保護者とどうつながるか?
~これだけはやめてほしいかかわり方~
問題行動や不登校、いじめ問題とかかわっていると本人の問題行動の背景に保護者(家庭)に問題があると感じています。保護者にも家庭で取り組んでほしいとことや、保護者自身の在り方を改善してほしいと感じることもよくあります。
保護者の多くは教師を支援のプロだと思っていますので、方向性を示してほしいと思っています。ですから、話を傾聴し、うなずいたり、ときには「そうだったのですね。」と共感したりしながらも「私もお子さんのために、できることをしていきたいと考えています。例えば、…」というような提案や方向性を話すといいでしょう。
しかし、保護者との信頼関係が構築されていないのに家庭での支援の連携をお願いすると、保護者によっては「それは学校がやることでしょ!」と拒否反応を起こされてしまったり、さらには保護者自身が変わらないまま、教師への要望のみ増えていったりするケースもよくあります
ですから、相手を変えるという意識ではなく、自分自身の在り方が問われていると考え、まずは不安を抱える保護者の立場に寄り添う姿勢を示しながら、信頼関係の構築を心がけていただけるとありがたいです。
子どものために何がベストなのか?と一生懸命かかわる気持ちが伝われば関係は良好になっていくと思います。
「理で説き 法で押さえ 情で動かす」
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