2017年8月11日金曜日

花だより かき氷 牧草ロール 家庭学習は内容より習慣


【平成20年度 斜里町立朝日小学校 校長室花だよりから】 
 学校評議員の謝花さんが子供のころの話をしてくれました。
 開拓農民で家が貧しく、勉強がしたくてもできなった。進学を諦めていたが、担任の先生が「何とか進学できないか」と親のところに頼みに来てくれて、それで斜里高校の定時制に入り、その後札幌南高の通信教育を受け、高校を卒業し、斜里町役場に就職したそうです。しかし、謝花さんのような人は、今はいないでしょう?
《家庭学習の習慣をつける》
  私が教師になったとき、妹が「お兄ちゃんさ、『子供たちに勉強しなさい』って言っているの?家で勉強しているところ見たことないけど・・・」と言われたことがありました。
 小学校程度の学習内容は、家庭学習をしなくても十分できます。でも、勉強する習慣は、小学校のうちに身に付けておかなければなりません。
 いつの時代も親や教師は、子供の顔を見ると「勉強しなさい!」と言います。自分の失敗を子供に教訓として教えるのです。それが親や教師の役目です。しかし、「勉強しなさい」と言ってもなかなかしません。でも、言わないと全くしません。「勉強しなさい」と言い続けることが教師の役目?です。
 “家庭学習は、内容より、習慣づけすることが大切!”


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