2016年7月21日木曜日

花だより 夏編(12) ヤマユリ お得意様サロン

 【斜里朝日小学校の学校便りから】
 《心がホッとステーション》 お得意様サロン
 「この学校は、お茶がさっと出てきますね。」と学校に出入りする業者さんから言われました。学校の善し悪しは、こんなところでも評価されます。
 ある先輩校長が、「いろいろな学校を回ったが、電話の対応、子どもたちのあいさつ、玄関の様子、先生方の対応、職員室の整理整頓の様子を見るとその学校の教育レベルが分かる。」と言っていました。常に来校者に好印象を持たれるように注意したいと思っています。
 ~家庭訪問お邪魔しました~
「担任に言いたいこと、全て言いましたか?」言い足りないことがありましたら、校長室の戸はいつも開いています。どうぞ気軽にお越し下さい。
 読み聞かせサークルの方に「校長室へどうぞ」とお誘いしたら、「緊張しますから」と断られました。PTA役員にも「校長室は、叱られるときに入るものと思っていますから・・・」  
 校長室は、「お得意様サロン」ですから・・・

 《シリーズ「いきいき子育て」》   ~自立を支援する~ 
 子どもの進む先の障害物を先回りしてどけたり(過保護)、一歩一歩にあれこれ指示をしたり(過干渉)するのではなく、子どもが好きな物を見つけるまで待ち、できるだけ子どもの力を信頼し、それを見守り、力づけましょう。あれこれしないで見守ることは、モノを買ってやったり、何かをしてやったりするより、ずっと難しく愛情がいることです。
 また、親は自分が子どものために考えたことは正しいと思いがちですが、必ずしもそうとは限りません。自分の思いや考えを押しつけるのではなく、「あなたはどう思う?」とまず子どもの言い分をじっくり聞き、子どもの気持ちをしっかり受け止めてから、「自分はこう思うけれど」と、一緒に考え一緒に学んでいく姿勢が大切です。
  子どもが自分で考え、勇気をもって行動し、達成感を味わう、または失敗から学び強くなるチャンスなどを子どもから奪わないように気をつけましょう。    ~過保護や過干渉はやめる~



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