「食育」がどうして必要なのか?
本来は家庭ですることと思っていませんか?日本人の食生活の現状は、大変なことになっています。読売新聞に掲載された記事「食・ショック」を思い出しました。
カップラーメンとレンジでチンするご飯の夕食。煮炊きしない家庭、好物をバラバラに食べる家庭など、家庭の変化が食生活を変えています。「和食の柱、『米と汁』の存在感が薄れ、おかずばかり目立つ」 これが現代の食卓の問題です。
「一汁三菜」:ご飯とみそ汁、おかずと香の物で成り立っていた庶民の食は、高度成長を経て急速に崩れていきました。銘々皿が大皿盛りになり、学校給食の影響でパンに焼き魚と牛乳が並ぶ。清涼飲料水のペットボトルが汁わんに取って代わった。栄養のバランスのとれた「和食」の伝統が消えつつあるのです。
変わる文化と習慣:ホテルの朝食バイキング~中年の太った女性は、ダイエット中なのかトーストとコーヒーだけ。その隣のスレンダーな白人女性が、ごはんとみそ汁、焼き魚。箸を上手に使い、やきのりでご飯を丸めて食べている。日本はそういう国になりました。
家庭でできなくなったことを学校で「食育」としてやらざるを得なくなりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿