2018年8月3日金曜日

花だより ニチニチソウ 敬語のつかい方


   敬語のつかい方 6年生「国語」の授業参観
 修学旅行前日、6年生の教室を覗くと国語で「敬語の使い方」の授業をしていました。敬語をきちんと勉強したことで修学旅行中の6年生の態度はとても立派だったのは、この授業にあったのかもしれないと思いました。普段の学習の成果は、修学旅行などの行事に現れるといいます。4月からわずかな期間でまとめあげた担任の先生方に敬意を表します。 
 どなたですか⇒どちら様でしょうか
 何の用ですか⇒どのようなご用件でしょうか
 こちらに来てくれませんか⇒こちらにお越しいただけますか
 わかりません、知りません⇒わかりかねます
 いません⇒席をはずしております
 どうですか⇒いかがでしょうか
 繰り返します⇒復唱いたします、繰り返し申し上げます
 ちょっと待ってください⇒少々お待ちいただけますか
 ここに座ってください⇒こちらにお掛けいただけますか
 もう一度来てください⇒もう一度お越しいただけますか
 わかりましたか⇒おわかりいただけましたでしょうか
 電話します⇒お電話をさせていただきます
 見せます⇒お見せします、ご覧に入れます
 教えます⇒ご説明いたします
 私が聞きます⇒私(わたくし)が伺います
 電話の声が小さいです⇒少々お電話が遠いようですが
  人に話しかける時は⇒恐れ入ります
 何かしている人に話しかける時は ⇒お忙しいところ、失礼致します
 わかりました⇒かしこまりました 
 人を待たせるときは⇒少々お待ちください
 謝るときは「すみません」ではなく⇒申し訳ございません
 一般企業では、新入社員研修で正しい敬語の使い方をやるそうですが、教員の場合はありません。例えば、
役職名に「○○部長様」などのように「様」をつけるのも間違いです。基本的に役職名そのものが敬称ですから、その上に「様」をつけるのは二重敬語となってしまいます。「様」をつけた表現をしたい場合は、「部長の○○様」と言いましょう。
これが社会人の常識です。
 教科書では2時間扱いのようですが、敬語を2時間でマスターするのは無理です。ねらいは違うところにあるのでしょう。


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