2016年7月28日木曜日

花だより 夏編(17) 日々草 相談したくなる親 


【19年度 斜里朝日小学校 学校便りから】
 《心がホッとステーション》 
 お盆休み、学校前に札幌ナンバーの車が停まりました。若いカップルが降りてきて校庭のピラミッドに向かいました。「これが俺のだ!」と男性が自分のタイルを自慢げに彼女に説明していました。「卒業生ですか?校舎に入ってみますか?」と声をかけたら、たいそう喜んで、廊下にある写真をなつかしく眺めていました。どうやら婚約をして、その報告に実家に戻ってきたようでした。今度は、子どもに「これは親父のタイルだ」と話に来て下さい。
 
《シリーズ「いきいき子育て」》
 ~子どもが相談したくなる親は、どこがちがうのだろう~
 人は愛され理解されたがっている存在です。理解されないときの不満がたまるとキレることもあります。突然子どもがキレたとき、本人も親も理由がよく見えず、怒ったり苦しんだりしますが、理由はあるものです。
 日頃から相手の話をじっくり聞く、同じ目の高さで考える、深い関心を払う、といった姿勢を親が身につけることで子どもは親に愛されている実感を得ることができます。
 子どもは愛されていると感じるとき、安定した気持ちで問題に立ち向かうことができます。そして、不必要に攻撃的にならず、他者や問題を受け入れることができると大きく成長するのです。
***子どもが愛されていると実感できるコミュニケーションをする***

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