2026年10月5日月曜日

花だより  大人の筆記用具 万年筆 ベンケイソウ オトコエシ シラヤマギク

 

 万年筆を愛用しています。インクは青、決して高価なものではないが満足しています。
 ボールペンと異なり、強い筆圧をかけなくても、手のひらに添えるだけで軽い書き心地がいい。ペン先の弾力によってインクの濃淡が表現でき使うほどに自分の書き方に馴染んでくる。インクの出方によって書き手の癖や特徴が大きく文字に反映され、味わい深い文字が書ける。インクを補充したり、適切に手入れをすれば長く愛用できる。「万年の筆」とはよく名付けたものだ。毛筆のような味わもあり、そして簡便なところがいいのです。
 “自分らしい表現の文字が書けると。自分の文字が好きになり書くことが楽しくなる”(万年筆の広告より)
 パソコンで文章を作成するようになると漢字が書けなくなった、文章の校正も深く考えなくなった。これではいかんと、漢字検索のアプリを削除し、下書きは万年筆で書くようにしています。
 父が「大人になったら、万年筆を買ってやる」と言っていたのですが、父は私が大人になる前に他界しました。還暦を迎え、「もうそろそろいいかなあ~。」と思うようになりました。それまで持たなかったのは、木目澤先生からの手紙が、青色インクの万年筆で書かれていたからです。一緒にはなれないと思っていたのです。

     *ウェブバージョンでご覧ください。

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