【平成18年度 北見市立若松小学校 学校便りから】
《心がホッとステーション》 ~視力検査~
10月には、来年の新入生を対象にした就学時健康診断が行われます。その視力検査を担当したときのことです。
小さい子ども用の視力検査は、犬や魚、鳥などの絵が描いてあるものを使います。一番上の大きな鳥を指して「これは何ですか?」と聞くと、「カラス!」とこたえました。なるほど大きくて黒いからカラスと応えるのは当然だと思いました。次にその下のちょっと小さな鳥を指して「それではこれは何ですか?」と聞くと、「スズメです」とこたえました。なるほどカラスより小さいのは、すずめに間違いない。「それじゃ、この小さいのは見えますか?」ともっと小さい鳥を指しました。すると考え込んでいたので「見えないですか?」と聞くと「小鳥です」と言ったのです。その子は、すずめより小さい鳥は何か考えていたのです。視力検査ではなく知能検査をしたようでした。
1年生に入って、今度の視力検査は、「あいているところを指さしてください」に変わりました。その子は「真ん中です」とこたえました。
メガネをかけるのが恥ずかしいと思っている子がいるようですが、学習に支障が出ると困ります。
視力検査の結果を受けて、お医者さんに「かけた方が良い」と言われたら、かけるようにしてください。メガネをかけると世の中明るく感じます。
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