2024年2月5日月曜日

花だより 「個別最適な学び」「協働的な学び」と幼児教育 ナズナ

 

  幼小連携を進めるには、小学校ではどんな教育をしようとしているか理解することが大事です。義務教育で今さかんに言われているのは、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実です。

 文科省は、新学習指導要領に基づいた児童生徒の資質・能力の育成に向けて、ICTを最大限活用し、これまで以上に「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実し、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善につなげるとともに、カリキュラム・マネジメントの取組を一層進めるとしています。
簡単に言えば、幼児教育をお手本にするということです。「指導の個別化」は、一定の目標を全ての児童生徒が達成することを目指し、個々の児童生徒に応じて異なる方法で学習を進めることです。その中で児童生徒自身が自らの特徴やどのように学習を進めることが効果的であるかを学んでいくことです。
 「学習の個性化」は、個々の児童生徒の興味・関心等に応じた異なる目標に向けて、学習を深め、広げることを意味し、その中で児童生徒自身が自らどのような方法で学習を進めていったら良いかを考えていくことです。
 「指導の個別化」と「学習の個性化」 を学習者視点から整理した概念が「個別最適な学び」で、これを教師視点から整理した概念が「個に応じた指導」です。「個に応じた指導」に当たっては、「指導の個別化」と「学習の個性化」という二つの側面を踏まえるとともに、ICTの活用も含め、児童生徒が主体的に学習を進められるよう、それぞれの児童生徒が自分にふさわしい学習方法を模索する態度を育てることが大切です。
 つまり、こども園(幼児教育)でやっていることそのものだと思います。

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