“勉強しない教師・指導力向上の意欲低く”
🤷♂️~歩き回る児童を注意できない、黒板を見つめ続け児童の方を振り返らない、授業中に騒ぐ児童を廊下に追い出す。~ 道内の教師の間でも「指導力不足の先生」の話題は尽きない。こうした問題教師は若手だけではなく、意外にもベテランも少なくないという。札幌市内の教頭は、「子どもや保護者、社会が変わっているのに、ベテランは昔の教え方に固執する。教科書を復唱させるだけの指導は通用するわけがない。」と指摘。別の教師は、「一校に一人くらい問題教師はいると思う。」と言う。
「教頭が変われば、職員室が変わり、教師が変わる。」道立教育研究所で、道内から集まった教頭に向けて繰り返し呼び掛けた。研修は教頭の学校経営力の向上が狙いだが、会場には「校長に『人が集まらない』と指示されて来た。」と、あくびをかみ殺す姿も見られた。研究所では、能力向上に向けた研修講座を行っているが、定員が埋まらないことも多いという。
🤦♂️道北のある校長は、「教師自身が勉強しないのだから、子どもの学力が上がるはずがない。」と言い切る。教育技術を学ばなければ、教師は自らの子ども時代の授業を思い出すなど、我流で教えるしかない。「大学時代より教師になってからどれだけ学ぶかが大切。優れた指導法を学ぶ研修は重要だ。」と説明する。
「学ばない教師」が多い理由について、札幌市内の教師は、「子どもたちの成績が悪くても、原因が明確でないから」と指摘する。教師の能力だけでなく、家庭環境や子どもの学習態度など「責任転嫁する先はいくらでもある。」というのだ。別の教師は「腹の中では、『子どもの学力を上げても給料は変わらない。』と思っている教員は多い。」と打ち明ける。
😃一方で、教育技術を上げようと自主的に集まる教師もいる。函館市内、民間の研究団体「授業づくりネットワーク」が主催する研修会に道内外から120人を超す教師が集まった。参加した年配教師は、「今まで自分がいかに単調な指導をしてきたか教えられた。」と話した。2日間で参加費は9000円で、交通費や宿泊費は別。自己負担の研修は決して安くはない。道立研究所の一人は、「自腹の研修にそんなに集まるのか?」と驚く。身銭を切って勉強しようとする教師もいる。(読売新聞の記事より)
😢オホーツク管内の研究団体協議会の実践交流会に16の研究団体がそれぞれの活動内容や研究内容を発表し、会員獲得のPRを行っている。それぞれの研究会とも会員獲得(特に若い先生)に頭を悩ませている。会費は2000~5000円。活動は主に土日、手弁当で研修会に参加する教師は、当管内でも少ない。
👀今は、必要な情報はネットで手に入り、集まらなくてもZOOMで事足りる時代になった。教師の研修も根本的に変えなければならない時代なのか?
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