~平成12年の作品~
【平成20年度 斜里町立朝日小学校 学校便りから】
***北国に春を告げる***
フキノトウ 2年目ともなると、どこにフキノトウや福寿草が咲くか分かるようになりました。このところの気温の上昇で、クロッカスも咲き始めました。
「校長さん、フキノトウを採って来たぞ。これを食ったらな、冬の間にたまった体の悪い物が全部出るんじゃよ。ちょっと苦いけどな。それがまた体にいいんじゃ。てんぷらにして食べなさい。」
フキノトウの花言葉は「待望」です。
《心がホッとステーション》 ・・自治会総会に参加して・・・
どこの町内にも世話好きなおばさんがいるものです。集まりには、必ず自分で漬けた漬け物を持ってきたり、早く来て段取りを付けたり、場を盛り上げる話をしたり、町内会には無くては成らない人です。
~阪神淡路大震災で一人の死者も出なかった地域があった。~
同じ震災を受けた地域で死者がたくさん出た地域とそうでない地域がありました。前者は、マンションが建ち並び、大型スーパーがある近代的な地域で、後者は、古くからの商店街を中心とした古い町並みの地域だそうです。この違いは、普段からの近所付き合いにありました。地域住民の結びつきが強い地域では、地域住民が助け合って救助活動をした結果、一人の死者も出さなかったそうです。逆に隣の住人と挨拶も交わさない、顔も知らない。という地域は、災害時に弱いだけでなく、犯罪多発地帯でもあり、青少年の非行率も高いという結果が出ています。世話好きなおばさんのいる自治会を大切にしたいものです。
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