【平成19年度 斜里朝日小学校 学校便りから】
《シリーズ「いきいき子育て」》 ~夏休み 気をつけたいこと~
酒・タバコぐらいは大したことではないと思っていませんか?
×子どもの飲酒・喫煙は絶対に許さない!×
20歳までは、心と身体の成長のために時に大切な時期です。未成年者は急性アルコール中毒になりやすい、未成年でたばこを吸い始めた人は、大人になってからの人よりも肺ガンにかかりやすいなど、子どもの飲酒・喫煙が多くの悪影響を及ぼすことが医学的に明らかになっています。また、飲酒・喫煙は子どもの生活の乱れを招き、非行に走るきっかけになったり、薬物乱用などのさらに危険な行動につながる入り口でもあります。
親は、子どもの飲酒・喫煙から目を背けたり、大したことはないと許したりせず、きちんと注意し、法律で禁止されていること、身体に害があることを、子どもが納得するようによく話して聞かすことです。
裏付けるデータとして保護者の許容性(たばこを吸う)保護者約2000人を対象にした調査では
55歳以上の親は、[成人になったら許す~75%][何歳でも許さない~25%]に対して、若い親ほど、許容性が下がっていきます。35歳以下の保護者では、[中学生なら許す~1.1%] [高校生なら許す~5.6%][高校を卒業したら許す~30%][成人になったら~53.3%]
[何歳でも許さない~10%] となっています。
学校は、校舎内全て禁煙になっています。
《心がホッとステーション》
今年教員になった教え子に、「夏休み中に遊びに来なさい。」と言うと「休みは、実家の手伝いに行ってきます。」と言いました。
美幌の田中小学校の教え子です。小学生のときに「明日から楽しい楽しい夏休みですね」と言うと「先生、何にも楽しくないんだよ。だって家の手伝いだもん」と言った子です。
高学年ともなると働き手なのです。高校、大学のときも休みになると家に帰り手伝いをしていたそうです。小学生の頃は、いやいや手伝いをしていた子も「父さんも母さんも、ばあちゃんも歳をとってきたし、大学に行かせてもらったのも親のお陰だから・・・」という教えの子の言葉に大変感動しました。勤務先の校長先生からは、「今時の子にはめずらしくとてもしっかりしていて、いい先生になるでしょう。」と言われて、うれしくなりました。
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