【斜里朝日小学校 学校便りから】
《心がホッとステーション》
第27回オホーツクサイクリング2008 7月19・20日 本校女性職員2名参加無事完走!
道内をはじめ道外から多数の参加を得て(約800名参加)、スタートラインのカニの町「雄武町」からホタテとカーリングの町「常呂町」(現北見市)を経て、世界自然遺産の知床の玄関口「斜里町」までの3市7町にわたる212㎞のロングランコースをオホーツク海の香りや知床の山々を楽しみながら走破するイベントです。今年は残念ながら小雨降る生憎の天候でしたが、本校から参加した児童、職員は無事完走を果たしました。
この大会は、順位やタイムを競うものではありません。「友情と交流の輪をより広げよう」をモットーにコース完走の喜びと、遠来の友との再会に感動するイベントです。
前任の若松小学校の児童5・6年生4名と職員、PTA総勢13名が今年も参加したので、ゴールで待っていました。その中には、異動して今は別の学校に勤めている職員もいます。
また、年配の参加者が多く見受けられます。「参加してよかった。また来年も参加したい。」そんな思いにさせるのが、このオホーツクサイクリングなのです。
《シリーズ「いきいき子育て」》 「母 の 品 格」より
~子どものしつけに「自由」は役立たない~
「自由」は確かに素晴らしいのですが、欠点があります。例えば「よいと思うことは一生懸命やりましょう。」とか「悪いことをしてはいけません。」ということを子どもにしつけようとするときに、自由はほとんど役に立ちません。場合によってはそれが妨害することさえあります。
「よいと思うことは個人によって違うのだから、一律に決めつけることはできません。それぞれがよいと思うことを自由にやればいいじゃないですか?」これでは子どものしつけになりません。何かシラケた気持ちになってしまいます。「人に迷惑さえかけなければ個人の自由なんじゃないですか?」こう言われたら、人に迷惑をかけるということはどういうことかということから説明しなければなりません。こんな考え方が広まってきて「勧善懲悪」(かんぜんちょうあく)という言葉が死語になりかけています。善いことを勧めて悪を懲らしめるという意味です。昔ならかけ値なしにそれはいいことだという土壌がありました。だから昔の映画やマンガは、全て勧善懲悪のストーリーでした。
家庭で子どもに教える基本は、「よりよく生きなさい」ということです。しつけるとは「仕向ける」ことです。自分の好きなように自由に生きていきなさい。」などといって、方向を示してあげないのは無責任です。
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