2019年12月13日金曜日
花だより 腰 痛 ヤツデ
北海道教育大学の神林教授(運動生理学)は、「20歳になるまでに全身持久力をある程度付けないと、将来生活習慣病にかかりやすいとされている。知力、体力をバランス良く育む施策を講じるべきだ。」と指摘しています。
▼△▼腰 痛▼△▼
~長時間教壇に立つ方々にとって、腰痛は職業病とも言われています。歩行なしで立っている状態は、実はとても腰に負担がかかる姿勢なのです。運動不足で筋肉が弱ったり、加齢に伴い椎間板などの弾力性が低下したりするとも腰痛の要因となります。~
私も腰痛で苦しんでいます。原因は運動不足(脚力、腹筋、背筋が弱ってきている)であることは自覚しています。春から夏にかけては、徒歩通勤でしたが、寒くなってきてからは車で来るようになり、デスクワークが続いたのが原因です。
子どもたちには「寒くても外で元気で遊びましょう!」と行っておきながら、自分がこれです。冬になっても、早朝からさっそうとウォーキングをしているお年寄りをたくさん見かけます。体力は、子どもや大人よりお年寄りの方があるかもしれません。
特に北海道は、冬場に運動が制限されることやテレビ視聴時間やゲームの長さが影響しているのではないかと言われています。今の小学生は、昔に比べて一日に1万歩近く歩いていないという調査結果があるそうです。週3時間の体育を6時間にすることはできません。「遊び時間を増やしてぇ~!」と頼まれますが、休み時間を今の倍にすることも現実的に不可能です。まずは、登下校は歩く、冬休みは、家に閉じこもっていないでスキー、スケートなど冬のスポーツを励むことを勧めます。
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長
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