2018年8月11日土曜日

花だより スイカとバナナ 教員免許更新時講習


  《教員免許更新時講習》
 夏休みを利用して教員免許更新時講習が行われている。教員免許も運転免許と同じようになり、講習を受けなければ、教員を続けられなくなった。但し、私より上の人たちは、(生年月日が昭和30年以前)は、永久免許なのだ。
昨年から、北見工大で行われているこの講習の講師を務めている。「国の教育の動向」という講座で硬いイメージなのか、毎年受講生は少ない。今年の受講生は17名でこれでも多い方だという。小学校から高校まで、管内の先生だけでなく神奈川、札幌、帯広の先生もいた。
 受講料プラス旅費をかけての受講である。講師の責任は重い。昨年作成したパワーポイントを見直し、最新の資料提供に努めたつもりだったが、午後からプロジェクターの調子が悪くなり、せっかく作ったパワーポインも水の泡で、昔ながらの大学の講義っぽくなってしまった。
 しかし、受講生は皆さん真面目で最後まで熱心に聞いてくれた。それもそのはず、受講すればいいわけではなく、認定試験が行われるからだ。各25点配転の全部で4問、100点満点中60点以上が合格である。1問目は、「新学習指導要領の改訂のポイントを簡潔に記述しなさい。」、記述式でスペースが限られているのだ、昨年は、裏面にもびっしり書いた受講生がいたので、採点が大変なので、簡潔に書いてくれるように頼んだ。ただし、2~3行でも困る。と言うと、皆さん、きっちりと車が停止線に止まるように書いてくれていた。さすが学校の先生である。
 最後に講座の評価(アンケート)を書いて(マークシート)終了となる。裏返しにして集めたが左側が多く塗られていたので、まずは一安心した。
 遠方からきた高校の先生に「大変ですね。」と声をかけると「部活も休みにして、休暇を取って旅行をするつもりで来ました。」『教員の働き方改革』の話を熱心に聞いていた先生だった。


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