2018年8月19日日曜日
花だより ナス お盆休み
心がほっとステーション(斜里朝日小学校編)
①~お盆の来校者
お盆休み、学校前に1台の札幌ナンバーの車が停まりました。若いカップルが降りてきて校庭のピラミッド(開校10周年記念オブジェ)に向かいました。「これが俺のだ!」と男性が自分のタイルを自慢げに彼女に説明していました。「卒業生ですか?校舎に入ってみますか?」と声をかけたら、喜んで入ってきて、廊下にある写真をなつかしく眺めていました。どうやら婚約をして、その報告に実家に戻ってきたようでした。今度は、子どもに「これは親父のタイルだ」と話に来るそうです。
②~クラス会 お盆休みにクラス会をやることが多いのではないでしょうか?
「50歳になりました。クラス会をやります」という案内が来ました。
行ってみると男性は、ハゲか白髪頭にメタボの腹回り、憧れだった麗しの君の変わり果てた姿に少しがっかりもしました。話題は、高血圧対策と孫の話。その中で、どうしても名前が出てこない人が一人いました。「あの人、誰だった?」と友人に聞いても、「俺も思い出せないんだ?」という返事。近況報告で一人一人にマイクが回ることになりました。その人の順番になって会場が一瞬静かになりました。
「私は、○○です。」(ああ~、あいつだ!?)「私は今、従業員10名の小さな清掃会社の社長をしています。」(へえ~。あいつが?)「私は中学生のとき、担任の先生から、『お前は、本当に真面目に掃除をするなあ。お前が掃除当番のときは、教室がすごくきれいだ。』そう言われたのがきっかで清掃会社に就職しました。そして、数年前に独立しました。・・・」
会場には、同じ教員をしている者もいて、「教師の一言って、人生を変えるものなんだなあ!」と責任の重さを改めて感じました。
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿