《心がホットステーション》
“かけ算九九”の 暗唱
2年生が休み時間になると校長室に来て、暗唱した九九を唱えます。最後まで間違えずに唱えられると、ハンコを押して上げます。
小学校算数で最も大事なのが「かけ算九九」です。これができないとかけ算、わり算、分数の計算、中学校の数学で苦労します。ところがこのかけ算九九の暗唱法に手っ取り早い方法はありません。スピードラーニングのように聞いているだけで覚えられるといいのですが、何度も唱えて覚えるしかありません。
トイレに壁に九九の表を貼ってあったり、お風呂に入って、お父さんやお母さんと一緒に唱えて覚えているようです。これは今も昔も変わりません。
「校長先生、わたしね。反対九九できるよ。3×9=27、3×8=24、3×7=21……家でもれんしゅうしてるんだよ!」
「すごいね。それじゃ、36になる九九を全部いえますか?」
「え~と、4×9=36だよ!」
「4×9、6×6、9×4 3つ全部、すぐ出てくるようにならないと本当に九九を覚えたことにはならないよ。がんばって覚えてね!」
「校長先生は、いつ覚えたの?」
「小学校2年生のときだよ。先生もお父さんと一緒にお風呂に入って聞いてもらったよ。」
「へえ~、今も昔も変わらないんだあ~?」
自分の小学校のときを思い出して、お子さんの九九暗唱に付き合って上げてください。2年生だけではありません。3年生以上も必要です。
~上達法~
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