AI(人工知能)を始めようとする教育現場でのさらなる活用は、2030年度以降の学習指導要領を検討する中教審でも議論が進んでいる。
2月に開かれた英語分野の部会ではAIが英会話の練習や英作文の添削などに利用できるとして、指導要領にデジタル活用を明記する際に「AI活用は有効」と示す方針を確認した。
他の教科でもデジタル活用が検討されている。別の部会では、小学2年の国語でローマ字入力の「タイピング」を体験する学習を導入する案が示された。「文字を書くこと」の学種の一環という位置づけだという。
しかし、現場には「手書き離れ」への危機感がある。端末導入前と比べて漢字の書けない子どもが増えたので、国語で意識的に手書きを増やしている。なぜなら、手書きには、脳全体特に記憶や思考に関わる部分を活性化させ、記憶の定着率や集中力やを高める科学的な効果があり、手と指の複雑な動きと紙との触感が脳に強い刺激を与え、ストレスの軽減や思考の客観視や目標の向上にもつながる。手書きは学習の基本だからだ。
中教審は夏ごろに審議の方向性を示す予定だという。(読売新聞3月5日)


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