2017年8月19日土曜日

花だより ナス 端野屯田の杜花壇② 臭覚とセンス

~平成12年の作品~

【平成24年度 北見市立北小学校 校長室花だよりから】
【嗅覚】“においを感じる” プロ野球オールスター戦 解説者の言葉から
「楽天イーグルス投手田中マーくんの今シーズンの絶好調の要因は、力を入れるところと抜くところを覚えたことにある。プロの一流選手になると、臭覚みたいなものでそれを感じることができる。これは教えられてできるものではなく、その人の持っている野球センスで、言葉ではなかなか説明できない部分である。」(西部・巨人の元投手工藤公康氏の言葉です。)
 これは教師にも当てはまる。教師の仕事は、経験を積むことが大切ですが、児童理解や授業は、その人の感覚(センス)によるところが大きい。「センスがある」と言えば「判断力が優れている」「物の微妙な見極めができる。」「感覚が優れている」「細部の違いまで理解できる」の意味で使われます。このセンスは、持って生まれた部分と後から磨かれた部分があります。
『センスを磨く=研修』 研修とは「研究」と「修養」 修養とは、学問を修め、人格を高めることです。
 教育のことばかり考えていても人格は高まりません。さまざまなジャンルの教養を身に付けるためにも夏休みを有効に活用して見聞を広めてください。


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