教師が一番多く使うことは、“頑張れ!”です。
ところが、これほど曖昧で具体性に欠ける言葉はありません。言われた子どもは、何をどうすればいいか、わかるでしょうか?
≪指導の言葉を磨く≫
スポーツのコーチが選手を指導するときは技術面をチェックして、改善・矯正に向けた助言をするものです。「頑張れ」とハッパをかけるだけのコーチはいないはずです。
教師の仕事も同じです。子どもと接する全ての場面で「頑張れ」を使わないように心掛けると必然的に適切な言葉を探すようになります。
優れた教師はいろいろな会話の言葉や指導の言葉を持っているものです。「頑張れを禁句にする」とは、頑張れと言わずに子どもの良さを引き出す。そう心掛けることで教師の指導力も高まっていくのです。
(新任教員研修会にて)
公園に咲いたチューリップ
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