地方の高校の卒業式
控え室から式場に向かう途中、卒業生が廊下に整列している横を通ると来賓に向かって「おはようございます」という元気の良い声が廊下に響きました。今風のブレザーの制服、女子高生のスカートの丈は短くも長くもなく、落ち着いた様子でした。
式が始まると厳かな中、凛とした立派な態度で式の臨む生徒たちに社会人としてスタートを切る心構えが感じられた感動的な卒業式でした。
式では、卒業証書授与の他に「皆勤賞・精勤賞」の表彰と介護ヘルパーの資格や危険物取り扱い資格、英語検定、漢字能力検定、数学検定、商業簿記検定、情報処理検定、珠算、電卓検定、ワープロ検定、ビジネスマナー検定など各種検定や資格合格者の表彰も行われました。
公立の高校でも、入学者を募集するポスターを作ったり、校長先生が各中学校の回って募集活動をする時代です。控え室では、校長先生から「もっと多くの子が地元の高校に入学してほしい。勉強しなくても高校に入れると思ってもらっては困る。」と小中学校の校長に話がありました。
学事報告には、国公立大学、私立大学、短期大学、専門学校、看護学校、各種学校などの進学内定率、就職(町内)、管内、道内、家業、公務員などの就職内定率の発表もありました。小学校を卒業したら、3年ですぐ高校進学です。6年後は、大学進学や就職など、人生の進路選択が待っています。
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