2022年3月6日日曜日

花だより 面倒だからする パンジー

 

「置かれた場所で咲きなさい」 
 渡辺 和子(元ノートルダム清心学園理事長)著 1927年北海道生まれ 心に響く著者の言葉は、宗教や世代を超えて多くの人の共感を呼び、100万部を超えるベストセラー
 転勤族の教員は、置かれた場所で咲かなければならないのです。
◇面倒だからする◇ 
 日常生活においては、「面倒だからする」ということを大事にする。例えば、玄関で履物をそろえるか、そろえないか、そろえるのは面倒、だからこそするのです。面倒だと思ったときに、一呼吸置いて「どちらがよいか」を選ぶか考えるのです。「これがより善く生きる力」につながります。
 保護者の方には、「今」子どもを喜ばせることばかりに目を向けるのではなく、「将来」の幸せにつながる価値観を伝えることを大事にしていただきたい。子どもの価値観を伝えるのに言葉はいりません。ご自身が誠実に努力して生きる姿を見せることです。私も時に、学生に「シスターは私たちにおっしゃることを実践されていますか」と問われたら、「努力していますよ。」と答えます。一生の努力かもしれませんが、続けていくつもりです。

0 件のコメント:

コメントを投稿