「和顔愛語」
長く筑波大学附属小学校で教鞭をとられていた坪井先生の退官を記念して、本が出版されました。
~授業がよいものであるように精進すること。伝統ある「教育研究」誌へ研究の発信をすること。さまざまなところでの講演や授業。こんな仕事がひっきりなしにやってくる。授業の工夫、文章の書き方、講演の話し方、これらが常に問われるのである。そんな体験がたくさん活字になって残った。それらの中からエッセイ風に書いたものだけを東洋館出版社のご厚意でまとめて、出版していただけることになった。400ページに近いものになって、駄文もあり、恥ずかしさを顧みずここに載せることにした。
👀「和顔愛語」とは、私の好きな言葉で、仏教用語の教えである。教育の世界にはよい言葉だと思う。先生の和やかな顔は、子どもを安心させる。躊躇無く子どもに対応でき、優しい言葉がけができるのは先生の資質として大切な事である。これは私の心がけでもあった。こんなことが自然にできるようでありたいと思う日々である。~
😃なるほど言われる通り、仏様の顔(仏像)は、優しくうっすら微笑んでいるように見えます。I先生は、いつもニコニコしていて笑顔が素敵です。そんな先生の表情が少しでも曇っていると、「何かあったかな?」と心配になります。子どもは、担任の表情を敏感に感じるものです。また、表情や性格が親子で似ているのと同じように、担任と子どもたちも似てきます。仏様の局地に達することはできなくても、優しい笑顔を心がけたいものです。
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