2016年7月31日日曜日
花だより 夏編(20) かき氷 携帯電話
【19年度 斜里朝日小学校 学校便りから】
《心がホッとステーション》
***人は見かけによらぬもの***
町内にある温泉に行ってきました。
熱い湯につかっていると、サウナから出てきた人が水風呂にザブンと飛び込んだのです。潜ったまま10秒くらい経ってやっと浮かんできました。大柄で短髪、金のネックレス、こわそうな顔。これはまずいと思い、視線を合わさないようにして熱い湯に我慢して入っていました。
すると水風呂から出ると他の客に声をかけ、背中を流し始めたのです。(知り合いか?そうでもないらしい。)次にシャンプーを並べ、シャワーを元に戻し、風呂桶を片づけだしました。(従業員か?そうでもないらしい。)
最後には、床のアワをお湯で流して、「お先!」と言って出て行ったのです。一連の行動を熱い湯の中で見ていたので、すっかりのぼせてしまいました。“斜里にはすごい人がいる”とすっかり感心しました。反面、見る目がない自分を反省して見習いたいと思いました。
《シリーズ「いきいき子育て」》
しつけは、子どもへの大切な贈り物~携帯電話やパソコンは使いよう~
出会い系サイトによる犯罪が多発!
親の知らないところで子供が危険にさらされている!
携帯電話やインターネットは、使い方一つで、役に立つ道具にもなれば、子供の身を危険にさらす道具にもなります。外の世界とすぐに情報がつながることは、見知らぬ危険な世界と子供が直結することになります。
子供が使用したいと言ってきたときこそ、話し合いのチャンスです。「なぜ使用したいのか」などについて、親子で話し合い、納得した上で、使う・使わないを決めましょう。
使うときは、例えば、フィルタリング(*) 機能を設定する。携帯電話は寝るときは部屋に持ち込まない、夜10時以降は使わないなどの使用場所や使用時間、使って良い目的などについて、それぞれの成長段階に合ったルールを家庭で決めましょう。特に出会い系サイトには要注意です。
性への関心が高まる高学年の時期には、隠しておくのではなく、きちんと危険性を親の方から話しましょう。また、マナーモードの使用などの公共のマナーや知らない人には個人情報は教えない、知らない人とは会わないなど、危険から身を守る方法についても、親がしっかり教えることが必要です。ただ問題は、親がその実態を知らないことです。
ウエブやメールなどのインターネットによるコミュニケーションでは、顔が見えない相手とのやり取りになるため、ちょっとしたことが原因でトラブルに発展してしまうことがあります。また最近では、個人が特定されるような書き込みで、悪口が書かれたメールが送られたりする「ネットいじめ」などの例もあります。顔の見えない者同士のやり取りには危険をともなうことがあったり、そのつもりでなくても相手を傷つけてしまうおそれがあります。
*携帯電話やインターネットを使わすかどうかは、親の判断です。責任は全て親にあります。
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長
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