今は、PTA総会や家庭訪問の時期ですが、世の中の二極化が進み、ゆとりのある家庭とそうでない家庭に分かれてきました。保護者会にまったく来ない家庭と、よく保護者会に来てすぐ名前のわかる家庭がはっきりとしてきました。
😃問題は保護者会に来ない家庭ですが、「批判」する前にまず「保護者も大変なんだ」と思える優しさが教師には必要です。
👍保護者会に欠席した家庭には、資料を渡すだけでなく、短時間でも電話を入れることです。「今日、○○さんに保護者会の資料をお渡ししましたので、もしわからないことがありましたら、遠慮なくいつでも連絡ください。」と伝えてあげましょう。人は最終的には「優しさ」で動くものです。「理で説き、法で押さえ、情で動かす」一番の「情」です。こうした配慮なくして批判はできません。
👌また、保護者の中には、深い悩みの一つや二つ抱えているものです。面談では、保護者自身の「困っていること」にも耳を傾けることが必要です。そして、悩みした共有した後は、保護者を「ほめる」ことで終わることです。子どもより大人の方が、ほめられることに対していい意味で「不慣れ」なので、効果は「てきめん」です。
👀とどめは、保護者を「お母さん(お父さん)」と呼ばないことです。苗字で呼ぶためには、「注意力」がないとできません。小学校は6年間、中学校は3年間あるので、顔を一度覚えてしまうと人間関係の大きな財産となります。つい「お母さん」と言ってしまいがちですが、保護者は、教師のお母さんやお父さんではありません。その誤解が誤解を呼ぶことになります。「お母さん」と呼ぶのは、学校現場くらいです。
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