2025年11月2日日曜日

花だより 学校の働き改革は、いまだ道半ば アキチョウジ 

 

 学校の働き改革は道半ば 10月24日「読売新聞」から
 日本の教員の勤務時間は短縮されつつあるが、いまだ世界で最も長い状況に変わりはない。2018年の前回調査と比べれば4時間短くなった。働き改革が一定程度進んだと評価できるが、まだOECD加盟国の平均より10時間以上長い。
 長時間労働は、「事務業務」と部活動などの「課外活動」が大きな原因だと指摘されてきた。部活動は地域移行が進んで、前回調査より2.5時間減り5.6時間となった。それに対して事務業務は09時間減にとどまっている。これをどう短縮するかが課題である。教育委員会がそれぞれ別々に行っている調査物の見直しや一元化を進めるべきである。また、業務の外部委託も進めたい。保護者からの不当な要求への対応などは学校以外が担うようにする「スクールロイヤー」の拡大も必要である。
 日本の学校教育は、知識や技能だけでなく、特別活動や清掃活動、給食の配膳など、道徳心を育む「全人格教育」を重視している。これは海外からも高く評価されていて取り入れている国もあるが、教員の負担になっている面は否定できない。学校現場の努力だけでは限界がある。日本型教育の良さを残しながら働き方改革を進めるには、国や自治体、地域それぞれの支援が不可欠だ。外部人材の配置を後押しせねばならない。
 過重労働が敬遠され、教員のなりて不足は深刻な状況だ。待遇や労働条件の改善は、現場に優秀な人材を呼び込み、教育の質を高めることにつながる。
 こども園の先生方の労働環境は、早番、遅番、時間外保育に土曜預かりがあり、学校よりさらに厳しい。昼休みも休憩時間もない、加えてとにかく雑務が多すぎる。 



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