1学期の反省会議
【全校参観日の学級懇談の出席率が低い】
“PTA総会の出席率でその学校の教育力が分かる”
どこの学校でもPTA総会の出席率が低いことが悩みです。「PTA役員から、他校でやっているように学級懇談と総会を入れ替えてはどうか?」という意見が出て、先に総会をするようになって、総会の出席者が多くなりました。その分、“学級懇談に残る保護者がさらに少なくなったのでは?”という反省がありました。
P役員会では、「懇談を先にやっていたときも学級によって多い少ないがあった。」「担任の声かけでだいぶ違う。」「総会は規約に則り行わなければならないもの。時間を決めて、効率よく短時間で終わるような工夫をする。」という意見がありました。“学級懇談をとるか?総会をとるか?二者択一”ではなく、それぞれ工夫する余地はあるように思います。P役員会でも検討します。
【参観日の親子レクは?】
参観日の出席率が低いのでレクでもすれば集まるのではないか。同じ学級でも親同士面識がない。土日でも休みではない保護者がいる。などの理由から、参観日に合わせて親子レクをやるようになった。また、学級Pの役員さんも前年度踏襲でこれまでやってきたというのが経緯だと思います。参観日の趣旨からすると、どうでしょうか?
PTA役員からは「参観日では、国語や算数の普通の授業を見たい。」という意見もありましたので、P三役から各学年・学級P役員に伝えてもらい検討してもらうことにしました。
【全校朝会の日課】日課を変える前にできること
これまでは、体育館に行くとすでに集合・整列が済んでいて、すぐに始まっていたように思いますが、集合・整列に時間がかかっているように感じます。日課を変えなくても、◇8時○○分までには、体育館に集合する。(学級指導の徹底)◇進行する児童会は、事前にリハーサルなり、打ち合わせをして、進行をスムーズにする。◇全校朝会のあるときの職員長会は、簡単に済ませる。◇校長は長話をしない。など工夫をすればできます。
【運動会の反省】 保護者目線で見る!
◇「フライング」について、保護者はよく見ています。フライング気味でスタートした子が一位になろうものなら、「えっ?何よ!」と大ブーイングです。ルールと指導を徹底することです。
◇リズム運動(遊戯)は、運動会の楽しみの一つです。特に低学年は、ビデオやカメラ撮影に多くの保護者が集まります。しかし、「毎年同じ踊りなの?」という保護者が多くいるとは思えません?
「よさこいソーラン」の常連に「平岸天神」があります。何度も大賞に輝いています。常連組の踊りは飽きられたという評判もありましたが、他のチームが衣装や演出を凝る中で、平岸天神は、一人一人の踊りの完成度、ダイナミックでシンクロナイズされた動きで勝負しました。まずは一人一人が真剣に一生懸命、精いっぱいの踊りを見せることが基本だと思います。
4月の学級開きから、運動会を目標に学級づくりをします。学級の実態を踏まえ、運動会では、こんな力を付けさせたいと担任なら考えるものです。運動会は教師力を示す場面です。
【職員会議】 普段からの課題意識とコミュニケーションが大切
教職員の入れ替えが多くなると、前年度踏襲ではいかなくなります。新しい意見や考えを取り入れることが大切です。しかし、時間が限られています。短時間で効率よく会議を進行するために、事前にアンケートを取り、各分掌で課題を明確にして職員会議に臨むことです。議題の調整(教頭先生への事前報告)が大事になります。
町の議会では、紛糾すると一時休会にして、担当者で話し合いが行われます。それは議事録には記載されません。これを「根回し」と言いますが、こうした調整も大事なことです。「叶う」とは、口で十回言うこと、提案は、普段からいろいろな場面で口に出して言っておくことです。
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