2018年6月17日日曜日

花だより タイセンボク 情緒と形の文明


  4年生が「紫陽花」を描く
 さわやか・しなやか学級(特別支援学級)の廊下掲示板に色の種類が貼ってあります。日本人は、同じ緑でも、松葉色(まつばいろ)、鶯色(うぐいすいろ)、若竹色(わかたけいろ)、苗色(なえいろ)、萌葱色(もえぎいろ)など自然の中で微妙な変化を感じ取り表現しました。春の花見、秋の紅葉狩り、四季の移り変わりの中で生活してきた日本人独特の感性は、欧米とは全く異なる文化を育んできました。
 「国家の品格」の著者 藤原正彦氏は、日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、誇るべき「国柄」を長らく忘れてきた。「論理」と「合理性」頼みの改革では、社会の荒廃を食い止めることはできない。いま日本に必要なのは、論理より情緒、英語より国語、民主主義より武士道精神である。と言っています。日本人の心を失いたくないものです。
 4年生が図工の時間に「アジサイ」を描いています。あじさいは「紫陽花」と書きます。「七変化」と言われるように咲いているうちにだんだん色が変化していきます。青でもなく、紫色でもない、花びら一枚一枚が微妙な色合いと濃さが重なり合って、一つの丸い花になります。そのためか花言葉は「移り気」といいます。
 4年生が、その微妙な変化をどう表現して作品を仕上げるかとても楽しみにしています。

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