2018年5月26日土曜日

花だより キンギョソウ 親がお手本を示す


 子どもが育つ!簡単で大切な50の方法  
                  ジャン・ダーガッツ 著 
 ~マナーの手本を示す~ 
 親は子どもにマナーを教えるだけでなく、お手本を示す必要があります。
 例えば、何かをしてくれたときに「ありがとう」と言っていますか?自分がお手本を示していないのに、子どもにマナーを守るように要求していないでしょうか?
 子どもは親の行動を真似る能力を生まれつき持っていますから、子どもにマナーを教える最も簡単な方法は、親がお手本を示すことです。
 「おねがいします」と「ありがとう」は特別な場だけではなく、ごく普通の状況で使うべき言葉です。
 親がマナーのお手本を示すことによって、「将来、社会に出たときに、いろいろなタイプの人とうまくつきあえるようになってほしい。」というメッセージを子どもに伝えることができます。
 ある母親は息子に「誰に対しても大統領と話をしているようなつもりで話をしなさい。あたなはいつか大統領と会うかもしれないから」と言いました。この母親は子どもが大統領との面会に値する人間になると信じ、子どもの自尊心をはぐくむことによって潜在能力を発揮するように願っているのです。
 「お願いします」「ありがとう」「とても楽しかったです」「失礼します」
 これらの4つの言葉は、子どもが大人になったときに他の人と協調して働く能力を養い、職場で円満な人間関係を構築するのに役立ちます。基本的なマナーを身に付けていると、どんな集まりの中でも礼節をわきまえた行動をとることができます。自分が最高のマナーの模範を示し、子どもに「自分は最高のマナーに値する人間だ」という自覚を持たせましょう。


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