2017年4月28日金曜日

花だより スイートピー なんと立派な平城京

【平成22年度 網走市立潮見小学校 校長室花だより(校内研修資料)】
 なんとりっぱな平城京(710年平城京遷都)
 キャラクターの「せんとくん」をめぐって「仏様への冒涜だ!」などと物議を呼んだ平城京遷都1300年祭りが奈良で始まりました。大極殿や遣唐使船が復元され公開されています。大極殿の柱は全部で44本、国産のヒノキを使用していて1本3千万円するそうです。総事業費はいったいいくらになるか?事業仕分けの対象になっていたら、あの議員はどう言ったでしょうか?
 「大仏開眼」(NHK制作)のドラマを見ました。主人公の吉備真備を吉岡秀隆が演じました。遣唐使として唐の文化を学んだ吉備真備は、朝廷の大仏建立に対し、「わが国にはそんな国力は無い。そんなことをするとますます民の生活は困窮する。」と反対します。
 無駄使いの無駄とは何でしょうか?
 奈良の大仏、東大寺、京都の金閣寺など、当時の血税で建立されたものばかりです。それが今では日本の重要文化財です。札幌に一緒に行った妻は、大丸のバーゲンセールで靴を買いました。これは賢い買い物だと言います。何が大事で何が無駄か?無駄は人件費だと言われたら、やる気もなくなります。

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