2026年9月18日金曜日

花だより 算数・数学の好き・嫌いとAI ジンジャー タマスダレ

 


 AIが数学の未解決問題を解いたことを受け、世界の数学者25名がAIを使って数学の難題を説く行為を非難する声明を発表した。数学は「人類の縮図」と呼び、AI企業の目標とは「著しく隔たりがある」と指摘した。その上で「問題解決は、概念的な理解と洞察という本来の目的を達成するための手段に過ぎない。」とした。
 数学の理解や新しい発想、人材育成という研究本来の目的を損なう恐れがあるとして「科学や数学界に有害だ。」と訴えた。(読売新聞9月13日)
 「ぼくは数学が嫌いだ。A-(ーB)がどうしてA+Bになるのか意味が分からない。」と中1の生徒に質問された。例えば、1日の最高気温が25℃、最低気温15℃なら気温差は25-15=10になる。ところが冬になって最高気温が10℃で最低気温が-5℃の日の気温差は、10-(-5)=10+5=15になる。「こんなことは生活する中でよくあること」と言うと「大人が分数の計算をしたり、三角形の面積を求めるのを見たことないよ。」と反論してきた。
 “そう考える人は、AIを歓迎するだろう。しかし、算数・数学を学ばなければ、人は論理的に考える力、筋道を立てて解決する能力を失ってしまうことになる。”と生徒に説明しても、なかなか響かない?
 数学が得意な生徒は、「答えが出たときが快感だ!」と言う、それは解答を導き出すまでの過程が好きだということだろう。算数・数学きらいにしないことが先生の役目だと思います。

*ウェブバージョンでご覧ください。

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