2022年4月6日水曜日

花だより 令和は、災害との闘いの時代 オキナグサ

 

 「令和は、災害との闘いの時代だ。」という人がいます。
 大地震のほか、豪雨、豪雪、猛暑などの異常気象の自然災害ばかりではありません。新型コロナウイルス感染は、2年以上も続いて収束の目途が立っていません。それに戦争の危機も迫っています。いざというとき頼りになるのは、「遠くの親戚よりも近くの他人」と言います。
 大震災で一人の死者も出なかった地域があった。
 どこの町内にも世話好きなおばさんがいるものです。集まりには、必ず自分で漬けた漬け物を持ってきたり、早く来て段取りを付けたり、場を盛り上げる話をしたり、町内会には無くてはならない人です。
 同じ震災を受けた地域で死者がたくさん出た地域とそうでない地域がありました。前者は、マンションが建ち並び、大型スーパーがある近代的な地域で、後者は、古くからの商店街を中心とした古い町並みの地域です。この違いは、普段からの近所付き合いにありました。地域住民の結びつきが強い地域では、地域住民が助け合って救助活動をした結果、一人の死者も出さなかったそうです。逆に隣の住人と挨拶も交わさない、顔も知らない。という地域は、災害時に弱いだけでなく、犯罪多発地帯でもあります。青少年の非行率も高いという結果が出ています。世話好きなおばさんのいる自治会を大切にしたいものです。
 

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