朝日小の21年目の出発にあたって
平成と同時に斜里朝日小学校はスタートしました。開校時の「朝日の教育」(学校経営計画)はB5版サイズ、和文タイプで打たれている。朝日は、“新しい学校”というイメージはもうない。赤石初代校長が理想とした学校に、20年経って近づいているだろうか?開校当時の記録をひも解いてみました。
【めざす学校像】
◇子どもが生き生きとしている学校
日々の授業やさまざまな活動の中で、子ども一人一人が充実した喜びや楽しさを感得 し、伸びていく意欲に燃えた満足感の持てる学校にしたい。
◇開かれている学校
子ども一人一人の成長に責任を持つ教師として、自らの実践力を高めるために、謙虚に誰からでも学び、誰にでも開ける豊かな実践をする学校にしたい。
◇視野が広く見通しのしっかりしている学校
広い視野に立って教育思潮を考え、自らの実践が子どもの将来にどのような影響を与えるかという、巨視的なものの見方、考え方のできる学校にしたい。
◇さわやかな挨拶が交わされる学校
挨拶は、人と人をつなぐかけ橋であり、人間尊重の基本的態度である。子どもと子ども、子どもと教師、教師と教師が、朝夕の出会いや別れに、親しみを込めて、さわやかな挨拶を交わされている学校にしたい。
◇保護者の期待と信頼に支えられている学校
教育は人間関係の信頼で成り立つものである。子ども・父母・教師が互いに尊重し合い、子どもの成長を軸に学校・家庭・地域との連携を深め、父母の期待に応え、父母の信頼と愛情に支えられている学校にしたい。
【学校像が求める教師像】
◎健康に気を配る教師
「健全な身体に、健全な精神が宿る」といわれる。教育は体力のいる仕事である。体力は気力(やる気)の根源である。常に自らの体力づくりに心がけ、健康管理に努めよう。(いつまでも若いと思って無理をしてはいけない。休むことも大切である。)
【学校経営の基本方針】
「学校は子どもためにある」「教育は愛である」を基本とする。
1 常に子どもの側に立って、一人一人がいきいきと生かされる教育活動の実現に努める。
2 父母や地域社会の信頼と期待に応え、朝日小教育の創造に努める。
3 新生朝日小教育の基盤の整備と充実に努める。
4 和を基調に信頼と敬愛の念に支えられた教育活動の推進に努める。
【学校の教育目標】
○進んで学ぶこども
○自然に親しみ思いやるのあるこども
○明るく丈夫なこども
○仲よく協力するこども
(現在の教育目標は、平成2年に改訂されたもの)
~開校当時は~
・開校時の児童数は359名だった。
・現在の6年ひびき組の教室は、開校時は、視聴覚教室でアナライザーが設置されていた。
・学芸会は、朝日カーニバル(仮称)とし、陽気な南米のサンバのリズムで
・研究主題は「知識づくり、体づくり、心づくり」だった。
・修学旅行は、5月の末に実施していた。
・多目的スペースをどう活用するか、第1回目の職員会議の議題だった。
・斜里岳登山は、開校時から6年生が登っていた。
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