2024年2月27日火曜日

花だより 子どもに悪影響を与えてしまう親の悪習慣  ジンチョウゲ

 

 子どもに悪影響を与えてしまう親の悪習慣
                    上野 緑子(幼児教育ガイド)
 親の生活習慣は様々な形で子どもに影響を与えます。もちろん、いい影響もありますが、子どもは親の鏡と言います。親が子どもに与える性格や生活習慣への悪影響について考え、自分の生活を振り返ってみましょう。
 親の行動がモラルの低下を引き起こす
 例えば、スーパーマーケットなどで、子どもが商品を不必要に触ったり、誤って商品を破損した場合、親が見て見ぬふりをしたり、注意をせず黙認してしまったりすることが子どものモラルを低下させています。親が子どもの手本となる行動をとることは当然のことであり、また、子どもの行動にも責任を持って対処しなければなりません。
 両親の喧嘩は子どもを不安に
 両親が喧嘩しているのを見ると、子どもは自分のせいではないかと悩んだり、親の大声に怯えたりします。自分は親に捨てられるのではないかと思うこともありますので、子どもの前での喧嘩は避けるべきです。
 また、母親は子どもに父親のことを悪く言うのは絶対にいけません。子どもが父親のことをどう思うかというのは、母親の態度に大きく左右されます。子どもに父親のことを悪く言ったり、夫に対してバカにした態度をとったりすると、子どもも父親のことを悪く思ったり、バカにした態度をとるようになります。そうではなく、母親は父親のいいところを、父親は母親のいいところを子どもに聞かせてあげてください。そうすることで、父親、母親に対する信頼感は強くなり、いい親子関係を築くことにつながります。

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