教員は何で評価される?
私もそうだが、子どもたちに分かりやすく、面白い授業がしたくて教員になった人がほとんどであろう。しかし、教員になって分かったことは、授業力は、あまり評価されない。「授業」はできて当たり前だからだろう。しかし、その「当たり前の授業」をどれくらいの人ができているだろうか。
実際に評価されるのは、「何でもほどほどにこなせる力」ではないだろうか。部活動、生徒指導、校務分掌、保護者対応など、これらを「無難にこなすこと」が仕事の目的となっている。
教員は多忙な仕事に追われて、一番の中心である授業をなおざりにしてはいないか。20時を過ぎて教材研究をしていると「早く帰らないと疲れるでしょ!」と言われる。働き方改革の目的は雑務を減らし、本来一番大切にしなければならない授業準備のための教材研究の時間を確保するためにある。
0 件のコメント:
コメントを投稿