~平成12年の作品~
【平成24年度 北見市立北小学校 校長室花だよりから】
美しい人をつくる所作の基本
夏休み中、夜遅く、小さい子を連れた若いお母さんに会うことがよくありました。その服装や足元、そして、子どもに語りかける言葉遣いに驚かされました。夕食は、ファストフードかファミレスのようです。こうしたお母さんがあと何年か後には、“学校の保護者になるんだ?”と思って見ていました。
見た目で判断するのはよくないことですが、「美しい人をつくる所作の基本」の中に、〇着ているものは、あなたの心をあらわす。〇人物評価は、足元で判断される。〇日常の全ての動作をおろそかにすると心が乱れる。〇よい所作は、良い縁をもたらす。とあります。所作を磨くのが教育です。今の親を指導したのは、私たちの年代ですので、深く反省しています。残念ながら、親を教育する場面は、あまりありません。そんな親に育てたのは、その親(じいちゃん、ばあちゃん)です。かすかな期待を込めて、学校だよりの「シリーズいきいき子育て」に“祖父母だからできること”を取り上げることにしました。
~夏休みの絵日記から~ キャンプや旅行、花火大会を見に行ったことなどが多い絵日記の中で、目に止まったのがこれです。
「7月26日(くもり) きょう、じてん車にのりました。お母さんとのりました。じてん車で遠いところまで行きました。たのしかったです。」
赤ペンでコメントが入っていました。
~「遠い」が漢字で書いています。お母さんに聞いたのでしょうか?仲のいい親子の姿が目に浮かびます。遠いところとは、どこなのでしょうか?~
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