


 甘ったれとは、どんな甘えでも親が満たしてくれるのを知っている子です。甘えと同時に厳しさを学ばなかった子は、人間関係でもわがままいっぱいにふるまう傾向があります。人を人とは思わないというより、まだ自分と他人の区別がつきにくいのです。
 家では誰もが自分のいうとおりにしてくれる。だから周りもきっとそうだと思ってしまいます。これでは本当の意味の人間関係を築けないし、本当の友だちもできません。人は自分とは違うんだということを理解することで、その子の中に社会性が育っていくのです。それが育たなければ人間関係において、わがまま放題にふるまうので本当の友だちができにくいということにもなります。
 楽しいことがあれば一緒に笑い、悲しんでくれるのが友だちです。その人が本当にいい人生を送っているかどうかは、よき友だちの多さを見ればわかります。友だちというのは利用し合う関係ではありません。困ったときには心底応援してくれ、喜怒哀楽をともにでき、人生の節目節目で、お互いの成功を喜び合える関係です。
 他人を他人と思えず、誰もが自分とは違った人格を持っていることに気づかないわがままな子は、本当の友だちを得ることができません。それはその子の人生にとって大きなマイナスになります。他人には甘えが通用しないということ。そういうことも親は子どもに教えていってほしいと思います。
 そのためには自己主張ばかりせず、いつも友だちと50対50(フイフティフイフティ)の関係を構築することです。砂場でシャベルの取り合いをしていたら、大人が平等に使うことを教えることです。そういうことで子どもは他人と自分とは違うということに気づきます。わがままが通らないことを学びます。集団の中で、がまん力と心の強さを育てるのが、こども園です。

2026年2月10日火曜日

花だより 「なぜ、できないの?」まだできない年齢なのです。 ワカサギ 馬酔木

 



  幼児期の発達特性を理解することが大事
   「なぜ、できないの?」まだできない年齢なのです。
 幼児期の子どもは自己中心的で、他の子とかかわる意識があまりありません。それが心地よいか不快かによって行動します。他の子の立場や感情、要求や願い事など理解することは難しいのでトラブルが起きるのです。しかし、親や先生から言われたことは守ろうとします。言われたことを繰り返し真似ることによって、基本的な行動や道徳的規範意識が身についていきます。
 “できないから、教えるのです。親や先生は、言うだけでなく範を示すことが大事です”
 幼児期の子は、家庭では親、園では先生の権威に尊敬と信頼を持っています。それに親や先生に認めてもらいたいと思っています。善悪の判断も親や先生の判断に忠実に従おうとします。ですから、親や先生は、子どもの模範として道徳規範を首尾一貫して示す必要があります。親が間違った言動を示すと子どもはそれを真似し、それが正しいと思ってしまいます。
 小学校に入ると、学校での規則的な生活や友だちとの活動を通して、他の人とのかかわりを深め、他人の立場や人格を尊重する傾向が徐々に芽生え始めます。
 子どもは段階を踏んで育っていくことを理解することが大事です。

2026年2月9日月曜日

花だより  授業のカギは発問 スズナ(蕪)

 

 「授業のカギは発問」
 教師の発問や仲間の応答に目を輝かせ、ときのは黒板の前に出て自説を展開する。そんな子どものはたらきの積み重ねが授業には必要です。
 問いを発した教師は、直ちに全体に目を走らせ、発言意欲をもった者を発見しなければならない。教師の発問を自分のことにして捉えた子どもを核として、授業を展開させる必要があり、その子のサインを見落としてはならないのです。表情・しぐさ・体全体の動きをすばやくキャッチする教師の感性が要求されます。
 ~授業は生き物である~
 発問には基本発問・中心発問・補助発問とあるが、現場ではこれが定型化・技術化する傾向が見られる。授業は生き物である。教師の発問と子どもの応答は、授業を織りなす糸の結び目のようなもので、授業の成立の鍵ともいえます。思いもよらぬ子どもの発言に感動し、言葉を失うような授業は素晴らしいのであって、教師と子どもの心と心のスパークこそ授業の命です。具体的な発問の型をおさえ、かつ型を離脱する知恵こそ、授業の眼目であることを忘れてはならない。 (教科書の教師用指導書 解説編より 教育出版)

2026年2月7日土曜日

花だより 絵本の読み聞かせの効果 スズシロ

 


 絵本の読み聞かせは、親子の愛情を深め、安心感を与えるとともに、語彙力、想像力、感情を豊かに育み、共感力や好奇心を養い、集中力や脳の活性化も期待できるため、家庭教育の基盤として非常に有効です。こども園でも1日に3回は絵本の読み聞かせをしています。
 【読み聞かせの効果】
〇親子の絆・信頼関係の深化 〇言語能力・語彙力の向上 〇想像力・創造力の育成
〇感情・共感力の育成 〇IQ(知能)とEQ(心の知能)の向上
 【効果的な読み聞かせのポイント】
〇月齢に合わせる:0歳ははっきりした色、1〜2歳はリズム感や生活習慣、幼児期はストーリー性の高い本を選ぶ。
〇子どものペースで:同じ本を何度も読みたがるのは、内容を理解し安心している証拠。
〇コミュニケーションを楽しむ:質問攻めにせず、絵本の世界を一緒に楽しむ時間を持つ。
  
 「読み聞かせ」から「読書」につなげる。
    子どもの読書のきっかけは「読み聞かせ」にある。
  ~感動する本との出会いを大切にする~
 いい本に出合うことは、いい人に出会うことに似ています。読書は、想像力や考える習慣を身に付け、豊かな感性や情操、思いやりの心をはぐくむことができます。ですから、テレビやマンガが好きな子にも、本を読む時間をもつように家庭で習慣づけたいものです。そのためにも、食事の時間のように「読書の時間」を設ける、親子で図書館に行く、親も一緒に本を読むなど工夫し、子どもが読書の楽しさと出会えるきっかけをつくることです。また、読書を通じて子どもが感じたり考えたりしたことに耳を傾け、話し合うなど、親子の会話を増やし深める契機として読書を活用することも大事です。

2026年2月6日金曜日

花だより 学級経営と道徳授業 芹 ウナベツ岳

 

  学級経営と道徳授業
 児童の学校生活の基盤は学級であり、教師や級友とのかかわりのなかで、一人一人がさまざまな体験をしながら大きく成長していくものです。
 児童の道徳的な成長を促すためには、信頼の絆で結ばれたよりよい人間関係を築くことが大切です。
 道徳の授業は、このような人間関係の基盤があってはじめて一人一人を大事にした指導が可能となります。そのためには、日ごろからの学級経営においてお互いに認め合い、励まし合い、助け合いと言う活動の積み重ね、心の動きを活発にするような明るい雰囲気を作っていくことが肝要です。
  ~教師の姿勢~
 児童はだれもが次のような欲求を持っています。
〇愛情の欲求~親や先生、友だちを愛したい、愛されたい。
〇承認の欲求~自分のよさを他人から認めてもらいたい。
〇独立の欲求~他人に頼らず、自分自身の力で自立したい。
〇成就の欲求~自分の目標や物事を最後までやり遂げる。
〇所属の欲求~自分の所属する集団の一員として存在感をもちたい。
 教師は児童のこれらの欲求をしっかり受け止め、児童の可能性を信じ、親身になって児童の成長を願う姿勢で児童と接する。
  教育出版 しょうがく どうとく 「こころ つないで1」 教師用指導書 解説編より
     スマホの規制も大事ですが、今こそ、道徳の授業を見直すべきです。



2026年2月5日木曜日

花だより 「敬けん」とは?1年生には道徳が大事 スズシロ

 

 

  「敬虔(けいけん)」(深く敬い、態度を慎む)
 1年生「道徳」の教科書(教育出版)から
  きたかぜが くもを ぐんぐん うごかしています。
  青い空が どんどん ひろがっています。
  ゆきをかぶった山が どっしりと 立っています。
  かぜのいろが 見えました。
  かぜのこえが きこえました。 

 主発問~ 「きたかぜ」からどのようなことを思い浮かべますか?
      「北風の色」、「北風の声」を話し合ってみましょう。
 ねらい~ 風とともに動く雲、雪をかぶった山、美しいものや清らかなものを求める心を育てるためには、日常の道徳環境を意図的・計画的に配慮することが大切です。
 人の力を超えた世界に触れさせ、自然の中に素晴らしさを見つけ出し、その中につつまれる幸せを味わう心情を育てる。(敬けん)
       教師の力量が問われる教材です。実際の授業を観てみたいものです。

         
 

2026年2月4日水曜日

 花だより 子どもこそ「医食同源」 朝食を食べてこないは元気がない  ハナナ 知床の冬

                  
 

    何となく元気がなく、熱を測ってもなく、どこが痛いというわけでもない、ところが給食を食べると元気になったということはよくあることです。朝食を抜いてくる子には、よくあることです。
「医食同源」漢方の用語で「食べるものと、薬になるものの源は同じ」という意味です。 自分の体調に合わせた食材を摂っていればカラダの調子を整えることができるという考えです。 例えば、料理でよく使われている生姜(しょうが)は、風邪の初期に使われる葛根湯などさまざまな漢方薬に含まれています。
 子どもの成長には「医食同源」が最も重要です。日々の食事が子どもの健康な成長の源です。偏食を防ぎ、栄養バランスの取れた食事をとることで、病気になりにくい体を作ります。
 子どもにおける「医食同源」の考え方
  免疫力・抵抗力の向上: バランスの取れた食事は、免疫力や抵抗力を高め、病気にかかりに
 くく、かかっても回復しやすい体を作ります。
 食習慣の形成: 幼少期に良い食習慣を身につけることは、生涯にわたる健康に繋がります。    
 季節の食材を取り入れる: 旬の食材を使うことで、体調を整えるのに役立ちます。
 バランスの取れた食事: 炭水化物、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどを偏りなく摂れる    
 ように献立を工夫します。
 食」への関心を育む: 食べ物の話をしたり、簡単な調理に参加させたりすることで、「食」
 への興味・関心を高めます。
 偏食への対応: 食べ物の好き嫌いや偏食は成長に影響するため、無理強いせず、少しずつ
 様々な食品に慣れさせることが大切です。
 子どものうちは「いっぱい食べて、いっぱい遊んで、いっぱい寝る(休む)」ことが大事です。朝がご飯がコンビニおにぎりという家庭もあるようです。心配です。


2026年2月3日火曜日

花だより 節分の恵方巻はコンビニの戦略 ゴギョウ

 

 ◇節分の恵方巻はコンビニの戦略
 商業的に売り上げの落ちる1月後半~2月初旬の販売イベントとして節分の「恵方巻」販売を仕掛けたのはセブン-イレブンでした。1989年に広島県の加盟店オーナーの発案により販売を開始したところヒット商品となりました。関西、中国、九州の各地方など西日本での販売を経て、1998年にコンビニエンスストア初の恵方巻全国販売を開始したのです。このヒットを受けてローソンも2001年より、ファミリーマートでも2003年より全国販売を開始。全国的に広がったのです。ですから、私の子ども頃はありませんでした。
 バレンタインデーやホワイトデーも同じで、商業戦略に踊らされている?と思いますが、世知辛い世の中、幸運が訪れるのであれば・・・と、今年は、コンビニではなく回転寿司のトリトンに恵方巻を予約しました。黙って南南東を向き、笑顔で食べることにします。チョコレートと違いプレゼントするわけではないので、まだいいかな?とも思います。妻は、「今日は夕飯の用意はしなくていいので助かる」と言います。
 「うちはね。恵方巻を食べてから、豆まきするよ!ダブルでやるから、きっといいことあるよ。」と言った子もいました。
 最近の絵本や紙芝居には、鬼が恵方巻の太巻き寿司を食べているシーンが出てきます。コンビニは日本の文化も変えました。恐るべしです。
          2月1日 訓子府「さむさむまつり」 馬そり体験


2026年2月2日月曜日

花だより 「平成の教育」と「令和の教育」 セツブンソウ ナズナ

 

 
 「平成の教育」と「令和の教育」
 平成の教育は「新しい学力観」でスタートした。しかし、この言葉は文科省が言い出したものではない。「ゆとり教育」批判に応える形で「新しい学習指導要領が目指す学力観に立った教育」議論からの使われるようになったものです。
 学力を①基礎的な知識・技能 ②思考力・判断力・表現力 ③主体的な学習に取り組む態度の三要素を学力として法律で定義したのは画期的でした。
 令和の教育は「主体的・対話的で深い学び」やカリキュラム・マネジメントが重視されているが、これまでの学習指導要領と全く変わったわけではなく、これまでの積み上げてきたもので、平成と令和の時代で一貫して変わらないのは「生きる力」なのです。 
 「生きる力」について、文科省は、①確かな学力、②豊かな人間性、③健康・体力をバランスよく育むことであると解説しています。これは「知育」・「徳育」・「体育」に他ならない。「知・徳・体」は古今に通じる教育の不易なのです。
              元文部官僚・教育評論家 菱村幸彦氏  (牧野要約)



2026年2月1日日曜日

花だより 東北弁、大阪弁、北海道弁、土佐弁 美幌峠

 


  東北人は、東京に行くと標準語で話そうとするが、大阪人は、「何が標準語や!」と大阪弁で押し通す。北海道人は、自分たちは標準語だと錯覚している。
 うちの園に高知県津野町から交流職員として2年間派遣されている保育教諭がいます。残り2カ月となりました。土佐を舞台にNHKテレビ小説「あんぱん」が放送されると、私たちのとって土佐弁は非常に難解だと知りました。ところが彼女は標準語で話し、土佐弁は出てきません。
 母親が来町した折、「あんた、土佐弁は使うちょらんね」と言いました。「使うちょらんよ」と答えたので、「使えばいいのに」と言うと、土佐弁は言い方がすごくきつく、他県の人が聞くとバカにされているように聞こえるので使わないようにしているというのです。グローバルな視野に立った坂本龍馬生誕の地である。何の遠慮もなく土佐弁を堂々と使ってほしい。北海道弁なら「なんもだ~、いいべさ~」
 「北海道によおきちゅう、寒さになれちゅうか。こじゃんと笑顔がいいやき、みんな先生のことが好きやか、土佐にもんても元気でね。ほいたらね。」 
 今は、方言を標準語に、標準語を方言に変換してくれるアプリがあります。