2018年9月29日土曜日

花だより 月下美人 萩 サンゴソウ お月様が出ています。


 “お月様が出ています。窓の外を見てごらん。”
           教室の黒板に書かれてありました。
中秋の名月 「家に帰るとちょうど窓から満月が見えました。そうか今日は中秋の名月か?」しばしお月様を眺めながら、鎌倉を旅行したとき、あるお寺の境内の掲示板に書かれていた「花は美しい 月も美しい それがわかる心が美しい」の言葉を思い出しました。
「お彼岸」 事務補さんのお父さんが亡くなり、四十九日と重なりました。教頭先生のお父さんの一周忌にもあたります。宗派を越え、亡くなった方を供養する気持ちは大切にしたいものです。(香華などを捧げるのですが、一番の供養は、亡くなった人を思い出し、偲ぶことです。)
 学力学習状況調査の質問紙の分析
 「地域の行事に関心がない。」「社会の出来事に関心がない。」という結果が出ました。これは子どもたちというより、大人社会の問題かもしれません。日本古来からの季節の行事が蔑ろになってはいないでしょうか。
「秋の行事といえば」という問いに多くの若者は「ハロウィン」と答えるそうです。その行事の意味より、ファッション性が注目されるようです。
 月を眺める心のゆとり、美しいものを見て感じる心、先祖を供養する思いやりの気持ち(日本の文化)を大切にしたいものです。
  ◎●◎北見神社の秋季祭典◎●◎
 春には五穀豊穣を願い、秋にはその収穫に感謝するのが神社の祭典です。他にも「大漁追福」「商売繁盛」「疫病退散」「無病息災」「家内安全」「安寧長寿」「夫婦円満」「子孫繁栄」「祖先崇拝」「豊楽万民」「天下泰平」などを招福祈願、厄除祈念として行われるのがお祭りです。日本人は農耕民族です。農耕は集団作業であり、互いに助け合って生きてきました。日本の祭りは、日本人気質と大きく関わっています。
 今日では世俗化も進んでいますが、今なお祭のときは都市化によって人間関係の疎遠になった地域住民の心を一体化する作用があると言われています。お祭りを大切にしたいものです。

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