「働き方改革」 教頭先生の仕事は本当に大変だ!
教員の働き改革で、一番に考えてやらなければならないのは、教頭先生です。教頭の先生の仕事は激務です。毎日12時間を超える勤務時間で、土日も学校に出ることが多い。なり手がいないのも当然です。しかし、誰かがやらないと学校は成り立たないのです。
校長は、「誰もが通る道だ。教頭時代は、自分が学校を回しているという自負があった。」とやりがいを強調する人もいますが、教頭先生を見ていると、精神論だけでは語られません。事務軽減化のためのICTの導入が進んでいますが、安易さがさらに教頭先生の雑務を増やしています。理不尽な保護者対応に悩んでいる教頭先生も少なくありません。加えて、自分のメンタルヘルスが大事なのに、職員室では、教員のメンタルヘルスに目配りと気配りをし、校長を支えなければなりません。過労死寸前です。そして、今はコロナで飲みに行くこともできません。
今年の卒業式は、コロナのため来賓の出席を減らすことになり、良かったと思ったら、例年出している来賓まで、今年はコロナのためご出席を断る内容の案内を30通も出した。という教頭さんがいました。教頭先生の口から、「これって本当に必要なのでしょうか?」とは、なかなか言えない。それでなくても年度末は忙しいのですえ。校長や教育委員会が気を利かしてやるべきでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿