2022年4月21日木曜日

花だより 「精いっぱい」とは? オダマキ

 

  「精いっぱい」 (北見市立北小学校の教育指標)
 「精いっぱい」とは、持っている力をすべて出すという意味です。「精」には「人間のエキスである心、澄みきった光、澄んだ瞳」という意味があります。
 子どもたちが生き生きと活動するとき、真剣に取り組むときは、瞳が輝き、喜びがあふれ、意欲が生まれます。そこで教師は、全ての教育活動に“精いっぱい”を子どもたちの「合い言葉」にして、十分に自己実現できるように支援します。(学校経営要項から)
 “精いっぱい”の取り組みをさせるには
 ①教師は子どもを理解し、一人一人の持つ個性を十分に伸ばしてやること
 ②考えるゆとりある授業により、一人一人が自己の考えや方法を創出できるようにする
  こと
 ③個性的、創造的に活動させ、成就感・満足感を得させるような教育活動を深めること
 ④達成可能な活動を組織し、自己に自信を持たせること
  などが大切になってきます。
 校長室に来た2年生に、「“精いっぱい”てどんなことか分かる?」と聞くと、「たくさん食べること」と答えました。すると、一緒に来た友だちから「それは“腹いっぱい”だろ!」とつっこまれました。
 他に「胸いっぱい」という言葉もあります。歓喜、感動などで心が満たされる。感極まる。という意味です。また、「元気いっぱい」は、はつらつ、生き生き、活き活き、エネルギッシュという意味です。「いっぱい」とは、限度ぎりぎりまでという意味です。
 子どもたちには、分かりやすく「いっぱい遊んで、いっぱい食べて、いっぱい寝て、そして、いっぱい勉強すること」と話しました。

0 件のコメント:

コメントを投稿