2018年6月4日月曜日

花だより スイレン 傘をどうぞ

《心がホットステーション》
傘をどうぞ 下校指導で校区を歩いて回っているとき、雨が降り出してきました。傘の用意もなく小走りで歩いていると、通りがかりの人(北小の保護者の方)から
「校長先生、濡れてしまいます。傘をお貸しします。どうぞ使って下さい。私は家がすぐ近くですから…」と親切な言葉をかけていただきました。
 「走って戻りますから」と言ってお断りしましたが、息も絶え絶えになり、借りておけば良かったと思いました。心がホッとステーションになりました。お心遣いありがとうございました。
朝の日課 交通事故のあった横断歩道のところに立っていると美味しそうなにおいがケーキ屋さんからしてきます。お隣の管理会社の事務員さんは、7時半頃に出勤して、必ず玄関先を掃除してから事務所に入っていきます。街中の老舗の菓子店も朝早くから店先の掃除をしています。銀行でもスーツ姿の行員さんたちが、竹ボウキで掃除をしています。歩いているとぷ~んと香ばしいにおいがしてくるとパン屋さんが近くにあることが分かります。車に乗っていると気づかないことがたくさんあります。いいにおいを嗅ぎ、きれいに掃除をしている人を見ると自然と笑顔のあいさつが出ます。
 砂川市で悲惨な交通事故が起きました。一人一人に“心にゆとり”があれば交通事故は防げるかもしれません。気を付けましょう。“安全で命を大切に” です。

日赤病院前の中央公園の藤棚が満開です。桜、つつじ、芝桜とピンクが続いた後、ライラック、藤、あやめと紫の花が後を継いで咲きます。美しい所作の基本に「季節を感じながら歩く」、「日本人の色感性を見直す」とあります。紫は高貴な色です。そして、藤は女性を表します。(ちなみに松が男性です。)そのときの盛りの花が一番美しい。盛りが短いほど美しく感じます。それを感じるためには、日々の暮らしの中で忙殺されない心のゆとりが大切です。

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