2019年12月8日日曜日
花だより 祖父母の功罪 チャ
祖父母の功罪 孫が幸せに育つために
冬休みが近づいてきました。休み中さらにゲーム三昧で生活が乱れることやネットトラブルに巻き込まれやしないか、先生方は心配しているのではないでしょうか?
クリスマスとお正月、子どもたちにとっては、1年で最高の1週間です。新しいゲーム機、新しいゲームソフト、スマホやタブレットを手に入れるチャンスです。親が買ってくれなくても最高のスポンサーがいます。
孫に欲しいものを買ってやるのは、じじばばの数少ない楽しみですが、やはりよくないでしょうか?
今は一人の子どもが、周囲に6人の財布を持っている、と言われています。両親と、その双方の祖父母の6人です。
母親は、「ゲームソフトは買わない。」と言っているのに、いつの間にか子どもが持っている。「どうして持っているの?」と聞くと、「おじいちゃんに買ってもらった。」と言う。おじいちゃんに「どうして買うんですか?」と詰め寄ると、「たまにはいいじゃないか、子どもが欲しいと言うんだから」と、「子どもが欲しいと言ったら、何でも買っていいんですか?」と、思わずキレそうになるけれど、そこはふだん面倒を見てもらっている手前、あまり強いことは言えず、グッとがまんする。こういう場合は、どうしたらいいのでしょうか?
やはり祖父母としては、基本的には親の方針を尊重して欲しいと思います。親が“ダメだ”と言っているのに、子どもに頼まれたからと言って、安易に買い与えているとすれば、それは問題です。
しかし祖父母としては、かわいい孫からねだられると、つい喜ぶ顔見たさで買ってしまう気持ちもよくわかります。ですから、孫は欲しいと言ってきたときは、まず、「お父さん、お母さんに聞いてみなさい。」と言うのがいいでしょう。また、親が決めた額以上は買わないとか、特別な日(誕生日、クリスマス、お正月、お祭りなど)のプレゼントにするなどが考えられます。とおじいちゃんおばあちゃんに教えてあげてください。
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長
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