2022年3月3日木曜日

花だより 喜びの種をまく 桃の花

 


 ~いい言葉との出合い~
 「喜びの種をまく」
 心遣いが種まき 
 耳は聞いて喜ぶ  目は見て喜ぶ 口は人をほめて喜ばせ
 手足は 働きによって 傍々を楽にさせて 喜ばす
 喜びの種は 喜びの実となって 我が身に返ってくる
 自分が消極的であれば 逆境を招く 
 自分が明るく積極的であれば 順境は向こうからやってくる
  idemitsu
 つねに好景気が続くものなり、と考えていたから、今度の不況のようなときに取り乱して右往左往するんだ。ぼくはいつも言う「順境にいて悲観せよ」という言葉がそうだ。
 ところが出光は、今みたいにみんなが意気消沈している不況時代に、将来のために積極的にいろんなことを計画している。これは「逆境において楽観せよ」ということだが、この逆境のときに立てた計画は堅実で間違いない。将来必ず変動が来ることがわかっていても、儲かったときにワ~ッとやりたいのが人間だ。
 そこに人間の矛盾性がある。出光で人間尊重と言っているのも、こうした人間の矛盾性をつつしむ、ということだ。
  

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