子育て応援団 「6ポケット」
子どもの数が減り、少ない孫を祖父母はとても大切にしています。両親に祖父母を加えて計6人の「6ポケット」というように、一人の子どもにたくさんの支援が集まります。そのこと自体は良いことです。しかし、時に加熱してしまい、お節介やトラブルになることもしばしばです。
子育てをするのは基本的に親の役割と責任であり、祖父母は良いサポートやアドバイスをする役割を担うべきです。反対に、祖父母に頼りすぎの親も問題です。お互いに子どもが可愛くて大切に思っているので、いろんなことをしてあげたいと思いがあふれています。素敵なことである反面、何事にもバランスが大切です。社会の変化や子育ての常識も変化しているので、昔と今の子育てについてすり合わせが必要です。
親と祖父母が対立する必要はありません。子ども家庭庁の提唱する「こどもまんなか」という理念が社会に浸透し始めています。子どもを真ん中において、親と祖父母が一緒に話をして、丁寧に関わる手数を増やすことです。お互いが「子どものための良い環境」を意識することが大切です。 小崎恭博 大阪教育大教授(牧野要約)
親と祖父母が対立する必要はありません。子ども家庭庁の提唱する「こどもまんなか」という理念が社会に浸透し始めています。子どもを真ん中において、親と祖父母が一緒に話をして、丁寧に関わる手数を増やすことです。お互いが「子どものための良い環境」を意識することが大切です。 小崎恭博 大阪教育大教授(牧野要約)