【19年度 斜里朝日小学校 学校便りから】
《心がホッとステーション》
「校長先生の『校長室花便り』いいですね。」とあるお母さんから言われました。たとえ挨拶代わりの社交辞令であっても、うれしいものです。ましてや子どもは、褒められるとやる気が出ます。やる気が出ると成績が上がります。成績が上がるとまた褒められる。するとますますやる気を出して頑張ります。ところが、怒られるとやる気を失います。やる気がないと成績も下がります。するとまた怒ります。するとますますやる気をなくします。どっちの回転になるかは、まず「褒める」か「怒る」かがポイントになります。「怒る」(感情的)と「叱る」(さとす)は違います。ときには叱るときもありますが、やる気を起こさせるような叱り方が大切です。
「校長先生、あのね。昨日のテスト80点だったんだ。」4年生の子が、ちょっと悔しそうな顔で言いました。「いつも100点だったら、先生は教えることがなくて困るから、1つか2つくらいはまちがってもいいよ」と言うと「わかった。これからいつも80点とるよ。」と言いました。「ダメダメ、100点とらないと・・・」
《シリーズ「いきいき子育て」》
~ずいぶん厳しく叱られたけど今ではそれに感謝しています~
いけないことをいけないことと思わない子どもが増えています。「自分さえ良ければいい」「ルールを守らない」という人は、なかなか人から信頼されないものです。間違った行いは本気で叱り、その場で正すことが本当の愛情です。「自分の子だけ良ければいい」という考え方(自子主義)は止め、叱るときには何がいけないのか、理由をきちんと伝えましょう。また、気分や感情に流されず一貫性をもって叱ることも大切です。そして、親自身もルールに反することはしないように気を付けましょう。子どもに信頼され、尊敬される親であり続けるためにも大切なことです。
家庭の教育力をどう高めるか?教育再生会議で問題になっていますが、「国が家庭教育に介入するな!」という意見もあるようですが、何もしないと何も変わらないと思うのですが・・・
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