「義務教育学校」 小中一貫教育広がる
改正学校教育法が制度化されてから、小・中学校9年間の教育を一つの学校で行う「義務教育学校」が増えています。小中一貫教育は、中学校に進学して環境変化になじめず不登校になる「中1ギャップ」の解消などに効果があるとされています。義務教育の9年間をこれまでの「6・3」制の枠にとらわれず、例えば「4・3・2」制のように区切ることができるので、柔軟な教育課程を編成することが可能になります。
オホーツク管内の小中学校は、現職時代に約180校ありましたが、少子化により、今は120校あまりに減少しました。小学校と中学校それぞれ1校しかない町が多くなり、それもほとんどが学年1~2学級の小規模校です。地元の高校に進学すると、保育所・幼稚園から高校まで、15年近く同じ顔触れで過ごすことになります。中1ギャップは、本当にあるのか疑問です。
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