2024年2月19日月曜日

花だより 慎み深く生きる スズナ

 

 ~慎み深いとは~
 肥大した欲望が、個人を、人々を押しつぶしかねない今日の世相です。
 感情をコントロールできない短絡的な行動(最近の悲惨な事件)に唖然とするばかりです。今は「慎み」という言葉は、死語になってしまったのではないでしょうか。
 「慎み」とは、感情の高ぶりをこらえることであり、他人の思わくを気づかうことです。慎みは、心のゆとりから生まれてくるものです。目の前のことだけでなく、先を考える余裕、自分のことだけでなく、周りの人のことを考えるゆとりから出てくるものです。
 慎みある生き方が、結局のところ一番確かな、長続きする道だということを忘れてはなりません。豊かな時代だからこそ、子どもには、我慢することを覚えさせる必要があります。それが自分をコントロールする第一歩です。そのためにも、先ず大人が慎む姿勢をしめさなければなりません。
 これは、ある葬儀のお寺さんのお説教です。何か「慎み深く生きなさい」と言っているなあと思いながら聞いていて、帰ったからネットと調べて改めて「なるほどなあ~」とありがたく心に留めました。

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