2017年8月21日月曜日

花だより ノゲシ 網走花てんと 赤ペン


【平成24年度 北見市立北小学校 校長室花だよりから】
 ■夏休みの出来事■ お盆、実家に帰ったときおそば屋さんで、教え子のお母さんと10数年ぶりに会いました。「牧野先生じゃないですか?けんすけは、この近くの〇〇に勤めているんですよ。2年生のときに描いた絵、まだ玄関に飾ってあるんですよ。」と声をかけられました。
 “ああ~、夏休みに描いたキタキツネの絵だ。”確か?~とてもじょうずにかけました。玄関に飾ってもらって、みんなに見てもらいましょう!~と赤ペンで書いた記憶がよみがえりました。
 日記や図工の作品、テストや家庭学習には、必ず短くてもコメントを書くのは、どの先生もやっていることだと思います。赤のボールペンは、固くてどうも書きづらいので、最近は見られなくなった赤のソフトペン(インク式で先がフェルトになっている。)を使っていました。
プレゼント 誕生日に子どもたちから、赤いソフトペンをプレゼントされましたことがありました。手紙が添えられていて、「まきの先生、いつも赤ペンでいろいろ書いてくれてありがとうございます。赤ペンが太くなってきたので、新しいのにしてください。」と書かれてありました。ソフトペンは、先が柔らかいので、使っているうちにだんだんと太くなってくるのです。当時、1本200~300円だったろうと思います。一人10円ずつ出して買ったものでした。
赤ペンを入れる 間違いの字を正すのはもちろんですが、やる気を喚起するようなコメントを書いたりするためには、自分の感性を磨き、どんな視点で、文章を見たり、作品を評価するか工夫することが大切です。私がそれに気が付いたのは、残念ながら担任を外れた後のことでした。子どもの作品から、自分を磨いて下さい。

見ごろになった ~あばしり花てんと~

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